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  非日常見聞録 作者:和希
第7話
 〜3人称〜
「クッ!こっちに医療班を!」
「こちらヤクザと特殊部隊。仲の敵の掃討の完了。城に退避しろ!」
リョウタたちが過ぎ去って5分後ごろ。敵との交戦の真っ只中だ。旗色が悪く、次々に城に避難しているところである。次々に数を減らして今は75000ぐらいしかいない。
「馬でどんどん輸送しろ!持たせればルイス様たちがなんとかしてくれる!!!」
前衛で剣士などが戦闘している。次々に円を狭めながら退避している。しかしこの人数が仇となる。これだけいるのだからそんなにすぐに退避はできない。優先的に子供や救護兵。弩兵や弓兵などの遠距離攻撃ができるのが退避をしている。
「どうしても退避が間に合わないか!?絶対囲まれるな!」
「おい・・・・あれは何だ?」
遠くを見ると土煙が上がっている。
「あれは・・・敵の新手か?」
しかしその軍団は一斉に魔法矢みたいなのををぶっ放した。そして敵に降り注ぐ。そのうちの1台がやってきた。
「私は姫神愛!ルイスお姉ちゃん達はいますか?!」
「いえ、いません!こちらの援軍という見解でいいですね?」
「はい。援軍の数は5人乗り戦車 1000台です。手に入れた方法は秘密の方向で」
「分かりました。その戦車の武装は?」
「戦車1台に強連弩4台です。馬が4頭で引っ張るのでかなり高速で動けます。魔法弾は大体20本で残り4回ほどできます。私達が敵の行動を乱すので退避してください!」
「分かりました。健闘を祈ります!!!」
「了解!」
そこにいたのは守られてばかりのあいではなかった。数々の人間を指揮し、効率よく動かせれる、最強の頭脳の子供だった。

〜塔の中〜
 「ホム。わしが相手をするのは誰かのう?」
彼らが見上げると柱の上に立派な髭をはやし、1m50ほどの大きさの杖を持った老人がいた。
「リョウタ。お前は先に行け。このお方は俺が相手をする」
「分かった。マサ。必ずこいといいたいけどこなくてもいいぞ。きてくれると楽だけど」
「フッ。いつもらしいな」
そのとき、爆弾発言をするものがいた。
「そんなことするより皆で一斉に叩いちゃったほうが楽じゃないかにゃ?」
その言葉に皆が固まった。そう、固まったのだ。見事なまでに固まった。固まったがしつこいぐらい固まった。
「えっと・・・変なこといったにゃ?」
「ジャンヌに賛成して今から袋叩きにするか?」
「やめたほうがいいんじゃない?結構時間とられるかもしれないし、10人とかでやったらやりにくいわよ」
「じゃあそうするか。マサ。やっぱ頼む」
そういうとマサを残して彼らは行った。
「そうか。おぬしが残ったか。では相手をしてしんぜよう」
「ハッキリ言ってこの俺を誰だと思っていますか?爺様。何でこんなのに参加しているのですか?」
「ホム。流石に孫はごまかせれないか。理由はあやつに頼まれたのじゃ。一応数少ない友の頼みじゃったのでな。一応死ぬとかいっておるがあれは嘘じゃ。必死になったほうが面白いとか言ってあんなふうに言ってるだけじゃ。で、どれほど腕を上げたかの?」
「爺様をビックリさせるぐらいは上げたつもりですが?」
「では見せてもらおうではないか!」
そういうなり一気に急降下して杖で叩いてきた。しかしマサはバック転で回避。バック転と同時にカマイタチを発動して爺様に当てようとするがそれを全部弾き飛ばして自分に打ち返すという離れ業をやった。一応30発ほど一斉に放ったのにだ。
「相変わらず化け物みたいですね・・・・・」
「まだ孫に負けるほど落ちぶれておらん」
そういうなり2人とも接近して目の前に刀と杖を振り下ろす。
「奥義を見せてやろう。覇刻ハコク!!!」
そういい終わる前にマサは上に避難していた。言い終わると同時にいた場所丸々巻き込む大体直径2mほどの口径で貫いていき、中にあった一欠けらの石が粉々になった。
「チッ!爺様は相変わらず化け物か!」
「まだまだ行くぞ!旋風風斬センプウフウザン!!!」
上にいる孫に向けてドリルのようになってる風を飛ばす。それを受け止める。しかしそのまま上に一緒に弾き飛ばされ壁にぶつかる。
「その程度か?そんな軟弱に育てた覚えは無いぞ?まあつまらんしもう終わりにしよう」
そういうなり爺様が突っ込んで杖で貫いた。
『ガチン!』
音が響いた。それ自身には爺様は驚いていない。その顔だ。マサも驚いた。マサは嘆いた。
「伝説の鍛冶屋・・・・・」
「ホム。わしの刀を作ってくれた者か。久しいのう」
そこには刀を奪われた伝説の鍛冶屋がいた。
「フム。名前は・・・・なんでしたっけ?」
「今はどうでもいい。しかしこの化け物を倒すのはわしだ。さっきの話は聞いたが手合わせに丁度いい。お主は仲間を追いかけろ」
「かたじけない」
そう言って走り去って行った。
「ではやるとするかのう」
「相手にとって不足なし。参る!」
高速の陰が交差する。

〜リョウタ達〜
 彼らはかなりの大広間に来ていた。
「絶対いるな・・・」
そうつぶやいたとたんに陰が周りを囲む。9人だ。
「なるほどね。これで敵は全員出てきたよ。データに間違えが無ければね」
「という事で誰がリョウタと行く?」
「じゃんけん!」
で、誰が勝ったかというと
「やっぱ使い魔とご主人様の絆には勝てないのよ!」
ルイスになったわけである。後を彼らに任せ走る。
「HAHAHA。多人数か。じゃあ行くよ!」
彼らはそれぞれ散開する。敵9人に対してこちらも9人だ。1対1に持ち込む。しかし隙があればすぐさま他人を攻撃するので注意しないといけない。個人の実力がものを言うようになってくる。飛び交う炎や風。土や水。闇が飛び交う。
「そろそろ私の出番!!!」
フィレイの一言が戦況を変える。言った瞬間に魔法が炸裂。一瞬で業火に燃やされる。敵は2人ほど倒れた。そのとき敵も言い放つ。
「スイッチ、ON」
そういうとそこらじゅうが爆発。アキラとアンナが吹き飛ばされ気絶。7体7になる。それでも戦闘は続行。ウェールズが粉塵爆発を起こそうとしたり、敵が天井の崩壊などを狙いながら過ぎ去っていく。

〜リョウタ達〜
 丁度彼らは魔王の間らしき場所に来ていた。そして
「まさかこんなに早くクリアするとは思わなかったぞ。まあまあそんなに気張るな。できなかったら死ぬってのは冗談だ」
「タチわりぃよ!」
「タチが悪いゆえに美しい!」
「そんな美学しらねぇ!」
そういうなりクナイを相手に向かって投げる。それが
「フン」
何もしないで跳ね返された。飛んできたので弾き飛ばす。
「力の向き(ペクトル)の操作か反射カウンターかどっちだ?」
「力の向きにしても良かったんだがね。でもそうすると反則ではないか。だからこっちにしたのだ。それにしてもビックリしたのは戦車をハッキングされたことだな。かなりすごい子になるぞ。ひとまずさっさと始めようではないか」
最後の戦いの火蓋が切って落とされた。
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