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 すこしばかりVATS機能について補足説明、一発撃つ為にアクションポイントなる物を使用してアクションポイントが足りないと使用不能になります、アクションポイントは補充に一分ほど待つか一体敵を殺すたびに最大まで回復、VATS機能を使って倒しきれない場合は自分で狙って攻撃するか1分間逃げ回
らなければいけません。
収容所攻防戦 後始末

 ゲシッガシッ

 寝ていると突然誰かに蹴られたような衝撃が体に走る

 「痛ってぇ!なんだよ!」

 目を開けるとイイ笑顔の頭領とカルマさんが顔を近づけて来た

 ドゲシッ

 つい反射的に反撃してしまったよ、頭領は蹴られた脛を手でさすりながら必死に耐えている

 「よう、やっと起きたか。ほれ、今日の配給だ」

 「はい、ありがとうございます」

 そういって食料を詰め込んだ袋を投げわたしてくれた

 「おまえさんは運があるのか無いのかよくわからんな」

 「運ですか」

 それほどまでに落差は激しく無いはずなんだけどなぁ

 「そりゃそうだ、ここに来た初日の夜に化け物の襲撃を受けて、しかし倒した化け物一体目の化け物が強力な銃を持っている、そいつを使って化け物の大将を殺したんだ、たいしたものだ」

 横からカルマさんも話しに混じり

 「そうだの、しかし使い方をよく知っていたな?しかもそれで雑魚だけでなく大物まで倒した、誇れることだぞい?しかし気になる点もあるの?化け物にやられて腹をばっさり切られて確実に死ぬはずだったわしをどうやって救ったんだ?何かを体に打ち込んでるまでは覚えてるんだが・・・」

 スティムパックのことを聞いているのだろうがはっきり覚えていないなら誤魔化したほうがいいだろう

 「いえ、自分が見たときはそれ程ひどい怪我じゃなかったですよ?夢でも見たんじゃないんですか?


 「ふむ、そうか・・・まぁそう言うならそうなんだろうな・・・でも助かったよ、ありがとう」

 真っ直ぐにこちらを向きお礼を言うカルマさん、凄く照れくさいです、ハイ、元の世界じゃ絶対言われないだろうからな

 ついでにカルマさんに聞きたいことあったんだ、あの耳は気になる

 「あの、カルマさんその耳は」

 すると頭領もカルマさんも動揺しつつ

 「耳?耳がどうしたんだ?普通だろ」

 と頭領が必死に誤魔化そうとするが、見た目と言動の行動にギャップがありすぎて笑える、カルマさんはカルマさんでなんというか決意をしたような雰囲気を醸し出し始めた

 「見てしまったのか、まぁおまえさんに助けられた命だ、話してやってもいいかもしれんな」

 そう言って俺に座るように目配らせし、頭領は入り口付近に座り誰も入れないようにした

 「して何が聞きたい?大したことは知らんぞ?エルフといえどわしは長い時を生きていただけだからの」

 エルフだったか・・異世界に来たら美少女なエルフとキャッキャウフフフフな生活をしたかったぜ・

・いやまだだ諦めるのは早い!ここから出て理想を実現するのだ!

 「年はいくつですか?」

 「もう1200年ほどは生きているの、最初の転移門が現れたときにこちら側に移住してきたのだ」

 「最初の転移門?100年前の転移門ですか?」

 「いあ100年前のは大規模に転移門が現れて各国が移動した年だな、この帝国も100年前にこちら側に進出してきたにすぎぬよ」

 「それ以前から転移門はあったと言うことですか?」

 「そのとおりだ、1100年ほど前も一度開いたがそのときは数えるほどしか現れなくての、一部の国家が極秘裏に移動するだけだった」

 ふむ、ようするに1000年前に移住してきた国と100年前移動してきた国と分かれているのか?

 「昔からずっと戦争ばかりしているのですか?」

 「そんなことは無いぞ、ここ最近だとエーベンブルグ帝国に近いところに転移門が出来てしまい、エーベンブルグ帝国がこちらに出てきたからの、領土を増やす為に戦争しかけて回ってるのだ」

 この国が来たから落ち着いてたところに戦争が起こり始めたのか・・

 「他の国はどういう対応ですか?」

 「今は完全に当事者同士だの、エーベンブルグではアルビオンを落とすのは困難だし、他の国に対して協力を頼んでいる可能性もあるが・・・まぁ無理だろうな」

 「なぜ無理だと思うのです?」

 「元いた所での帝国は大国なのだよ、ほぼ敵がいないかと思われていたんだがな、実際には1000年前からこちら側で開拓をしていた国々には勝てんのさね、資産がある、土地も肥えて作物を作りやすい、魔法鉱石だけでなく金や銀などの豊富な資源もあるからの、殆どの国はこちら側で力をつけていたのだ。」

 力を付け合ってこちら側では戦争をしなかったのだろうか?

