ぱにっく49!ハッキングとらぶる!?
「待てええ!! とりあえず話を聞いてくれええ!!」
大河はキャッツを追う。キャッツはひたすら逃げる。立ち止まったら貞操を奪われる、と勘違いしているようだ。
「変態の言うことなんて聞きたくもありませんわ!」
まるで猫のような身のこなしで走り続ける、キャッツ。
くそぅ、大河は泣きそうな声で悔む。
「人を変態呼ばわりしやがって〜(※十分に変態です)」
どうやら、大河は自分が変態だと自覚していないようだ。
似たような空間を行き来しているせいか、まるで同じ場所を何度も通っているような感覚に陥っていた。
大河とキャッツの二人は、さすがに息が切れてきている。
移動手段が早歩きに変わっていた。傍から見れば、森を散歩しているだけにしか見えない。
疲労感のせいか、キャッツは他の事に目を向けることができなくなっていた。
地面に点々と転がる、実にもだ。
はぁはぁ、と息を切らしながら、キャッツは前進する。
パキッ、と乾いた音が響いた。
パキッ、と乾いた音がもう一発、更にもう一発鳴り響いた。
リズムよく鳴ったその音の正体は、地面に転がっていた実だ。
魔法の実が割れていた。
大河が遅れるようにして、空間に足を踏み入れる。
左側の通路には、キャッツがいた。
「待てええ……話を聞けええ……」
「イ、イヤですわ……絶対に聞くものですか……」
両者共に声が死んでいる。ここだけ地獄になっている。
――瞬間、地を揺るがす轟音が轟いた。キャッツの背後から数本の根が飛んでくる。
土を被っており、どうやら木の根っこが地面を貫通して出てきたようだ。
しゅるしゅる、と風を切るような音と共にキャッツに迫る。
衰弱した大河はそれを見た。
根がキャッツの足首を掴み、豪快に上に持ち上げられる姿を。
「い、いやあああ」
疲労感で枯れ切った悲鳴が空中に向かって放たれる。
「ね、猫目……!?」
大河の眼前にそびえ立つ巨大な根の化物。一本一本が丸太のように太く、その一本一本に細い弦が生えている。
弦も根も生き物のように、うじゃうじゃと体を絡ませながらうごめいていた。
弦がキャッツの衣服を剥がそうとしている。
キャッツは弦を手で弾き返す。が、二本しかない手に対して弦は何本もあるため、対処しきれない。
キャッツの上下の衣服の中に弦が侵入する。
「し、白衣大河……あぁっ」
甘い吐息が漏れる。
性感帯を刺激されたキャッツの体は直ぐに熱り、抑え込んでいたそれを再び呼び起こしてしまった。
乳房の先端に付いた突起物は、ピンッ、と赤く立てていた。
半透明な体液が陰部の割れ目から溢れ、パンツにシミを付けている。
先ほども同じ行為をされたためか、半透明な体液が多く出ていた。
「な、何なんだ……!? このエロい化物は!」
ジュクジュク、と弦が陰部を掻き回す。
キャッツの顔は気品の感じられない、淫らな表情に崩れている。
「と、とにかく待ってろ! いますぐ助けてや――」
ふわーり、と大河が足が持ち上げられる。
「あり〜?」
大河も弦に捕まってしまった。キャッツの中に混ぜられ、もみくちゃにされる。
大河のナニがキャッツの下腹部に押し付けられる。
しかし、キャッツはそんな感覚を感じる余裕がない。
大河の上下の衣服にも弦が侵入した。
「ひやあ!」
大河のナニを弦に掴まれた。更に後ろから侵入した弦が割れ目を擽る。
この魔法は『ブラックレーベル』という、特殊な召喚魔法の属性だ。
邪悪な精霊を扱う属性である。
基本的に召喚魔法は危険であるため、月陽学園には存在しない。
しかし、存在している。
つまり、どこかに部外者が侵入したのだ。
魔宵の森がハッキングされた。
他でもない、魔女にだ。
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