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王城にて
 ふと目が覚めると見慣れない天井が目に入った

 「知らない天井だ」
 
 定番な台詞を吐きつつ回りを見回すとまるで中世ヨーロッパの映画の中に迷い込んだような光景が目に入った

 ここはどこだろう?

 誰に呟く出なくそんなことを考えていたらドアが開くとともに豪華な衣装に身を包んだ女性と護衛と思われる屈強な男、そして学者風のひょろい男の人が入ってきた

 「あら、やっと目が覚めたのね?」
 
 と豪華な服を着た女性が話しかけてきた

 「あの?ここはどこでしょうか?」

 とりあえず本能が警告を叫んでるので猫をかぶることにした

 「ここはエーベンブルグ帝国ですじゃ、そして君は姫様の英雄召喚の儀によって呼び出されたのじゃ」

 やはり召喚されたようだった。

 「ええ、わたくしが呼び出したの。わたくしはシェリル・エーベンブルグ、この国の王女ですわ。」

 この金髪縦ロールによって呼び出されたのか・・・しかし何のためだ・・・俺にはろくな力は無いはずだが・・・とりあえず聞くか

 「あの自分はなぜ呼び出されたのでしょうか?」

 「簡単なことですわ、今我がエーベンブルグ帝国は隣国アルビオンと戦争をしていますの、敵国の規模は小さいのですが強力な古代武器を使うためになかなか攻められませんの、ですので帝国を勝利に導く英雄として貴方を呼ばせてもらったのですわ」

 要するに祖国の為に帝国潰す英雄もどきとして俺が呼ばれたわけ・・か・・俺には力とか無いはずなんだがトリップ定番のチート力でも手に入れれたのだろうかね・・
 しかし戦争の理由はなんだったんだろうか?

 「戦争の理由はなんでしょうか?」

 「それも簡単なことですわ、国家繁栄の為に我がシェリル・エーベンブルグに忠誠を誓い眷属国家になりなさいといいましたの、そしてら拒絶してきましたの、この美しくも賢いみなに愛されるわたくしに忠誠を誓えば共に国家繁栄いたしますのに」

 なんとなく分かった・・この娘傲慢なんだ・・自分勝手で自分が世界の中心だと思い込み全て思うがままに行かないと気がすまないというむかつく奴のようだ・・こういうのとは付き合いたくないな。

 「はぁ、しかし自分は戦う力など持って居ないのですが?」

 とりあえずどうなるか聞いてみるか

 「えぇ、寝ている間に調べさせて貰いましたがごく普通に人ですね、魔力も普通、筋力も普通、身体能力も普通、あとは頭の中かな?」

 と学者風の男の人が答えてくれた

 しかしあれだ魔力も無い力も無いのかおれは・・・・

 「しかしですね、貴方はこれをもっていたのですよ」

 となにやら黒い物体を見せてくれた・・ってこれは!!

 「オーカム大佐のレーザーピストル?」

 すんごく見覚えのある武器でした、いままでひたすら遊んできたフォール○ウト3のレアユニーク武器

 「やはりこれのことを知っていましたか・・これをどこで手に入れましたか?使い方は分かりますね?握った手つきが手馴れてましたし」

 しまったな・・・受け取ってじろじろ見てしまったがなぜか使い方が頭の中に浮かぶ・・

 そして気が付いてしまった左腕にゲームの主人公が使ってる機械が付いていることに・・・この機械はピップボーイ・・装備品をしまったり回復剤を使ったりステータスを表示したりVATSというチート的な機能も付いていたりする機械・・おまけにこれを使用中は時間が止まるおまけつきで、VATSはぶっちゃけ自動攻撃みたいなもので起動すると自分含め動きが止まりその間に相手の弱点なりなんなりを狙い決定すると時間が流れ攻撃始めるというある意味アクション苦手な人向け機能であるが、遠距離攻撃もこの機能を使えば命中率もでるので結構使う機能である。

 「腕がどうしたのですが?怪我でもしましたか?」

 と不思議そうに学者風の男の人が話しかけてきた、どうやらピップボーイは見えないらしい・・これは助かった

 「いえ、なんでもありません」
 
 「そうですか、それでこれは銃のようですがどのような銃なのですか?」

 これが気になる様子で聞いてきたのでとりあえずごまかしつつ答えることにした

「これは譲り受けたもので使い方くらいしか分かりません」

 「ふむ・・それではそこの鎧を撃ってみてください」

 というのでとりあえず3発ほど打ち込むといともたやすく打ち抜いてしまった

 「わが国の最新鋭の重装鎧をいとも簡単に撃ちぬきますか」

 この鎧はどうやらかなりいいものらしく驚いているようだ

 「やはりわが国の英雄だったのですね?わたくしに忠誠を誓い遣えなさい!」

 ここで姫様の尊くの決定がきた!

