第獣八話 せんりゃく
あのガチムチ系憲兵に路上露出狂の件を通報して、俺たちは今日の宿にありついた。
今回の言い訳は三人姉弟ってことでさっさと片付く。なんせ作画担当同じだから人種の違いも分からないしね。
昨日と同じような一階酒場の二階宿。違うのは、比較的酒場が賑わっていることか。交易人が多い中で、夜商売の人も混じってる。ま、この時代はこんな風な宿が当たり前だったらしい。
「いったい、ガイア様はどちらへ行かれたのでしょうか?」
「そういや、武器の手入れがどうとか言ってたな。全く、単独行動は困るね」
「おにいちゃん、ご飯にしよう」
「ふふ。レイチェルさん、芝居が堂にはいっていますね」
「?」
あー、姉弟設定のせいじゃないの。幼女は昨日からずっとこんなカンジ。まだ魔法が解けてないのか。しっかし変だぜ。おにいちゃんと呼んでくれるのはいいとして、なんでエロエロじゃねえんだよ。早く迫って来いよ体が疼くって言えよ俺のモノが欲しいって言えよマタ開いて自分のアソ
「眼が血走っておいでですわよ勇者様」
…
まあいい、邪魔なオッサンはいない。二人とも楽しみにしてろよ、ククククク。
食事が終わると、俺たちはさっさと2階の部屋に向かった。ちゃんとベッドが3つある。別にひとつでもいいけど。むしろひとつの方がいいけど。
「私たちは湯浴みをしてまいります。勇者様はいかがしますか?」
「俺は君らの後に行くよ」
ではお先失礼します、と告げて、彼女たちは部屋を出て行った。
脳内戦略会議。
まずネーちゃん。巨乳は愛想のいいフリをしているが、実はコイツを奪い返そうと狙っている。女王様スタイルでオッサンを踏みつけてる写真が入っているからな。間違いない。
パンチパーマの時も「仕方がないですわ」なーんていってたが眼が笑ってなかった。
色仕掛けで俺をたぶらかして奪え返すという事も十分考えられる。むしろそうして欲しい。ククク…返り討ちにしてくれるわ。そのおいしそうなカラダだけいただきますごちそうさましてやる。
さて、どこかに隠すのもアリだが、常に自分が見張れるような場所か、絶対に他人に見つからないような場所にしたい。それはどこか。ぱんつの中は早々に却下だ。うんこのシミがつく。冗談だ。なんせ脱いじゃうからな。コレ決定事項。
荒木能力を使って部品の一部だけを手元に置いてケータイを奪われても元に戻せばほら俺の所に帰ってくる、なんてのも芸がない。
おっと。思いついたぜ。多少今まで使った能力を使うが、これなら見つかっても大丈夫。その前に、念のためコイツはこうしておくと。
次は幼女。なんでかしらんが昨日から様子がおかしい。さっぱりわからん。エロ魔法の効き目は最初だけ強いんだろうか。もう一回かけてみよう。
次はオッサン。テキトウに明日迎えに行くから待っててくれ。全裸で。
「よい湯でした。勇者様もお召しになって」
二人ともほんのりと色づいた姿で戻ってきた。いいねえ。コレが俺のモノになるんだねえ。グヒグヒ。
「じゃ、俺行ってくるわ」
「いってらっしゃいませ」
やはりネーちゃんの眼は笑ってない。俺が出て行った後にいろいろ家捜しする気だな。無駄無駄。
幼女はネーちゃんに頭拭いてもらっている。こう見るとホントに姉妹みたいだな。
チチの大きさは正反対だがね。
どうでもいいが、新しい技とかださねえの?電話を透明にするとかさ。無駄にこうリアリティ出そうとしてない?こんなバカ作品にリアリティもへったくれもねえよ。しかも思いついたのだってちょっと反則じゃねえか。
酒飲んでた?忘年会?知るかそんな事。
ハードSFの文字数を追い抜いて複雑な気分になった?
お詫びに、罠は用意しないと宣言する?
よし。男に二言はないな。期待していいんだな?
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