第30話 やりすぎ
「よーい、始め!」
相手のロイが投げた。あの小学校時代にやっていたドッヂボールを思い出した!わけないだろうがああ。相手が風の魔法を使って時速150km並で投げてきた。こんなボール普通ねえよ。と思いつつもさっさと受け止める。手を前にかざし空気を自分の手に集めるように。そして相手のボールがこっちの手に入った。そして手に強化をかけて超高速回転がかかっているボールを受け止める。手に強化してなかったら手の平が火傷になっていただろう。魔法なしといいたいところだがせっかくの異世界なのでこっちも使う。
「ハアアァァァァァ」
空気のシールドを固定化してそこにとどめる。それを踏んで高く飛ぶ。それを何度か繰り返すことで空中で動くようなことも可能だ。だけど皆驚いているな。愉快愉快。そして高いところから
「喰らえ!」
思いっきりジャイロボールにしてやった。回転数がさっきのやつの2倍ほどある。それをさっきと同じスピードで投げる。それをロイが
「ヤァ!」
といいながら風を集めながら受け止める。後ろに吹き飛んでいきラインを出てしまった。だけどとっているためやられたことにはならない。外にいるジャンヌに渡して内野に戻る。ジャンヌがすごい魔法を使った。
「魔法 隠密」
ボールを投げたらそれが消えた。それが気配で飛んでいくのがわかった。スピードが125kmぐらいだろうか。それを水の塊を出してそこにちょうど入って失速。ローラがそれをとった。
「喰らいなさい!水龍門!」
水の門が出てきてそこから龍が出てくる。それに水が入っている。それがなんと龍が9匹に分かれた挙句にその口の中全部にボールがある。これが分身の術か?とまあ考えてるうちに飛んできた。しょうがないので水に向けて風を全部に飛ばす。すると・・・全部消えた。となると上か!と思ってみたら上から50近くのボールが。それとしたに気配を感じてとんだ。するとしたからも50個ほど。多分アンナの魔法との組み合わせだろう。
「はずしちゃいましたか♪」
だけどそのボールが全部ぶつかったのを見ると実現を使ったのだろう。合計100個ほどのボールが風に流れて飛んできた。しょうがないので風で全部弾き返す。と、そんなことをやってたら
「派手にやりすぎ!さっさと自室に戻って静かにしてなさい!」
先生に注意されてしまった。しょうがないと思いながら皆で戻ることにした。
だけどそれと同時に思った。こんなふうに向こうの世界の先生にまたしかられる時間があと70日以内に来るのだろうと。
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