ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
  非日常見聞録 作者:和希
第2話 これから
 ひとまず連れて行かれ(連行されて)今はテントの中だ(ぶわっ、とできたのは正直にすごいと思った)。ウィリアム・ペルさんが言う。
「ということは異世界から飛ばされてきたわけか・・・・面白いやつだな」
こっちから見ればウィリアムさんも面白い人だ。かぶとを取ったので分かったが頭は金の光沢が放たれている。しかも顔がゴツイのなんの。傷もしっかりついている。渋谷の町を歩いてたら100人中98人は怖がるだろう(というか大体何処でも)。そして身長が2m以上ある。体重も100kg以上はあるだろうと思わせる。いうなれば人間山脈だ。
などと考えているとウィリアムさんが話しはじめる。
「ということは儀式は成功だな」
「え?儀式ってなんのですか?」
「実は隣国。アルビオン帝国と戦争状態だ。しかし状況が悪くてな。かなり攻め込まれている。だからこそ異世界からやってくるものは身体能力が高くなるからその効果に目をつけた姫が儀式をして呼び出したのだよ(実際には他にもあるんだがな)。まっ、本当に久しぶりなのだがな」
ビックリ!召喚されたわけか… …それよりも聞きたいことがある。
「つまり戦争に出ろと?」
「そのとおりだな。簡単に言えば」
「私は女よ!」
「女の部隊もある」
「戦功を立てたら何かくれるんだな?」
「こっちの世界の役職につけるぞ!帰る方法もあるからそのときに金でも宝石でももってけばいいだろう」
「だけど参加する気にはなれないな」
「というわけなので女だけの部隊があっても帰らせてください!平和な国の女の子は戦争しませんから」
ウィリアムさんが困った表情をする。
「どうしてもだめか?」
『どうしても!』
ぴったり言う。
「だけどなぁ。異世界に呼び出す方法はこっちで魔法詠唱を唱えればいい。そっちの世界にいる魔法潜在能力が高いものを適当な場所で適当な年齢で適当な性別で適当な人数呼ぶ」
「適当多すぎるんだよ!それでも騎士か!」
ついついつっこんでしまう。
「話は続くが呼び出すことはこっちの魔術師が出来る。だけど行かせるには自分たちで詠唱を唱えてもらわないといけない。だからそれを習得するのに一部の者しか無理な上に最低でも3ヶ月ほどかかるらしい。まあありえない才能があれば別だがな」
「そんなぁ・・・・」
「まあそれでも向こうの世界からこっちの世界にまたこれるからな。こっちの世界で給料もらいながら向こうの世界で暮らしてたやつもいたらしい。かなり裕福だったらしいぞ。昔の話だが」
「だが断る!」
「人殺しなんていやよ!」
ウィリアムさんははため息をつきながら言った。
「しょうがない。王都に連れて行って魔術師訓練受けさせてもらえるように頼んでやる。そこで戻れる呪文でも習得して帰るんだな。それまで面倒を見てやる」
僕たちは笑顔で言った。
「ありがとうございます!」
だけど気になる事がある。ウィリアムさんがなぜ異世界を知ってるかということだ。そして異世界出身者は双黒が殆どのはず。つまり異世界について知ってるなら僕達をすぐさま異世界出身者と見ていいはず。それなのに異世界出身者とみなさなかった。つまり見たことがなかっただけで双黒の人はいるという可能性が高い。つまりはいることは知識で知ってるが見たことはないということ。なら実際にはこっちの世界に今いる召喚魔法以外でやってきた異世界出身者やその子孫がいるんじゃ?それか異世界はこの世界の常識なのか。それともウィリアムさんが実は位が高いのか秘密諜報部員みたいな人なのか。それとも知っちゃいけない裏事情を知ってる人か… …。だがそれでも助けてくれたことに変わりはないということ。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。