 「この銃を使い敵国の精鋭部隊を皆殺しにしてわが国を勝利に導くのです!」

 やばい!すごくやばい!このままでは戦場へ直行かもしれん!どうにかごまかさねば!

 「あの、申し訳ありませんが弾も後数発しか残されてませんしそれまでに銃が壊れてしまいます」

 とりあえず基本的な問題点を挙げてみたがはてさてどうなることやら・・・

 「それは自分でなんとかしなさい!出来なければ敵に殺されて死ぬだけです」

 うっわぁ・・・最悪かもしれん・・・どうあがいても戦争強制参加かもしれん

 「姫様!貴重な古代兵器ですので我々アカデミーで研究するのは如何でしょうか?弾の生産や銃の複製も可能かもしれませぬ、もし成功すればエーベンブルグ帝国の勝利そして他国への進軍もたやすくなりましょう!」

 ここで学者風・・研究員のようだな・・が助っ人(?)してくれた、ただ単に研究対象がなくなるのがいやなのかもしれんが・・

 「それもそうですわね、でわそれを持っていきなさい!そして必ずや完成させエーベンブルグ帝国を勝利を、そして栄光へと導くのです!」

 どうやらこの銃は取り上げのようだった・・自分の命には変えられん・・・

 「あなたもかまいませんね?エーベンブルグの為に差し出すくらい、あとあなたはどうしましょうかね?銃が無いとただの人間のようですし」

 できれば開放して欲しいな~とおもいつつ聞いてみる

 「できれば開放してほしいな~と思うのですが?」

 「それはだめですわ」

 と即座に断られた・・・傲慢段々腹が立ってきた・・

 「そうですわ!あなた突撃隊隊長になりなさい!いいアイデアですわ!決定にします!」

 とてもいいアイデアを思いついたように声を張り上げた・・

 しかも突撃隊・・・速攻死んでしまいそうな役だな・・しかしどんな部隊なんだろう?

 「どんな部隊なのですか?」

 とりあえず聞くそれに限る

 「奴隷に槍を持たせて爆弾を背負い敵に突撃させる部隊の隊長ですわ、指揮しつつ敵の大将の首を取ってくるだけですわ」

 傲慢なだけでなく外道のようだ・・第二次の日本軍以上にひどいな、断るか・・どうなるかわからんが。

 「お断りした場合どうなるのでしょうか?」
 
 すると雰囲気がすっと冷たくなってまるで物を見るかのようにこちらを見つつ

 「わたくしに逆らうのならコンティン収容所に入ってもらいますわ、ちなみに収容所と言ってもバケモノがたまに現れるので死んでしまいますかもしれませんわね?」

 とまぁクスクスと笑ってらっしゃる(苦笑)

 ココで逃げ出すか・・・・いあ状況も分からない状態で逃げ出すのは得策ではない・・
 隊長になって一旗上げる・・・これもまた非現実的だ・・第一爆弾抱えて突っ込む時点で生存は絶望的
 隊長になると嘘をついて機会を見て逃げ出す・・・嘘付いて逃げる・・俺の趣旨じゃないからパス
 やはりここは収容所にでも向かうなりしてから機会を狙うか・・

 「さぁどういたしますか?わたくしに逆らって収容所に入りますか?隊長になって戦いますか?」

 どうやら時間切れのようだ

 「お断りさせていただきます」
 
 「そうですか・・・こいつを捕らえて収容所に連れて行きなさい!」

 「「「っは!」」」

 傲慢娘が声を張り上げるとあっという間に囲まれて捕縛されてしまった

 縛られた自分を見て姫様は笑いながら

 「わたくしに逆らったことを残り短い人生でしっかり後悔なさい!」

 といい部屋から出て行ってしまった

 「おまえさんも逆らうから・・・」

 と言って学者風・・研究員も部屋から出て行き護衛も一緒に出て行った
 
 あとに残されたのはグルグル巻きに縛られた俺と衛兵の方達だった・・
 
 

 
 


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