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  非日常見聞録 作者:和希
第16話 伝説の鍛冶屋
 ただ今夜9時。学校の皆も今はこの裏山へ逃げている。逃げてきた人数は全校生徒1千人の内のたったよ300人ほど。3分の1しかのこっていない。3分の2は今ごろ捕虜になっているだろう。ユウキが目を覚ましているので生徒会や部活主将やら副将などがテントに集まって逆転の会議をしているところだ。テントがある時点でおかしいぞ。
そしてただいまルイスはおねんね中。チホ達はユウキに強力をあおがれて連れて行かれた。ルイスの面倒を見るようにいっしょに居ろといわれたのが今だ。しばらくの間星を見る。裏山の後ろにも沢山の自然が連なっていて・・・といってもこの町は自然が他の町に比べて多い。
だからこそ星空が綺麗だ。そんな風に見ていると
「フニャ?」
「あ、ルイス。起きた?」
すると上半身を起こして目をゴシゴシしながら口を開いた。
「ゴハンは?」
「そのボケはもうユウキが使った」
「で、私ってどうしたんだっけ?」
「あの時飛んで来た弾でやられた。使い魔なのに守れなくてすまん」
ひとまず謝っておく。
「いいわよ。それにしてもまだ使い魔の契約解除してなかったわね。どうする?」
「もう俺としてはあってもなくてもいいぞ。あっても無害だからな」
「その手を見られたら不審者みたいに見られるわよ」
「そうだね。ハハハッ」
「フフフ」
笑っているとルイスが立った。それにつられて僕も立つ。そしてルイスが口を開いた。
「それにしてもリョウタに会ってもう1ヶ月以上たつのね」
「そうだね。実に楽しかったよ」
そう、もう1ヶ月以上たったのだ。
扉をあけたら草原
初めての異世界人、ウィリアムさんと出会って旅をした
敵の帝国軍と思われるものを倒した
魔法学校についてルイスと激突してそして使い魔になってしまった
それからウェールズとアンナ、有名になってから入ってみると思ってやってきたロイとローラ
そしてこのPTで行ったときの2人組のAランク魔法使いの退治
そのときにジャンヌに出会った
その後に敵を倒して皆で飲んで歌った
そんな風な毎日が続いた後起こったてきの奇襲事件、そのときに仲間が全員王族と知った
ビックリ事実のあと魔方陣に乗って無事に帰ってこれて本当に良かった
本当に良かったんだ。
くだらない勉強。自分の中じゃサンタクロースも異世界も無いと思っていた。あってほしいけど無いと思っていた。勉強がそこそこ出来ていたから将来は心配ないといわれてもあまり興味は無かった。どうせなるなら小説家や歌手。スターなどの子供に夢を見せるようなことがしたかった。
そうゆう事は出来ないけど今は最高に楽しい。
魔法が使える。楽しい仲間が増えた。自分が異世界の主人公になっているようだった。
本当に最高だ。ずっと笑っていた。
そんなことを考えているとルイスが
「何ボケ〜っと笑ってるの?」
「ちょっと1ヶ月前からのことを振り返ってただけだよ」
「それにしても本当に濃かったわね。だけど本当に楽しかった」
それにうなずく。ルイスはニコリと笑顔を見せるが少し悲しそうになって
「だけど・・・また助けられた」
「え?」
「確か最初はAランク魔法使いの討伐のとき。あのときに助けられて本当にうれしかった。そしてまた助けてくれた」
「もちろん仲間でご主人様だから助けるのは当然だよ」
「だけど自分の力の無さが悔しい。自分の力を大きく出来たら守りたいものが出来たとき守れるのに・・・・・」
これはいかんな。ひとまず
「大丈夫。いつかルイスは強くなるよ。それでも及ばないときはルイスの大切なものもひっくるめて俺が守る」
「え?」
「だって俺はお前の使い魔だ。それにお前は女だろ?ただし守る代金として貰うのはお前の笑顔だ」
そうするととびきりの笑顔を見せてくれた。ちょっと照れて下を向いてまたルイスをみたら
顔が近づいていて


「助けてくれたお礼よ」
「それにしてはおつりがくるほどだよ」
赤面しながら言う。こんな普段とは違う時間は無かった。
「お主がリョッターマンかな?」
「ひとまずつっこむ。リョウタだよ!!!」
「ああそうか。リョーターマンか」
「耳かっぽじってよく聞け!」
「冗談じゃ。ひとまずこの我。死の行進デス・マーチ所属。伝説の鍛冶屋 ムジリオ・グローリーがお前達を含めた仲間を殺しにやってきた」
幸せな時間は途切れた。


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