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注意 
 今回は本文中に性的表現が含まれています。
 苦手な方、又は、そういう表現が嫌いな方は
 その場面にきたらとばすなど。してください。
 R-15指定はさせて頂いていますが閲覧にはご注意を・・・。
番外編 7・ さくら咲く君へ・・・(5)
「ちょっと待て。さくら」
 一は少々困った顔をしながら、ソファの背に掛けっぱなしだったブレザーを取り、さくらの肩からかけた。
「どうした?何を怒っているのだ?」
 両親に会いたいだろう。村の空気を吸いたいだろう。さくらの事を考えてやったことなのに。一にはさくらが怒っている理由が解からない。
「だって、一さん、夜になっても迎えに来てくれないんだもの」
「だから、今日は実家に泊まりなさい、と言っただろう?しばらく居てもいい、と・・・」
「一さんがそんな事言うから、『嫁ぐ先の旦那様に、帰ってくるな、みたいな事を言わせるな』って、私、怒られたでしょうっっ!」
「お・・・おこられた・・・?」
 珍しく一が言葉に困り、目をぱちくりさせる。
 何故、怒られるのだ?久し振りに娘が帰ってきたというのに・・・。
「『葉山家でなにかやったのか?』って。散々訊かれたわ!『不作法をしてしまったのではないか』って!!」
 さくらが拗ねた顔をして、一を見上げる。少々涙目になってしまっているその顔を見て、一は戸惑った。
「両親は・・・歓迎してくれなかったのか?」
 一が訊くと、さくらは首を左右に振って下を向く。
「・・・喜んでくれた・・・。お父様まで目に涙を溜めて。家の使用人や、近所の子も会いに来てくれて。・・・数時間だけど、楽しかった」
「それなら・・・」
 それなら、怒る事もないだろう・・・。

「一さん・・・。私、一さんのところに居たいの・・・」
 さくらは涙目のまま、一を見上げた。

「一さんと一緒に居たいの。・・・一さんは、私が葉山家へ連れてこられて、村が恋しくて寂しがっているんだろうって、思ってくれたのだと思うけど・・・」
「違うのか?」
「恋しいわ。ずっと育った場所よ。そんなの当たり前でしょう?───でも、私、それ以上に、一日一緒に居られないと思っただけで悲しくて涙が出てしまうくらい、一さんが恋しいの」
「・・・さくら・・・」
 さくらは、肩から掛けられていた一のブレザーを床に落とし、一に抱き付いた。
「一緒に居させて・・・。お願い」
 一は下着姿で自分に抱き付くさくらの肩に手を置くと、笑って息を吐いた。
「・・・解った。いてもいい。・・・私も、さくらにそう言ってもらえると嬉しいよ。───ただ、とりあえず、服は着てくれ。さくらから『宿代』を取る気は無いよ」
「嫌。着ない」
 一は言葉を失う。「着ない」と言われては、彼としても困ってしまう。
「困らせないでくれ。『我慢の約束』が守れなくなる」
 少々冗談めかして言ってみる。きっと、からかわれていると思い、離れてくれるだろうと思ったが、反対にさくらは抱き付いたまま顔を上げ、可愛らしい目でキッと一を睨んだ。
「じゃぁ、我慢やめてっ」
「さくら?」
「我慢なんてしないでっ」

 以前さくらは、一が自分に触れない事を不満に思い悩んだ事がある。
 しかし、実際にそうされるのと考えるのとでは、全然違うという事に気付き、怖くなってしまった。
 だから一は、さくらが自然に自分を受け入れてくれるのを待つ。と約束したのだ。

「一さんが、もう二度と、私を傍から離そうなんて、絶対に思わないように・・・」
「何を言っているのか。自分で解っているのか?」
「解ってる。・・・私、一さんと離れたくない。・・・。だから、一さんにも、私の事何があっても傍から離そうなんて思わないようになって欲しいの。・・・私、本当に一さんの物になりたい。もぅ、怖がったりしないから・・・」
 一生懸命に、訴えるように言うさくらの声は、少しだけ震えていた。
 まだ14歳の女の子が、こんな事を口に出すのだ。きっとここへ向っている時から「言おう」と決心をし、その決心に高まる胸の鼓動を抑え続けていたに違いない。
 一は両手で、自分に抱きつくさくらのサラサラの髪を梳くように頭を撫でた。

