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中学生雨宮祐一の事件日記2
作:神宮寺 カシム



第7話 宝探し


・・・・みんなのところに戻った。
「ご苦労様ゆーいち」
「ああ」
桜が言った事に頷いた。
「どうだった?」
守本が聞いてきた。
「犯人が自殺したってことで片がついた。」
「そーなんだ」
守本が言った。
「なんか納得出来ないな」
結城が言った。オレだってだ。
「ともかく帰ろう。もう遅い」
剣次が言った。
「ああ」
オレは頷いた。出口に向かって歩き出す。途中オレは老人とすれ違う。服の肩の部分が少し破れている。被害者の一人か・・・・ふう・・・・なんか辛いな。


オレ達は光一の家に帰った。
「ただいま」
ほとんど自宅と同じような感じ
「おかえり」
ん?
「何読んでんだ光一」
なんか資料らしきものを読んでいた。
「この島に伝わる伝説の話だよ。」
伝説ねぇ
「どんな話?」
興味津々な感じで守本が聞く。
「金塊がなんとかって話さ。昔ここに逃げてきた外人がいてな、成り行きでここに住む事になったんだ。その男は沢山の金塊を持っていてこの島に富をもたらした。だがある日その噂を嗅ぎつけた海賊が襲ってきた。沢山殺されたそうだ。海賊を追い返した後、金塊を巡って争いが起こらないように金塊をかくした。って話なんだ。」
悲しい話だな。その話が本当だとして隠してあるとしたらあの洞窟だな。
「祐一、行って見ようぜ」
何言ってんだこのバカは
「なんで」
「見つければ、スーパー金持ちも夢じゃない。」
ハァ・・・・まあいっかどうせ帰るのは明日の予定だし暇つぶしにはいいだろう。
「よし、行くぞ。」
「んじゃ、みんな行ってくるよ」
「おお気をつけろよ」
「ああ」
剣次の言った事に頷いてから出発した。


「・・・・相変わらず微妙なところだ。」
オレが言った。
「相変わらずってここ知ってんのか?」オレは典についていって着いってついた場所は昨日の洞窟の入り口の反対側の入り口だった。
「そりゃ小さい頃何回も通ったからな。昨日だって反対側からだったけど途中まで通ったし」
「昨日?それならオレと雫も通ったぞ」
・・・・もしかして
「「昨日の声ってお前達の声だったのか」」
声を合わせて言った。
「びびってた桜がバカみたいだぜ。」
「雫にしても同じことが言えてるな」
二人に聞かれたら素晴らしいコンビネーションで殺られるだろうな


しばらく歩いた。そして昨日例の通路がある場所についた。いや、あった場所と言ったほうがいいかもしれない。その穴は消えていた。
「なぁ、典昨日ここに穴は会ったか?」
「イヤ、無かったな」
「オレと桜は見たんだ。」
「それならオレと雫は見て無いぜ。」
むう。何か仕掛けがあるな。
「・・・・」
「なぁ祐一」
「なんだ?」
「オレ達、昨日同じ洞窟にいて同じような失敗したよな」
お互いの声に気付かず。びびったって話か
「ああ」
「もしかしたら剣次達が何か偶然でもしたのかもしれない」
なるほど
「よし、剣次達に協力してもらおう」


一度洞窟から出た。そして典のケータイで剣次に連絡して、協力を得ることになった。剣次が昨日やっていた事を聞くと岩に座って釣りをしてたと言う。だから剣次と守本に同じようにやってもらった。そしてさっきの場所に戻った。
「やっぱりな」
そこには穴があった。多分剣次が腰掛けている岩がスイッチになっていたんだろう
「よし、行こう」
オレ達は先に進んだ。


・・・・先は下りの階段みたいになっていた。最深部に辿りついた。下は丸太を束ねたものになっている。オレは上を見上げる。大分高いな。どーなってんだ?やっぱり金塊の事は冗談だったのか?
「祐一、また後でこよう。」
「何で?」
「オレに考えがあるんだ。」
典の考えてることはさっぱりわからなかった。












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