第19話 反逆の・・・まあ適当に考えて
「あ!リョウタ!皆、リョウタが目を覚ましたわ!」
ぼやけた目でクルクル周りを見渡す。すると何で倒れたかを思い出してみる・・・必要も無い!あんな衝撃的な展開をそうは忘れない。ひとまず上半身を起こして
「えっと・・・・・みんなどうしたの?そんな戦闘準備なんかして」
すると近くにいた男が答えた。
「戦いが始まるのさ。君達も参加してよ。じゃなくて参加してもらうよ。その手品はすごい戦力になる」
手品と認識させたのか。うんうん。予想通り。
「で、開戦するの?」
「さっきいったばかりじゃないか」
はぁ・・・・・
「捕虜が集められてる場所は僕が知ってるよ。僕はこの町の情報屋 東方院昭だ。そして君達が魔術師ということもね」
驚愕・・・・・声も出ない。
「僕も君ほどではないけど使えるよ。まあ皆にはさっき言ったとおり手品にしてあるけどね」
「そうか・・・ひとまず皆は?」
そういったとき足音が聞こえてきた。
「リョウタ!」
「リョウタ!」
「HAHAHA リョウタ!」
「リョウサさん!」
「やあリョウタ!」
「リョウタ!」
「リョウタ〜!」
皆に体をいじくられる。
「相手のSランク倒すなんてすごいじゃないか!」
「さすが私の使い魔ね!」
「そして私の幼馴染ね!」
「そして私を助けてくれた人だにゃ!」
「そして」
「まった。そしてがくどくなってくる」
名前もくどかった。一斉に言ってくれたほうがよかったけどなんか心が温まる。その後からマサとユウキが入ってきた。
「大丈夫そうだな。それじゃあ早速戦闘に参加してもらおうか」
「ええ、そうね。酷だと思うけど。あなたなら運動神経だけで充分でしょ」
「分かったよ。で、捕虜開放した後学校を取り返すんだよな」
「ええ」
「苦しい戦いになるだろうが勝つぞ!」
コホンとせきをならしてマサが言う。
「もちろんさ!」
同意の声をすると
「私たちを忘れてない?」
「僕も戦力になるよ」
「私もにゃ」
「わたくしもですわ」
「僕もやろうじゃないか!」
「私もよ」
「私もやりますわ」
ひとまず
「やる理由は?」
「学校に所属している義務!」×7
というとルイスが
「というのは建前で楽しそうだしね〜」
皆うなずく。こいつらめ・・・・・でも
「そんな意見に賛成。さあ楽しく壊滅させますか」
「おお!」「ええ!」×他の場所からも多数
「それじゃあ行きますか。学校開放作戦開始」
皆は山を駆け下る。ただいま朝5時ごろ。朝日が見える。
勝つかどうかは分からない。
だけど皆笑顔だ。
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