2:やーらーれーたー。
いててて・・・・。
あっ、みなさんこんにちは。
やれやれ、吹き飛ばされてからうちの上司が、いや、怪人たてがみライオン(突っ込みは受け付けないって)が戦ってたけど・・・。
あ、やられた。
おれ等下っぱのいいところはあまり生命の危機というものが存在しないところだ。
先輩戦闘員クロブラック7号曰く、
「ヒーローの攻撃を寸手で見切って、自分から吹き飛び、あとは死んだ振り!これがこの仕事のコツだ!」だそうだ。
そんなことでいいのかと思う人もいるかもだけど、実際そんなもんだ。
おれ等下っぱの身体能力は常人の約五倍(個人差あり)。だが、ヒーローたちの身体能力はそれを遥かに凌ぐ。
勝てねぇって。
ということで、我々は本気というものを出したことがほとんどない。
そういえば、前に奥さんに逃げられた8号さんがヒーローたち相手に頑張ってたなぁ。
結局ぼこぼこにされて、病院送りにされてたなぁ。
あ、ヒーローたちが行ってしまった。
よし、帰って漫画読んで寝よ。
「まだいたのか!クロブラックめ!」
やべ!みつかった!
「われわれは一匹たりとて敵を逃したりはしない!覚悟ぉ!」
やばいやばいやばいやばいきてるいてるきてるきてます!
こうなりゃやけだ!やけくそだ!
「うわああああああああああん!」
「あ、逃げた。待てごらああぁぁぁあぁぁぁあぁ!」
やっぱ怖い。絶対こいつ等ヒーローじゃねぇだろ!
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