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ちょっとエッチな勇者様ドキドキ性ライフ 第三話
 ワリと冗談のつもりだったのに。
 ミヅキが俺にキスしてる。
 しばらくして、そっと離れた。
「…このクズ野郎、感謝してやるからありがたく思え」
 いつの間にか、彼女の両腕は、俺の背中に回されていた。
 
「…テメエ、しまいにゃ襲うぞ」
「……」
 ブラウスの一番上のボタンが外れかかっていた。
「脱がす」
「…え、マジ…?」
 俺の声に怯えたのか、ぶるっと体が震える。
 俺はかまわず、外れかかったボタンに手を掛ける。
「生意気な女には相応の罰を与えないとな」
「え…ちょっと…ストップ…」
 彼女の抑止の声は右から左へ流れただけ。俺は順番に、ボタンを外していった。
「ムラムラするといったら、勝手にしろと言われたので、ムラムラしてみました。いかがでしょうか」
「ゃ…」
 彼女の白い肌がブラウスの隙間からのぞいている。
「あのさ。もっと嫌がってもいいと思うんだけどもよ」
「…ぅー…」
 彼女の両手は今、自分の胸を隠している。それだけだ。
 俺の手は、スカートのホックに掛かった。
「どうなっても、知らないよ?」
 さくっと外す。
「え…?」
「え、じゃねえよ。お前、今から襲われるのよ?」
「…どうしよう…」
「べろんべろんのぐっちゃんぐっちゃんに蹂躙されるのよ?」
「…やだ…」

 まあ、そりゃイヤだわな。
 俺は、そのまま、彼女から離れた。
 
「わりい。冗談が過ぎた。帰って寝るわ」

 そういって、背を向けた。
 後ろから、袖を捕まれる。
 
「あーの。ミヅキさん?」
「帰っちゃ、やだ…」
「あーのさ。このまま俺ここにいたら、マジで歯止めかからなくなるの。お前をズッコンバッコンしたくなるの。マズイでしょ?」
「…いいよ…」

 今度こそ、はっきり聞こえた。
「…マジでどうなってもしらねえぞ」

 強引に彼女を押し倒した。スカートをはぎ取り、ブラウスを全部脱がす。
「きゃっ」
 ブラとショーツだけになった姿の彼女に覆い被さる。
 耳元で俺は囁いた。
「このクズ女」
 背中に手を滑らせ、ホックを外す。体の隙間からするっとそれを引っ張ると、彼女は俺に抱きついてきた。
「…バカ…乱暴にするなクズ…」
 柔らかな胸が俺に押し当てられている。
 俺は彼女の背中をまさぐった。
「いやだね。言っただろ。ぐちゃぐちゃにするって」
 一瞬、彼女の体がこわばる。
 首筋に歯を当て、べろっと舐める。わずかに汗の味がした。
 俺は上着を脱いで、厚手のチュニックも脱ぎ捨てた。
「はい。もう後戻り出来ません」
 再び抱きつく。素肌同士が触れ合い、彼女の体温が直に伝わってくる。
「…あ…」
 
 彼女の体は、震えていた。
 
「…あのさ。一つ聞くけど」
 彼女は眼を閉じていた。

「ひょっとして、初めて?」
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