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  非日常見聞録 作者:和希
第13話 クラン
 「ふわあん」
気の抜けるような声とともに起きる。というか実際気が抜けるだろうし。昨日に大会をやったばかりだけどあまり痛くはない。肩の傷はもう治ってる。魔法万歳だ。まあ疲労はあるけど。そして今日もルイスを起こす。起こす前に着替えを用意しておかないと。着替え終わった後ルイスを起こす。
「おきろ〜」
といいながらずっと揺さぶり続ける。そして10秒後に起きた。
「うう〜ん」
「おはよう」
「おはよう」
「それじゃあ外に出て行くから。着替えをどうぞ」
「わかったわ」
バタンと音をたて外に出て行く。昨日と同じ3分後。
「着替え終わったわよ」
そのときにちょうど千穂が来て
「おはよう」
「「おはよう」」
といつもの挨拶。そして食堂に行くまでにおしゃべり開始。
「それにしても昨日涼太かっこよかったわね〜」
「どうもありがとう」
「本当に強かったわ」
「二本の手を合わせてかめ○め波!とかやってたし」
「いや、やったおぼえなさすぎなんですけど… …まあ飛ばしたりはしたけど」
それが出来るからファンタジーすごい。
「それ以外にも空に飛んで下に落ちながら剣を青く光らしてブルーブレイクとか」
「いやいや、そんなのもやってないよ。というかわざといってるでしょ?」
「まあとにかくすごい打ち合いだったわよね。とくに最初から近づいて打ち合いになったとき」
「というかどこで魔法覚えたの?私だってまだあそこまで出来ないわよ」
といってもかなり強いじゃないか。
「ああ、それはここに来るまでの3日間ほどのうちの賊が現れてから。強くならなくちゃと思って」
「それはがんばったわね。それだけであんなに?」
「そうだね」
「今度から私もやろうかしら?コツはあるの?」
「いや、それが僕は良くこんな異世界にあこがれていたからね。いろんなアニメを見てたからそれを頭の中でイメージして出来たんだよ」
「どうせなら風属性と身体能力上昇が+された私もやろうかしら?涼太のアドバイスを参考にしながら」
「やるなら勝手にどうぞ〜」
「だけどめんどくさいわ。涼太をサンドバック代わりに「いややめて!」ならを涼太練習台に「似たり寄ったりだよ!」なら縛って「突っ込むの飽きた!」とまあ冗談は置いといて」
と言っても昔殴られた記憶が結構あるんだけど…
「まあ強くはなりたいわ」
「「そうだね〜」」
「これから戦争が始まるんでしょ?この状況じゃ」
「そうね。だからこそ力が欲しいわ」
「ということは中学生以上で出るの?」
「そうよ。魔法使いはね」
「それならそれでお供するよ。人殺しはしないけど」
「前に出ないって行ってたじゃない」
「使い魔なんだから主人を護る義務があるし、ルイスが死んで後味が悪くなりたくないから」
「サラッと不吉なこと言わないでよ。それに来るのは決定よ。私の使い魔なんだから守ってよね」
「わかったよ」
といいながらコイツの腹の中だと3ヶ月ほどで戦争が起こるとは考えていない。第一ルイスの父さんが許すとは思えない。公爵家の娘なのだ。ルイスがでないのだから自分も出る必要はないだろう。1万歩ほど譲って出たとしても後方だろう。いざとなったら無理やりにでも気絶してもらい逃がすつもりだ。
「といいながら食堂が見えてきたわよ」
食堂は相変わらずにぎやかだった。その場所で食事しようとすると
「それでは!昨日の大会の表彰式をする。3位まででてきなさい」
僕も席を立って進む。3・2位の発表が終わった後
「それでは第1位!ルイス・ヴィ・ブリテンの使い魔にして転校生。リョウタ・ナカヤマ」
ひとまず向こうの学校と同じように表彰をもらえばいいのだろう。その通りに受けとって大きな拍手が出てきた。そして退場してもとの席に行く。そしてまたもや校長先生から発言が。
「それでは昨日の大会で自分の使い魔の実力がわかったじゃろう。ということでそれを元に今日は課外授業をする「エエエエエエェェェェ〜」。フム、予想通りの反応ありがとう。」
すかさずルイスに質問する。
「どんなことをするの?」
「学校が町で手に入れてきたクエストを達成するの。しかも使い魔最強決定戦で順位が高い人ほどひどいクエストがあてられるの」
「わかった。それよりクエストって?」
「町で国営ギルドってのがあってそこに依頼者が紙で渡しに行くの。そしてそれを張ってあるボードから手に入れてくる。ランクってのがあってSSS・SS・S・A・B・C・D・E・F・G・H・I・J・K・L・M・N・Oの18段階。ランクDまでのなら誰でも出来るけどCからはCランク以上のクエストは、Cランク以上の魔法使いじゃないと受けれないわ」
「情報処理はどうするの?」
「あなたたちの世界とデータは交換できたりするのよ。だからあなたたちの世界に本部があってこっちの世界に送られてくる。確かパソコンって言ってたかわ。それを使ってるのよ」
でも僕が異世界から来たってことには信じてくれなかったじゃないか。いや、人は来ないと思ってるのかな?まあいっか。
「ああ、なるほど。それなら納得。向こうの世界でもそんな感じのでやってたから」
「ということで今から1年生は全員登録をしに行かなきゃ行けないの。どうせならクランでも組みましょう」
「クランって?」
「仲間の集まりみたいなものよ。クラン表に書き込んでそれで出せばOK。マスターとリーダーがあってマスター1人とリーダーはそのクランに応じた人数よ。クラン組んでおくとクランで一番高い人のランクのミッションを受けれることになるわ」
「なるほど。じゃあ1年生はどこからスタートするの?」
「普通1年生はランクIからよ。普通の魔法が使えない人の同じ歳の人はOからよ」
「わかった。ならこの学校で使い魔決定戦で1位をとった人は?」
「Dからよ」
「ランク上げる方法は?」
「倒したモンスターのランク-自分のランクの差が1ポイントになって合計20点手に入れればいいわよ。ただしCからAが10。Sからが5ポイント」
「なるほど」
「っていうかさっきから無視されて寂しいわ…」
「「あ、ごめん」」
「ひとまず3人でクラン組みましょう。私がマスターでリョウタがリーダーね。最初は2人でもマスターとリーダになれるから」
「あいよ。ひとまず皆が移動していってるから行こう」
「「OK。行きましょう」」


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