GHQの内部対立激化。GHQ参謀第2部が社会党政権を擁立。GHQ民政局は黙認。
GHQの内部対立、民政局と対立するGHQ参謀第2部が日本社会党を中心に民主党の総裁芦田均を加えて連立政権を1947年(昭和22年)5月24日に擁立したのであった。
彼は、このGHQの内部対立を利用しようと考えていたのであった。
まずは、参謀第2部の部長、チャールズ・ウィロビーと日本国をどのようにするか話をしたいと思いGHQの内線電話で参謀第2部に電話をしたのであった。
秘書が電話口に出てウイロビーと話しがしたいと伝えると、本人に話をつなぐべくしばらく待たされた後、なんと本人が民政局の彼の部屋に行きたいとの返事があった。
ウイロビーは、GHQ参謀第2部の部長で米陸軍少将である。占領国の一民間人である彼を呼びつけるならともかく、自ら足を運ぶとの申し出であった。
民政局のマッカーサーの小判鮫、ホイットニー准将や差別主義者のケーディス大佐とは、毛色が違うと直感で感じた。
参謀第2部部長ウイロビーと彼は、民政局内で会うことになったのであった。
*憲法第9条を読み解く3つのポイント
1.{国際紛争を解決する手段として}①戦争と②及び③が放棄されている。
2.{前項1.の目的を達するために}陸海空軍その他の戦力を保持しない。
3.The right (of) belligeren-cy (of) the state will not be recognized.
交戦状態を意味する belligeren-cy という単語を選んだ。
戦争行為を意味する belligeren-ce という単語を避けた。
戦争権ではなく交戦権にしたかった。一連の戦争(始~交戦~終)行為の中で交戦に限定した。
戦争の始の部分は、先制攻撃するので交戦権に含まれていない。
Will が含まれている構文は、未来を表している。