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第獣七話 ありきたり
 
 もうすっかり暗くなった頃、幼女を置き去りにしている宿場町に到着した。
 クレイジー(省略)でミミズ腫れでホカホカでパンチパーマになった二人を戻す。(ただしおっさんはパンチパーマのままにしておく。ウケルから)
 オッサンは仕事そっちのけでM行為に浸っていたことを頻りに反省し。
 ネーちゃんは頻りに俺のケータイ電話に目を配っていて
 合流した幼女は道行く荒くれ者数名に絡まれていた。
 
 あ、やっべ。女の子一人こんな所に放置するべきではなかったな。あのガチムチ憲兵何やってるんだよ。
「おい、オマエら」
「「「あ゛あ?」」」
 まあ、スゴミを利かせてくるところは基本で。相手は3人か。
「彼女が困ってるじゃないか。離してやれよ」
 久しぶりに勇者っぽいセリフを気まぐれで吐いてみる。
「あんた、この子のなんなのさ?」
 さすがに古すぎる。ちょっと書くのを躊躇った。

「そいつのご主人様だ。ウソじゃねえぞ」
「ご主人様だってよ、おい、聞いたか?」
「俺は勇者ノゾム。名前ぐらいは聞いたことがあるだろう」
「中学二年生まで寝小便してたってウワサのか?ヒヒヒ」
「まあ、確かにソレは本当だ」
 暴漢のみならず幼女もドン引き。ついでにオッサンとネーちゃんもドン引き。
「やっちまえ!」

 あーあ。まったく。身の程を知れっての。
 俺は例によって軽く剣を振り回した。
 
 金属音ぽいSEが鳴り響く。
 暴漢達はその場で動かなくなってしまった。
 俺は剣を鞘に
 
 ち ょ っ と ま っ た 
 
 …いま、この剣を鞘に収めるのはマズいような気がする。
「勇者殿、いかがいたした?」
 CUBEとか映画版バイ○ハザード1作目みたいな生々しい人体バラバラ殺人事件のような気がする。作者は喜んでバラバラシーンを繰り返したりスナッフ系死体写真集とか見るキ○ガイだからな。普段はちくびとか書いてるのに。

「今のなしね」
 暴漢どもをクレイ(省略)でぺちぺち叩く。
 
 ?舌打ちが聞こえたような気がするが気のせいか?
 言っておくけどな、この作品は残酷表現スイッチ入って無いんだよ。残念だったな。
 
「?!ハッ、今何があった?」
 フー、セーフセーフ。暴漢どもは死んでなかった。あぶねえあぶねえ。
 
「ナメやがって!」
 再び暴漢どもは俺に向かってくる。
 しょうがない。さっきひらめいた新技でも使うか。
 
「団鬼ロく(巨匠)!!」

 無数の光の輪が男達を襲い、彼らはその場に突っ伏した。
 全裸亀甲縛りで。
 
「さて、あのガチムチ系憲兵でも呼んでくるか」
「なんだか、ふつうの展開だね。いつもの比べて」
 幼女は余計なことはいわんでいいよ。それから手で顔を覆うのはいいけど、全然スキマあいてるからね。

「そういえば勇者様。今日の宿は決まっているのですか?」
「まだ。まあ、昨日よりは言い訳が楽そう」
「昨日…」
 幼女はまた恥ずかしそうに顔を覆った。
 
 
 
 
 
「そういえばガイアさんはどこ行ったんですか?」
「さあ?」
 
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