俺の逃亡記
早朝の町並みを歩く俺、とりあえず武器屋かなと思い武器屋街の一番奥である古代兵器専門店に入る、ここの武器は剣とか槍とかですから余り興味ありませんよ?
しかし店に入ると注目を浴びてるのに気が付く、俺の持っている銃に視線が行ってるのかと思ったが俺に向いていた、どうやら噂はかなり広まっているらしい、早めにこの町を出ないとダメかもしれないな・・・
今はとりあえず店を見て回るか・・・・いろいろな装備がキャップで売っている。
関所で換金した相場と計算すると牢屋でヘビーインシネーター買い取ると言った金板5枚というのはやはり状況を利用した取引だったのだろう、牢屋に閉じ込められて混乱しているなら売るだろうと思ったのかね?まぁ売らなかったから50枚までは出すと言ったんだろうが結局俺は100枚から譲らなかった、だから一旦引いたのか・・
こうなれば予定変更だな、適当な仕事を請けてこの街から出て行くか、そう思ったら行動は迅速に、すぐに店を出て冒険者ギルトに向か
った。
ギギーー バタン
冒険者ギルトは相変わらず人は多かった、何人かは此方を向き気が付いたのかひそひそと話し合っている、ふと登録所を見ると俺の登録をしたお姉さんが此方に手招きをしているので行くことにした
「ねえねえ?噂って本当なの?大変なことになってるわよ?」
小声で話しかけて来たが噂は何となく予想は付く
「ちなみに真実は倒れてるフォークスさんを見つけたので抱き上げて街道まで戻ったってのは本当ですよ?やましいことしていたら牢屋の中から出れませんって・・・」
「そうよね、でも噂じゃ弱っている所を襲っていたとか、貴方が邪魔したお陰で重症になったとか、そんな噂が出ているわよ?狂信的な信者が探し回ってるみたいだし、気をつけたほうがいいわ。」
忠告ありがとさん
「さっさとこの町を出るとしますよ、忠告ありがとうございますね、所で他の町に向かう様な仕事ありますかね?」
すると申し訳なさそうに答えてくれた
「そういった仕事は運送ギルトなのよ?でもね、今の貴方は仕事を請けることが出来ません、今度の命令違反となにか国の人達と揉めませんでしたか?この国の上層部の方達から仕事を回したら行けないと命令が来ているのですよ」
これは売らなかったからだろうが、やり方がせこいな・・・
「そうですか、仕方ないので他の町か国に行くとしますよ。そういえば常時討伐は部位を持ってくればいいのですよね?」
「ええ、本当は教えてはいけないのですけどね。部位を持ってきてお金に換金する場合はギルトの証明は要らないので、誰でもお金に換えることは出来るのです」
「ということはそうやって稼ぐしか無いわけですか?」
「もしくはパーティーに属するかですね、パーティーに属すればメンバーはギルト員かどうかは確認しませんので、確認するのは代表の方のみですね」
「・・・いろいろご迷惑をおかけしました、今から町を離れるとします」
「そうですか、それではお気をつけて・・・襲撃には気をつけてください、特に城関係は腐っていますので・・・」
「了解です」
そういって俺はギルトから外に出てドッグミートと合流し、そのままの足で町の外へと向かう
一人と一匹、荒野を行く。
そういえばフォールアウトの宣伝を見るとこんな感じだったっけな~と思いつつ門を潜る、行き先は判らない、地図を持ってこなかったから、エーベンブルグやエウリュース王国の反対側へと進む、しばらくはアルビオンの領地だろうがそのうち違う国へと通じてるだろう。
歩いて数分の事、ずっと動体センサーに反応がある、街からずっと付いて来ているようだ
仕方ない、撒くか・・・・殺したりすると本格的に手配されるかもしれないからな
俺は木の陰に隠れてステルスアーマーに着替える、そしてドッグミートに町に戻れ!しばらくしたら全力で追いかけて来い!と命令する、ドッグミートはアルビオンの王都に向かって走り出した、明日には匂いを辿って戻ってくるだろうと当たりをつけて俺はステルスモードで街道へ戻り移動を開始した。
途中、俺が見えないのに焦ったのか何人かが走ってきて俺を探している、すぐ近くにいるんだがステルスアーマーのお陰で見つかっていない、俺はそいつらを放置して街道をステルスモードで移動を開始した、適当に安全なところまで来れたら普通の服にするか、この服だと見つからないのはいいけど街道を歩いていると馬車とかに轢かれそうだしな・・・
テクテク街道を歩く、周囲には既に動体センサーに反応するものはいない、ドッグミートは今時分街に待機しているだろう、しばらく待てといったからまだ出発はしていないはず。
そんな時、正面に多数の動体反応を発見、微かに見えるのは小鬼・ゴブリンのようだった、丁度いいので射撃の練習をすることにする、派手に銃声を鳴らすとさっきの追跡者にばれるので消音器付きピストルを使う、ステルスモードを解き、歩きながら近寄ると一匹がこっちに気が付いたようで威嚇の声を上げる、そしてまとまってこっちに向かって走ってきた、数は10匹、距離はいささか離れすぎてるけど練習なので撃つ、撃つ、撃つ、撃つ。
なんとか一番手前のを一匹しとめたがもう距離はかなり詰められてしまった、後ろに走りながら片手で振り返りつつ撃つ、10発撃つと2匹ほど倒れ伏したが残り7匹、残りの7匹も走りながら振り返り撃つというやり方で全て倒すことが出来た、ピストルだとかなりしんどいな、これ。
部位を取得したいのだがゴブリンの何処をもって行けばいいのか判らないし、時間も余り無いので放置することにする、とりあえず街道脇に一体一体避けてから俺はまた歩き出した、すると隣にドッグミートがいつの間にか追いついてきた、予想より早いが追跡者は追いついて来れなかったようだからまぁいいかなと歩き出す。
本当に次は何も無いといいんだけどな・・・
今後の予定、別の静かな国で討伐対象を倒しながら細々と生きる、もしくは何処かのパーティーに属して騒がしく生きる、どうしようかな?
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