赤面症『200文字小説』
自分、男なんすけど、恋愛小説好きなんすねww
今気づいたッスwww
あなたを見ると、顔が赤くなる。
何故か、赤くなる。
赤面症なんか…大嫌い。
「ねぇ、ハンカチ落としたよ」
「えっ?あっ、ご、ごめんなさい…」
「…顔、赤くなっているけど大丈夫?」
「だ、大丈夫です。その…えっと…気にしないでください……」
うう…恥ずかしい…消えてしまいたい……。
「そうなんだ。でも…」
「?」
「リンゴみたいで可愛いね」
「!…あっ、ありがとうございます!」
この日から、自分の赤面症が少し好きになった。