とある少年の日常 第十三話
今日も、俺は誘われて先生の部屋に向かった。買い物してるから先に部屋に入ってて、ということでこっそり鍵を渡されている。さすがに他の人に見られるのはマズイから、一緒に買い物するってわけには行かないよな。
マンションのドアを開けると、クリーム色の家具がお出迎え。そういえば昨日風呂に入って無かったから、またシャワーでも借りようか。てきぱきと服を脱いで、ユニットバスに入る。あ、今日こそ一緒に入ればよかったか。まあいいか。二人で入るにはちと狭いし。
シャワーが終わって、ソファーで一息つく。テーブルの上に、先生にはあまり似つかわしくないものが置かれているのを見つけた。タバコの箱だ。まあ、オトナの女だし、タバコぐらい吸っても罰はあたるまい。……でも、似合わないな。
「ただいま」
玄関の方を見ると、先生が両手に買い物袋を下げて靴を脱いでいた。
「お邪魔してます、先生。あ、シャワー先に借りちゃいました」
「そうですか。新しいシャンプー買ってきたんですけど、また今度にしましょう」
袋の中から、いろいろと取り出していく。今日の夕飯の材料はもちろん、さっきのシャンプー、歯ブラシ、男物のパジャマ、替えの下着、等々。
「あ、先生、さすがにこれは」
「いいんですよ。これからも、ちょくちょく泊まっていくでしょう? 必要なものは揃えないと」
なんだか、やけに嬉しそう。
「晩ご飯の準備しますから、パジャマ着替えてて下さい」
そう言うと彼女は上着を脱いで、壁に掛けてあったエプロンを手に取った。
……至れり尽くせり。こんなんでいいのか俺。キッチンに軽快な包丁の音が響き、俺はとりあえず先生が買ってきたパジャマに袖を通してみた。ゆったりサイズで申し分なし。俺は、ソファに腰掛けて、料理ができあがるのを待った。
まあ、そんな早くできるわけでもないか。
「今日はカレーですよ」
うっひょう。庶民的。いろいろ刻んだものが鍋に放り込まれる音。それはぐつぐつと煮え立って、俺の食欲をそそる。まだルーの投下前だってのに。俺は居ても立ってもいられなくなって、俺はキッチンに向かった。鍋の前で、丁寧にアク取りしてる先生の後ろ姿。いい嫁さんになるぞこりゃ。
「ごめんなさいね、ちょっと時間かかりますから」
そう言って、またアク取りをしはじめた。炊飯器の蓋から、水蒸気がゆらゆらと舞い上がっている。
「センセ」
きゃ、と先生は小さな悲鳴を上げた。
「もう、瀬織君、先生はお料理作ってるんですよ」
俺は、先生の後ろから、その豊満な胸を優しく味わっていた。
ふかふかな弾力は、とても俺の手に収まらない。ゆっくりと、やさしく揉みしだく。
「あ…………だめ、です……」
次第にふくらみの先端が堅くなっていくのを感じた。
ブラのワイヤーが邪魔だな。俺は背中のホックを、ブラウスの上からそっと外す。俺の得意技。慣れりゃ簡単。ブラの肩紐をブラウスの上から器用に下ろすと、再び、その胸に手を這わせた。薄生地一枚を隔てて感じる彼女の体温。俺は執拗にその柔らかなふくらみを堪能し、先端をくすぐった。
「だ……め……」
そっとうなじに唇を這わせ、耳に息を吹きかける。先生の手は止まったまま、ほとんど後ろの俺に体重を預けるようになってしまった。
「先生、ちゃんとかきまぜないと、火の通りが偏りますよ」
ようやく、先生の手に動きが戻る。
「瀬織君……意地悪です……」
半べそ気味に、先生は訴えた。
そんな事はお構いなしに、俺は愛撫を続けている。
「ぃゃっ……」
「いや?」
「ぁん……お鍋、焦げ付いちゃい……ます……」
先生の腰には、俺のものが布越しにぴったりとはりついてた。
「やわらかくて、あったかい。とっても、きもちいいです」
「あっ…あっ…ぃやっ………せおり……くん……だめ……」
ぱっと、手を離すと、先生は、完全に力を抜いて俺に倒れ込んだ
「もう、いじわる……せんせい、こまります」
「ほら、もうルー投下してもいいんじゃない?」
先生は、気を取り直して立ち上がり、脇に用意してあったルーをだぼだぼと鍋に入れると、またゆっくりとかき回しはじめた。火はもちろん弱火で。
もうしばらく、コトコト煮込んだ方がいいですなあ。
「センセ、俺も、かき回していい?」
「……瀬織君が言うと、とてもえっちに聞こえます。どうしてでしょう?」
「いや、えっちだし」
指を滑らせると、そこはコトコトに煮込まれていた。
「はい、かき回しますよー」
ぺちっと頭を叩かれた。
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