 「力をつけて戦争をしなかったのですか?」

 「こちら側ではモンスターが沢山おるのだ、ゴブリンやオークだけでくオーガ、ドラゴンまでおる、それだけなら元の所でもいたのでさして脅威ではなかったのだが・・まぁドラゴンクラスまでなら相応の被害覚悟でいけるのだよ、しかし先ほどの化け物達は別だ・・古代兵器は人を容易く殺してしまうし、毒に犯されたもの達もその化け物になる、もしくはそれに近くなるのだ。爆発的に増えるお陰で領土広げるだけで相当な被害が出てな、戦争どころではないのだよ、それに各国離れているお陰で大規模な軍隊を移動させるのも困難なのだ」

 しかしそれが理由には弱いよな・・他に理由があるはずだ・・

 「それだけでは理由として弱い気がするのですが」

 「ああ、それだけではない、過去に一度あったのだよ、戦争の為に3万もの軍勢を引き連れて進軍してた国があった・・・しかしな、進軍の途中の渓谷で風向きが唐突に変わった、風上には毒に汚染された土地があり風に乗って渓谷を吹き荒れたのだ、3万もの軍勢だと逃げるのにも時間が掛かる3割ほどしか逃げられなくて残りは肌が解け化け物になってしまった、そんなことが起こってから各国は戦争するにしても大規模進軍などはやらなくなったのだよ」

 「毒の空気などは街の近くには無いのですか?」

 「ある事もある、突然見つかることもあるが、魔法使いが土に埋めたり水に沈めたりすることで被害を抑えられるようになった、ただその付近の水は飲めなくなってしまうがね・・もしくは被害覚悟で移動させることも可能だ、まぁ1000年の間ごく一部を除き殆ど処理をしてあるから今なら安心だの?」

 「しかしここの洞窟と出入り口を守ってる砦は古代文明の要塞のようでの、砦の地下は不思議な構造になっているのだ、砦は洞窟と繋がってると話を聞くが、まぁ砦の地下も毒に汚染されているがの、風も吹かず飛び散らないし化け物も居ないから研究所になってなっておる」

 まるで見たかのように話をしているな・・

 「詳しいのですね?まるで見てきたかのように」

 するとカルマさんはにやりと笑い

 「昔はそこで研究をしていたのだよ、いや・・研究をさせられていたのだよ、昔はここの場所は別の国で封鎖されておった、しかし王都の近くにエーベンブルグと繋ぐ門が現れての、すぐに破壊せず様子を見ておったお陰でエーベンブルグに強襲され王都を落とされてしまった、そして元あった国は消滅、元の世界に戻らざる終えなくなったわけだ」

 「そんなことがあったのですか・・・」

 「殆どの人間は殺されてしまったがエルフであったわしは捕虜となりいろいろ協力させられていたのだ、そしてここを調査などしていたのだがいろいろあった挙句数年前にここに投獄されたわけだ」

 「理由を聞いてもいいですか?」

 「それはな・・・研究をしていたのだが結果が出なかったのだ・・古代兵器を研究してたのだが複製は元より生産もどうしても不可能での・・姫さんがそれに業を煮やしてここにつれてきたのだ、今は多分本来の国から技術者でも引っ張ってきてるだろう」

 「そうですか・・・いろいろ話を聞けてありがとうございました」

 カルマさんは不思議そうに話しかけて来た

 「わしがエルフとかなぜいるかとかは聞かないのか?」

 エルフって珍しいのか・・ううむ、さっぱりわからんな・・

 「なぜ、そう思うのですか?」

 「ふむ、しらんのか。一応エルフ族はこちら側に着てないことになっておるからの?それでエルフが居るとなるとみな不思議がって聞いてくるのだ、今まで隠しておったがの」

 「そうなのですか、すみません」

 「さてこれからどうするのだ?なんとなくだがここに居るべき人物じゃない気がするのだがな・・」

 ここは素直に洞窟探索に出ると伝えるか

 「はい。、洞窟が気になりますので少し探検しようかと思ってます、なので報告したいのですが・・・・」

 ちらりと見る頭領ことヴァグス、ドアにもたれかかって寝ています・・・熟睡しています

 「昨夜の戦闘と今朝方の番兵との話で疲れておるんだろ、後で話をしておくよ、今からいくのか?」

 横目でピップボーイを見るとまだ9時になっていないので行くことにした

 「えぇ、夕べの襲撃で敵も減ってるかもしれませんし、見てくるだけ見てきます、怖くなったら逃げ出しますよ」

 「それがいい、無理することは無いからの、命あっての人生だ。気をつけてな」

 そういって送り出してくれた、小屋を出てふと振り返るとカルマさんがボスを小屋の中に運んでいたところだった

 洞窟に着き動体センサー、方位磁石を起動、昨日と違って放射能反応は無し、洞窟の上には番兵がこちらを見ているが何も言わないところを見ると止めないようだ

 いろいろ機能チャックをしていざ洞窟に入ろうとすると上から声をかけられた

 「おーい、あんた、洞窟にはいるのか~?これを持っていけ~、まぁがんばれよ~」

 といい松明と火種を落としてくれたとりあえず松明に火をつけて腰を屈めて洞窟内に進入を開始した



 

 
 


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