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にゃあああ、だるぃいいい。
愚痴る下っぱ
作:黒昭



11:カツ丼いる?


 「貴様がやったんだろ!ネタはあがってんだ!」
「うぅ・・・。わたし・・・。あの人のことが許せなくて・・・。それで・・・。」
「おまえも人の子だ・・・。憎しみも持つかもしれんが、それではお前も悪人になってしまうぞ・・・。」
「だって、だって・・・。」
容疑者の前に差し出されるカツ丼。
「これでも食って、落ち着いたらいい。」
「け・刑事さん・・・。」

「って、どこの昼ドラですかぁ!」
空気読めよりーどぉ。
「何ですかその不服そうな顔は!真面目にしてください!」
「いーや。」
「可愛く言ってもダメです!」
「なによぅ!せっかく面白くなってきたっていうのにぃー!」
「あなたは捕まっている身で何を言ってるんです!」
「「だってだるいんだもん♪」」
「ムッキャアアアアア!」
わっ、リードがついに切れた!

 リードが落ち着くまで今の状況を説明しよう。
今おれは前回引きずってきたヒーロー、確か名前がショッキングピンクって言ったかな?そいつを目の前に尋問室にいる。
尋問室にいるんだから今は尋問の真っ最中なのだが、なぜおれがこんなことをしているかと言うと・・・。
 尋問TAKE ONE

尋問官 名も無き事務隊員
被尋問者 ショッキングピンク

成果
「リード監査官!彼女のアドレスを聞き出せました!」
「クビ。」


 尋問TAKE Two

尋問官 黒ディープブラック隊長

被尋問者 ショッキングピンク

成果
「リード監査官!彼女の電話番号を聞き出しました!」
「降格。」


 尋問TAKE Three

尋問官 女性隊員A

被尋問者 ショッキングピンク

成果
「リード監査官!お姉さまのスリーサイズを聞き出しました!」
「女性にこんなことを言うのはどうかと思うけど、やっぱり一回死んだほうがいい人になれるんじゃないかな?」


はい、以上リード・ケルツのツッコミ集でした。
 こんなのいつものリードじゃなーい、と思われそうだが、意外なことにそうでもなかったりする。
リードは元々かなりの切れ者で、開発棟の奴らがその頭脳を頼りに来たりするほど。
そういう能力の性もあり、また、仕事する姿以外は他人に見せないようにしているので、この糞虫は“クール”で通っている。

 ついでだが、なぜかおれといるときだけ素に戻る。
 事情が分かる人はここに来て先生に教えてください。
やれやれ、ということでおれに役回りが来たのだ、が・・・。

 「ゆーいちぃ・・・。」
「わかったわかった、おれがやるから早く元戻れ!」
「うぇええん。ありがとうゆーいちぃ、うぇええん。」
「わかった!わかったから泣き止めよ!」

 この野郎は感情の起伏が激しくなったり、弱ったりするとこうなる。
基本的にガキなのだよ、こいつ。
「疲れたんだろ?仮眠室に行ってさっさと休め。後はおれがやるから。」
「ありがとー、ゆーいちは優しいね。」
「黙れ、早く失せろ。」
「はーい。」












で、今尋問してたってわけ。
「うそ言わないでよ!遊んでたでしょ!」
「失礼な!糞虫の分際で人間様に口を聞くなど!」
「どこから突っ込んでいいのか分かんないよ!」
やれやれ、冗談はこの辺にしておき・・・。っよいしょっと。
「なにこれ?」
「尋問の記録だよ。」
「こんなに・・・。」
リードがうつむいてしまった。気に食わなかったか?
「ありがとう!ゆーいちはやっぱり頼りになるね!」
「だぁぁ!ひっつくな!離れろ!何で戻ってんだよ!」






「なんかあたし無視されてない?」


 誤字脱字があったら教えてくださいね。











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