第10話 使い魔最強決定戦?上
「じゃあおとなしく負けて帰ってきてね。昨日あいつをぶっ飛ばせと言ったけどそんなのは無理よ。学年トップ5の腕前と成績を誇り、竜を召還したんだから。無駄な薬とお金は使いたくないから適当に負けてきてね。観客席のかなり左下に居るからそこまで来てね」
そんな声に僕は見送られる。
「はぁ〜」
ひとまず第一戦を飾ることになっている。試合会場まで行くと開会式が始まる。ちなみに試合会場は学園の外にある。そしてそれぞれの待機室に移動する。移動し終わったら、校長が言う。
「それでは一試合目を始める!両方から出て来い!」
その通りに出て行く。相手は竜だ。と言っても大きさが8mはあろうかという大きさだ。とある蒼髪の少女のキュイキュイ鳴く竜ぐらいの大きさかと思ってたが甘かった。まあしょうがないとは思いながら片手で背負っていた大剣を構える。そのときに
「大きい剣だな。見掛け倒しかどうか… …」
そんな感じで声が聞こえる。それに動じず校長が
「それでは始める。試合、かいしいいいいいぃぃぃぃ。」
それと同時に相手の竜が火の弾を口から撃ってくる。そんなのを片手の剣ではじきながら突っ込んでいく。そのときに観客席から
「馬鹿!さっさと負けて薬代つかわせないようにしてよ!」
この声を無視する。よく竜は鋼鉄の皮膚で出来ているといわれているけど本当かどうか試すためにそのまま前回転魔力噴出大ジャンプをして相手の頭の場所まで飛ぶ。そのときにも
「レベルが高い」
と言う声。それにかまわず相手の頭に叩きつける。ガチーーン。本当のようだ。そのとき相手から
「コイツはとくに珍しい鋼鉄竜だ。そんなので倒せると思うなよ」
なあんだ、あいつだけ特別なのかと思いつつあてた反動で後ろに空中回転しながら着地。そういえばルイスは雷使えたらしいな。それならやって見たい技がひとつ出てくる。空中に剣を構えながら雷が剣に落ちてくるのを予想する。約5秒すると頭上の大きな雲が黒く変わっていった。雲はなかったから僕の魔法かな?相手は何か考えてるようで攻撃してくる気配はまだない。
「なんだ?」
そしてもう充分と思ったときに
「ライ●インンン!!!!!」
それと同時に自分の剣に雷が落ちてきた。そしてそれをまわりに纏いつける。このときに相手の竜も考え事を終わらせた・・・・・じゃなかった。口の中で大型攻撃火炎魔法の呪文でも唱えてたのか?と言うぐらいの大きさの火の玉を使ってきた。大きさにして5mぐらいだろう。多分かわしてもここら一帯全部燃やされるからかわしたりしても関係ないだろう。こんなときには教師が助けてくれるからこそ使うのだろう。そしてそのときになって声が聞こえた。
「あんな剣に魔法を纏わせることなんて高等技術!先生レベルか!」
なるほどね。それと同時に相手に剣を構えて縦に構えて言った。
「ギガ●ラッシュ!」
電撃のかなりの魔力と力をこめた電撃槍が飛んでいった。またもや声が上がるけど関係ない。そしてその電撃槍は火の玉とあたった。そしてその火の玉は押し合いになることもなく一瞬で消し飛んだ。そして竜は負けるとは思わなかったのか?目を見開いて呆然としてる。そしてそのまま電撃槍となって突っ込んでいき、唖然として開いてた口の中を貫通する。そして相手は電気にやられ気絶する。相手から「そんなぁああ!!!」ろ、絶叫する。校長先生は普通に言った。
「勝者 ルイスの使い魔君!」
このときに大歓声が起こる。とても気持ちい。歓声っていいね。大歓声の中、待機室に戻っていく。眠ってたらしばらくすると勝手に進んでいる。チホは無事1回目を勝ち抜いたらしく、2回目に残っている。そのあと校長が
「第1回目終了じゃ!第2回目は午後からする。そして明日と明後日までに終わらせるぞ」
「ルイス〜」
ルイスに呼びかける。ひとまず帰ってきた声が
「馬鹿!自分が強いことなんで言ってくれなかったのよぉ〜〜〜!」
「そこそこ強いって言ったじゃないか!」
「そこそこじゃなくてめちゃくちゃじゃない!」
「まあいいや。ひとまず飯にしたい。午後からあるからな」
「話すりかえるな!まあいいわ。私もおなかすいてるから行きましょう」
食堂に行くと千穂が声をかけてきた。
「1回戦目突破おめでとう」
「そっちこそ1回戦目突破おめでとう」
そしてその後3人で並び食堂でワイワイガヤガヤだけど僕の周りがかなりガヤガヤしてた。
