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ぱにっく159!三つ巴の戦い!
 長袖のジャージを腰に巻いた状態で、大河はトイレから出てきた。
 長ズボンを着用することにより、膨らみは隠せている。
 だが、それが逆に、祭に疑いの目をかけられる羽目となっていた。

「お前、朝から暑い暑いって言ってたのにどうしたんだ?」

 もうすぐ冬に入るというのに、大河は朝から暑いと愚痴を溢していたのだ。
 それなのに今、長ズボンを穿いて、更に長袖のジャージを腰に巻いているのだから、疑われても仕方あるまい。
 大河は祭と共に廊下を歩きながら、会話を続けた。
 水に濡れた手をズボンで拭いている。

「足腰が急に冷えてきてね」

「何歳だよ、お前」

「うーん、二百歳くらい?」

 適当に冗談を言い、話題を濁した大河。
 祭は大河の冗談を笑い、すっかり忘れてそうなご様子だ。
 と、笑うのを止め、何かを思い出したようだ。

「そういえば、単発で魔法が使えなくなったな」

「散髪?」

「単発だよ。これからは最低でも二重奏魔法じゃないと駄目だ」

 大河と祭の二人は階段を上がり、三階に移動した。

「いいじゃん、強くなって」

「バカ、その分、魔力の消費は高くなるし、今までみたいに絶対に成功するってわけでもないんだぞ?」

「無くなったら、違う組ん所に乗り込んで回復すればいいさ。仲間と一緒なら心配ないよ!」

 仲間。
 その言葉が自分だけを差していると勘違いしたのか、祭の表情が一気に明るくなった。
 パンパン! と大河の背中を叩いた。

「泥舟に乗ったつもりでいろよな!」

「おお! 頼りにしてるよ!」

 泥の舟では沈んでしまうのだが、本当に頼りにしていいものなのか疑問に思う。
 三階の寝室兼作戦会議室には全員が集まっており、既に組分けと向かう組が分担されていた。
 それが記された黒板を、大河と祭は見ていた。
 ちょうどその頃、神戸のいる十三棟の戦略型チームも向かう組を分担していた。
 だいたい、試験開始三十分前くらいに向かう組を決めることが多いようで、虎鉄のいる十九棟の万能型チームも向かう組を決めていた。

 大河が、

「今日は十三棟か〜」

 神戸が、

「六棟か……手強いって噂のところだったな」

 虎鉄が、

「六棟と十三棟か〜、頑張り屋さんやなー、うちら」

 ――向かう組、戦う組を口にしていた。
 全ての歯車が噛み合った時、壊れた時計は再び、動き出すことだろう。
 155話で恥夜が使ってた技は魔法ではありません。
 あれは『圧縮戦術』という、魔力を直接付加させる戦術です。
 実はかなり前から恥夜には横文字じゃない技を持たせたくて、色々と考えていたのです。
 何か和っぽいし、桜とか和を連想するような感じの技名を考えていたのですが、いいのが浮かばず、結局、名無しの技に終わってしまいました……。
 そんな裏話があったという話です。
 サブタイが変わりました!
 インテグラを倒した辺りから変えようとは思っていたのですが、ついつい忘れてしまって、ようやく変えれました。
 意味は『歴史をぶっ壊せ!』みたいな感じです。史上最強の魔女を倒すぞ!という思いが込められております。
 後、明日、10話間隔で前書きに『これまでのあらすじ』を書きます!
 もう160話もあるから、新規読者の方は最後まで見るの面倒だと思うので、これを参考にしてもらえたら嬉しいです。
 本当はもっと前から書こうと思っていたのですが、前々作の秘め事と違って、その場その場で話を作っているので、ぶっちゃけ、ほとんど内容を覚えていない(爆)
 なので、書くに書けなかったのですねー、いやー、ホント駄目な作者ですわー(死)
 というわけで、明日は読み返して『これまでのあらすじ』を入れます。
 あっ、その時点でのこれまでなので、よろしくです!


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