第26話 次はチホ
次は誰になるのか!さあ、流れてからして推察するとルイスかチホになるだろう。そしてひとまず作ったくじを皆に引いてもらった!そしてあたったのはチホだ。皆で分かれるとチホが話を切り出してきた。
「ひさしぶりね。こうやって2人で歩くのも」
「旅の途中じゃあウィリアムさんと一緒だったからなぁ」
「それにしても信じられないわよね。あんなふうにドアを開けたら異世界でしたって」
「そうだねえ。小学校のテストで30番だったけど3ヶ月ダメならどうなるだろう・・・」
「なんとかなるでしょ。それより帰ったら何の部活に入る予定?」
「やっぱりこんな風に剣を振り回してたら剣道部かなあ」
「私は水の魔法使って水泳部でズルでも」
「相変わらず腹黒いなあ」
「あなたも同じようなもんでしょ?」
「その通り。ハハハ」
こうやって昔話を話すのだった。ちょうどここら辺を歩いていると飯屋があり、まだ飯を食べていないのでそこに行くことにした。そこに入ったら速攻で
「おごってね!」
といわれてしまった。まあ女の子におごらせてもらうわけにもいけないのでおごることにした。入った店でチホは最も高い肉を注文した。3枚銀貨を取られる。まあいいやと僕もそれを頼む。その後ここで食べるときのおしゃべりは小学校や幼稚園の頃だった。
「幼稚園の頃良く遊びに着たわよね〜」
「1日1回ぐらいだったなぁ」
「小学校になってから減ったけどね」
「ああ。とくに4年生ごろからはね」
「6年生の卒業式覚えている?」
「確か6人ぐらい泣いてたな。僕にいえるのは生き別れしたわけじゃない。またいつか会えるとしかいえなかったな」
「その後の春休み。楽しいかつまらないかの中学校生活の準備になって」
「入学式をした2日後からもう勉強スタートする予定だったよね?」
「その2日後に異世界に飛ばされて。昔の私達と今の私達はどっちのほうが幸せなのかな・・」
「僕に言わせれば今だね。竜もいる。どこまでも続く草原。そこの草をなでる涼しい風。中央ヨーロッパの綺麗な建物。最後に魔法があると色々そろって今のほうがいいと思うよ」
「それもそうね」
「だけど人間いつか飽きる。そのうち帰りたいと思うようになるんだよ」
「そうゆう風に舌が回るようになったのはアニメのおかげかしら?」
「小説や漫画とかもだよ」
「ハハハ」
こうやって談笑して笑いあうんだった。だけどしっかり食べ終わってる。
「じゃあ次行きましょうか」
「そうだね」
勘定した後外に出て行きフラリフラリと歩く。そのときに手を捕まえてこっちにもたれかかってきた。どきどきしながらも平静を保つ。するとまた向こうに行きたいと言い出した。どれどれと思ったら
『アクセサリー店!今ならお安い半額!』
なるほどね。まあ懐もいっぱいだし買ってあげるか。良く小学校や中学校の頃に答えを写させてもらったり、夏休の宿題を手伝ってもらったり、勉強を教えてくれたおかげであんな順位になったし。ちょうどいい恩返しだ。
「じゃあ行きましょ。もちろん買ってね♪」
「もちろんさ」
チホが店内を探し回って見つけてきたのはリストバンドみたいなものだった。紐に綺麗な貝殻や黄色や緑や青色と輝いている石がついている綺麗なものだった。
「これかって!」
「どれだけするの?」
「銀貨7枚よ」
「まあいいや。またいつかクレスト受ければいいし。それに記念にもなるしな」
ということで買ってあげた。チホのかわいらしい横顔をみてると買ったかいがあるなと思う。その後に人形劇をやってる場所に行き(恋愛物だった)1時間ほどかけてみた。チホが笑ったり神妙な顔になったりして面白かった。その後時間になったからみんなの集まる場所にいくことにした。
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