第1話 異世界最初の出会い
ひとまず自分の名前は涼太と思い出してみる。記憶消失は無い。
さあ。一応今まで異世界に飛ばされたい。宇宙人に会いたい。魔法が使いたい。超能力を使ってみたい。熱いバトルを繰りひろげたい、などと何度も思ったけど異世界に飛ばされたことはなかった。つまり今日が初めて飛ばされたことになる。魔法も使えるようになりそうだし(勘だよ勘)、熱いバトルも繰り広げれそうだ(死なない程度のがいいな。っていうか自分で言っておいてあれだけど結構わがままだな)
そして隣にいる千穂。どうも現実を認めたくないようにしている。どんな考えかはわからない。
ひとまず体を動かしてみるとやけに軽い。走ってみるとなんと大体100mを10秒ぐらいほどで走りきれた。垂直ジャンプで大体2m飛べれる。しかも筋力もパワーアップしている模様。ということは頭脳関連以外は大体身体能力が上がってるということかなと思う。隣でも気づいたようだ。
異世界に飛ばされた物語だと某有名な使い魔の少年は小説じゃ言葉は通じたけどアニメじゃあダメだったなあと思う。それと魔法は使えてないがルーンで強くなっていた。ただしアクセサリーが武器に変わったりするやつは言葉通じてたし怪しい武器も使えてたなと思う。
さて、どうしてこんなことを思い出してるか?なぜなら情報が欲しいから。言葉が通じる、通じない。ありとあらゆる可能性を考えるほうがいい。まっ、だからといって全部小説やアニメの情報源を頼ると痛い目見そうだ。
ひとまず周りを見渡してみると… …あらら。いかにも某水の塊な奴がいるじゃないか!チホが
「可愛い〜〜」と近づく。1mぐらいまで近づくとなんかムニョムニョ動き始めた。あのかわいらしい表情が消え、恐ろしく、想像したくない顔になり大きさが1m近くになった。心の中で
こんなやつがいるゲームやアニメや小説は知ってる限りではなかったなあ…と思っていたら襲ってきた。
ひとまずダッシュでかわし、千穂の手を取って逃げる!
300mほど走るとちょうど町が見えそこまで走る!(ここで豆知識。地平線、水平線までは大体4.5kmほど。つまり町の近くに落ちた僕らは大変運がいい。こちら側に走ったのも運がいいといえるだろう)それより走っていく最中にに中世ヨーロッパに出てくるような騎士が現れた(馬つき)。スマートというかゴツイけど。
「たすけてくれ〜〜〜」
という。伝わるかはしらん。その返事が
「ウム!」
一応言葉は通じるようだ。言葉が通じなくてもこの状況でなら分かってくれるだろうと思っていたけど。騎士が向かっていき凶悪な水の塊が飛ぶ!飛んで襲い掛かってくる瞬間に騎士の約1mほどの剣が真っ二つに切り裂いた。某水の塊は水になった。ひとまずお礼を言うべきだろう。
「ありがとうございます。おかげで助かりました」
と、二人で言う。お礼を言うのは基本だ。ここでもそのはずだ。
「礼はいい。こちらとて騎士だからな。それより双黒とは、今まであったことのある生き物はいないぞ」
なぁるほど。よく便所から異世界で魔王な小説や他のでも双黒は珍しいからな。この言葉から手に入る状況は他の人の髪の毛はカラフルということ。地球出身者みたいな人たちは少ないということ(というかいるかどうかすら分からん)。だけど生き物じゃなくて人間って言ってほしかったな。それにしても日本人ほぼ全員が珍しくなってしまう。まあそんな考えは頭の隅に追いやって自己紹介をすることにした。
「僕の名前は中山涼太といいます。涼太が名で中山が家名です」
「私の名前は久保田千穂といいます。千穂が名で久保田が家名です」
「俺の名はウィリアム・ナイト・ペル。ペルが家名だ。ナイトが仕事だ。まっ、つまり下級貴族だ。一応これでもかなり腕が立つ騎士といわれている。それより涼太。お前はかなりすごい身体能力だな。魔法使ってないだろ?そして魔力が滲んでるのだから。これだけすごければ俺より強くなること可能だぞ。あんなモンスターも素手で倒せるだろうに。それに千穂もだ」
「実は少し色々あって驚いてしまいついつい助けを呼びに…」
「わけありの様だな。どんなことがあるかは知らんが気が向いたら話に来るがいい。それより二人とも俺の部下にならんか?なぁに、本当に若い者で10歳ごろから出陣するものもいる。まだ俺のほうが強いがその量の魔力なら凌げるぞ」
「本当ですか!」僕たちはピッタリ言った。
「しばらく俺の部下になって王都に行った後戦場でがんばらなきゃいけないがな」
「私は戦争なんか無い国から着たから・・・雑用で働いて帰れる費用を稼ぐぐらいでどうかお願いします」
「僕も戦争なんかしない世界から着ました」
あっ、やべ。異世界って言っちゃったZE。気付かないでくれ…。嘘だけど。
「世界?… …さっきの言葉取り消しだ。詳しい事情を聞かせてもらおうかな」
「涼太の馬鹿あああああぁぁぁぁぁぁぁ!」
これからどうなるんだろうと思いながら連れて行かれる… …。でもごめん。千穂。わざと言ったんだよ。世界に反応を示すのは少ないはずだ。殆ど聞き間違えか冗談に聞こえたりするだろう。それに反応したということは可能性として下級貴族なんて言ってるが実際には隠密などの可能性もある。それなら1人で動いたりする可能性も上がるし。まっ、どう転がるかは今後しだいだけど。
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