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作:level 43


知らない街を歩く事が好きで
何か出逢いを求めていて
いや、人じゃなくてもいい
心から何かを感じるものに出逢いたい
胸を張って歩いていても、時には疲れて座りたい
だから知らない街がいい
自分を取り戻す為
そう、自分らしさを
決めた、明日知らない街に行こう



手を繋ぐその温もりを
君は今も憶えているかな
いつもあの笑顔は絶える事無く
素敵な時間を与えてくれて
でもそれは本物じゃなくて
過去の単なる想い出にしか過ぎないのかな
君に伝えたい事がたくさんあったけれど
伝える術が見当たらなくて
自分自身に納得させてる
言いたい時に伝えないとね
時間は戻る事はないから
いつも忘れちゃいけない事があって
とても大切な事だから

そう、ありがとう って



心地よい日差しの中で、一緒によく街を散歩した
何か目的がある訳でもなく、冷たいカフェラテをいつも飲んだよね
手を繋ぐその温もりを僕は何よりも好きだった
目に入るその全ての景色が淡く、そして柔らかく映った
君が買ってくれた時計は、たまに狂うけれど
でもしっかりと時間を刻んでいて
それがたまに憎らしく思えたりして
このまま時間が止まればいいともよく思った
今君は誰と一緒に歩いているのかな?
あの街も歩いたのかな?
僕はもう歩いたよ
昨日歩いたんだ
でもあの頃と違って、目に映る景色は少しセピア色に見えたんだ
そんな景色は少し苦く感じ取れたけれど、でもやっぱり大好きな街並みだったよ
カフェラテは飲まなかったんだ
理由は特にはないけれど、少し安いアイスコーヒーを飲んだんだ
ほんのちょっと大人になったのかな
あれからもう随分と時間が経ったからね
あの頃は大人になる事に抵抗があったけれど
今は大人になった自分を少し、うん、少しだけ好きになれたかな
今度は二人の知らない、何処か遠い街を歩いてみるよ

その時は見えない心の手紙を君に送るから














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