「・・・本当に、我慢しないぞ・・・」
 一回一回、さくらに触れ、唇を重ねるたびに、「約束など、破ってしまおうか」そんな気持ちが彼を襲い続けていた。
 こんなにも誰かを、それも女性を欲する事など、彼にとっては初めての事だった。
「・・・我慢・・・しないで・・・」
 静かな色を帯びた声に、一気に神経が高まる。
 一はさくらを抱き締めると、その柔らかい唇に唇を重ねた。



 衣擦れの音って、こんなに大きいんだ・・・。
 首を動かすたびに、体をちょっと焦らすたびに、体がシーツにすれる音が耳に響く。
 熱い吐息と共に、一の唇が喉の線をなぞる。
 その唇が胸元に下りた時、さくらはちょっとビクッとして、優しく自分の胸を撫でるようにまさぐる一の手を、上から押さえた。
「・・・どうした?」
 静かな、どこか熱っぽい声が、胸元から聞こえる。
 さくらは、ちょっと震える声で答えた。
「・・・はずか・・しいの・・・。あの・・・小さくて、嫌じゃない・・・?」
 大きな一の手。まだ成長段階のさくらの胸は、すっぽりと隠れるようにその手の中に納まってしまう。
 誰かと比べた事などは無いが、「自分の体はまだ子供だから・・・」という先入観が、「大人の女性」のように一に満足してもらえないのでは無いか。という劣等感のような物を生み出させていた。
「小さくなんか無いぞ・・・。充分だ」
 一は優しく撫でていた胸をキュッと持ち上げて、上気し始めた肌に溶け込んでしまいそうな綺麗な色の乳首を、キュッと唇の先で吸った。
「はっ、あぁっっ!」
 跳ね上がるほどに体が震える。何も考えずに口から出てしまった大き目の声に、さくらは真っ赤になって両手の指先で口元を押さえた。
「・・・ご・・ごめんなさい・・・。私、こんな・・声・・・」
 体の反応のままに出てしまった声。
 真っ赤になってしまっている自分が解るくらい、恥ずかしくて恥ずかしくて堪らない。
 一はさくらの両手を口元から離させ、細く小さな指を、自分の指と絡めシーツの上へ戻す。
 そして再び、硬度を持ち始め立ち上がりかけているピンク色の突起に、今度は少々強めに吸い付き舌で押し潰すように転がした。
「やっ!・・はぁぁっっ・・・は、じめ、さん・・・ぁぁっ」
 体が跳ね上がり声が出る。
 そんな声を、少しでも漏らしてしまう自分が恥ずかしい。
「さくらは私に、我慢するな、と言っただろう?」
 何度も何度もさくらの乳首をついばみ愛撫を繰り返しながら、一が囁くように言う。
「だからさくらも・・・我慢するな・・・」
「あっ・・・あぁ・・」 
 胸の先から、だんだんとくすぐったいような何とも言えない感覚が、体中に広がってくる。
「・・はじめ・・・さん・・。んっ・・んっぁぁ・・・」
 やがてその広がりは下半身を刺激し、快感の証拠となって湧き出る気配に変わる。
「・・・い・・や・・・」
 一の行為が嫌なのではない。
 こんな反応をしてしまう自分の体が、恥ずかしくて嫌になる。

 どうしよう・・・一さん、呆れるんじゃないだろうか・・・。
 私、こんな・・・。

 そんな不安にとらわれ、泣いてしまいそうなさくらの気持ちとは裏腹に、強張る脚の間にゆっくりと差し込んだ指先で、その反応を感じ取った一は、嬉しそうに笑った。

「さくら・・・愛しているよ・・・」





 こんにちは。玉紀 直です。
 意外と・・・我慢は長く続きませんでしたね(笑)

 考えてみると、玉紀が書く女の子の中では、さくらさんが一番「初体験」が早かったですね。
 14歳だし・・・と、考えて、そういえば涼香ちゃんもか?
 とも思いましたが、涼香ちゃんは「夏」で、さくらさんは「春」なので、「さくらさんの勝ち!」とかって・・・、一人で盛り上がってしまいました。(ばか・・・)
 ちなみに男性陣では、学君ですね。(おお!母子そろってっっ!)
 信君も13歳の時って事になっていますが、「年末」に、なので。(笑)
 この話もあるんですよ一応。
 こちらも学君の勝ち!
 しかし、親友同士「年上のオネーサンじゃん!」と、一人ニヤニヤしてしまいました・・・。
 (すいません。最近(?)下品で・・・)

 さて、次回、番外編7ラストです!
 引っ張るなーー。と言われそうですが、「閲覧注意」シーンから始まりますので、苦手な方は初っ端、ご注意下さいね!

 では、次回!!


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