「あなた強いのね〜」「あのキザッたるいあいつ倒してくれてありがとうな」「あいつも少しは気が変わるだろうな」
という会話がたくさん飛び交う。そして最後に
「午後の部頑張ってね」「午後の部頑張れよ」
という声。そしてルイスと千穂とおしゃべりしながら食事する。そしてその後に分かれて午後の部に入った。また、さっきと同じような言葉が校長から出る。
「第2次戦はじめる。フィールドに出てきなさい!」
てくてく歩いてくと相手がわかった。おじいさんだった。年齢的に70歳代だろう。
「… … …校長… …おじいさんですよね?」
「おじいさんではない。わしの古い知人じゃい!…じゃなくてわしの古い知人の子供じゃい!」
「ならなんで使い魔いないでんですかあああ!」
「召喚した次の日に死んだ。今日の事じゃ」
「ほぼ100%嘘ですよね!死んだのはおそらく60年前でしょ!つうか古い知人の子供でも使い魔じゃねえよ!大会意味ねえじゃん!!」
「ああ、もういい!ごちゃちゃごちゃいってないで始めるぞ!」
もうつっこむのを抑えて戦闘態勢にはいる。このときにおじいさんから声が出てるのに気付いた。
「メガネメガネはどこじゃ?」
ああもう!ここまで定番がやってくるとは思わなかった。
「メガネ探し手伝ってあげますよ!3分以内ですけどね!」
不戦勝になれば儲けものと思って探してるとおじいさんが声を出した。
「思い出したぞ!」
「じゃあどこですか!」
「わしメガネ必要なかったわい。」
うぜえ。
「そうとなれば配置につけ!」
ひとまず戦闘態勢に入る。
「それじゃあ開始!!!」
そのときにあのいつぞやの魔術師が使ってた5本指マシンガンをやってみようと思い、指先に意識を集中させた。雷と風の合体技でマシンガンみたいに撃ち出すことが出来た。技名は雷風というところだろう。そしてそれがおじいさんに直撃するかと思った。しかし、横にステップした。そのまま高速で杖をクナイのように投げて離した手ともう片方の手で風と炎みたいな技を作ってるのがわかる。ひとまず飛んできた杖を剣ではじき、駆け出して行った後、一気に魔力噴出と風を操る魔法で20mを1秒のスピードでかけて行き、大ジャンプしたあと空中から剣を持っていないほうの手から相手に向けて風の弾をぶつける。固体と同じような感じなのであたったらひどい目にあうが相手は右手に魔力をともして手刀で弾き飛ばす。そしてこっちにつっこんできて自分の懐に入ろうとしたがそれをさせないように魔力シールドを展開する。おじいさんはパコン!と、いい音出してはじきとんだが空中回転しながら右ひざをつけ綺麗に着地する。
「若いくせにやりおるな」
「いやもう、自分が年寄りといってるようなもんじゃないですか!」
「そんなことどうでもい「良くない!」いんじゃい!おぬしが強いかどうかじゃ!さあ行くぞ!」
こちらがまた雷空気を使うとそれを全部かわしながら突っ込んでくる。アニメとかでやってたあの技をやってみようと思った。剣を背中にしまい、弓矢を構えるように上に手を上げる。そして弓矢をイメージする。それを手から光が出てきた。弓矢の弓は光っている。ピリピリくるから雷だろう。糸もだ。そして矢を見て、触れると暖かいかいからわかる。光だ。ただちに名前を雷光矢(ネーミングセンスないかな?)と思いつつ命名する。観客席でも
「おお〜。あんなことが出来るとは」
という声が響く。ひとまず相手に矢を高速で2本ほど撃つ。相手に油断を誘うように。案の定相手は隙ありと思いつっこんできた。殴ってきたところを超ギリギリでかわして、相手が
「エッ?」
と顔が言ってるところに光の矢を放つ。見事に直撃して貫通する。先ほどと同じように気絶する程度にしておいた。そしてまたもや観客席から声が上がるがそれは無視。校長から
「勝者、ルイスの使い魔君!」
「わああああああ!」
この歓声にはこたえて手を振って戻る。戻ると
「これならもしかしたら優勝しちゃうかもね。優勝したら美味しいご飯でも食べに行かせてあげるわよ」
苦笑しながら
「それはどうも。この学校だけで十分だよ」
そのまま観戦しながらチホの戦いを見る。こちらの攻撃を真似て相手を倒したようだ。そしてその後3人で戻っておしゃべりしながら食べたりして風呂行って分かれてお休みということになった。また明日バトルかと思いつつおやすみモードに入る。
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