突然の彼女3・ファイナルエピソード(20/89)PDFで表示縦書き表示RDF


突然の彼女3・ファイナルエピソード
作:ヒロヒト.JJ



その20 森田しっかりしなさいっ!


森田しっかりしなさいっ!

●美智代のブログより
 
みっちっちの好き勝手ぶろぐ♪

 みなさんこんばんわぁ(´・∀・`)ノ″
 早速だけど、ゆうべ森田にハッパかけてやったの。
 ホントは何も言わずにしばらくそっとしておこうと思ってたの。
 アタシだって、それくらいの気遣いはできるつもり。
 なのにアイツの方からのわざわざやって来たわけよ。
 それもアタシがちょうど着替えてブログ更新しようとしてたときによ!
 あ、先にお風呂は入ってたんだけどねw
 だからアタシはもうパジャマ姿でリラックスしてたの。
 大好きなトマトカクテルも冷蔵庫から出して飲もうとしてるときだったのよ。
 もうサイアクー!!(`ヘ´#)

 よっぽどほっとこうかって思ったわ。
 でもね、やっぱちょっとだけ気になっちゃって、玄関まで入れちゃったの。
「何の用?」
「あのー、森田と言いますけど。」
「見りゃわかるわよ。もう玄関に入ってるでしょ」
「そ、そうでした(^_^;)」
「(;-_-) =3 フゥ」
「あの…今日の結婚式のことなんですけど…ゆ、ゆりかさんの。。」
 あーやっぱりと思ったアタシ。当然気になるはずよね。
 気になるどことか、明らかに動揺を隠せないって感じ?
 だって、右足にサンダル、左足にスニーカー履いてんだもの。それになぜか片手にティッシュの箱持ってるし。
 アタシすぐにツッコミ入れたわ。
「あんたティッシュ持って部屋でひとり何してたのよっ!ヤラしいっ!」
 森田もさすがにハッとしたようだけど、動揺が大きすぎて弁解もできなかったの。
「こ、これはちょっと・・」
「もうジョークくらい軽く受け流してよ!」
「は、はぁ。。」
 最近では久しぶりに見た森田の情けない姿。
 でもアタシにはティッシュを持ってる理由がわかった。
 森田は昼間ずっと部屋で泣いてたってね。今でも目が赤いし鼻水も出てる。
 
 “マズイわ…森田にゆりかの結婚相手が是枝さんだって教えたら…きっと泡吹いて倒れちゃうかも?”

 だからアタシはこいつを元気づけようとしたの。
「あんた、いつまでゆりかのことを引きずってるの?立ち直る気ないの?」
「はぁ…そうは思ってるんですがなかなか。。」
「だったらこれがいい機会じゃない。ゆりかはもう結婚しちゃったの。ケンカして別れたんじゃないなら、あんたはゆりかの幸せを願うべきでしょ?」
「はい。。理屈ではわかってるんですが。。」
「しょうがないわね。で、何が聞きたいの?」
「その…ゆりか…さんのお相手はどんな人かと。。」
「知ってどうすんの?」
「いえ、どうもしません。殺しに行くとかそんなんじゃないです」
「当たり前よっ!(^□^;」
「だからその…僕が言うのも変ですけど、僕よりいい男なのかな?って。。」
「安心して。あんたより数百倍いい男よ。ホント変な質問ね」
「それと、僕よりハキハキしてる人かなって。。僕は決断力がなかったから、ゆりかを悩ませてしまったんです。だから。。」
「あーなるほどね」
「ゆりかを大事してくれる人ならそれでいいんですけど。。」
「それも多分大丈夫ね。お相手の人は重役よ。責任のある立場の人だし、人との会話も上手だわ。緊張しないタイプって聞いたけど」
「アワワ(~▽~;)僕と真逆な人ですね」
「あんたも早く新しい彼女見つけるつもりで、もっと積極的になりなさいよ」
「そうですね。。」
「でもアタシはダメよ」
「は?」
「アタシのパジャマ姿見て萌えないでね。変な気起こしたらゆりかに言うわよ」
「それはないです。全然萌えません」
「なんですって!!ヽ(`⌒´)ノ」
「え?なんで怒るんですか?」
「年ごろの独身女性が目の前でパジャマ姿なのに、少しは目をそらしなさいよ!」
「すみません。。ゆりか…さんの姿を見慣れてたもんで。。」
「いちいち腹が立つ言い方ね!もうっ!ヽ(`⌒´)ノムキィ」
「じ、じゃあ僕はこれで失礼します(^_^;)ご迷惑おかけしました」

 このあと森田はアタシの怒りに慌てたみたいで、振り向きざま玄関の閉まってる扉に顔をぶつけたの。まるでシナリオの出来上がったコントみたいにw
「バカね。今どきそんなことしてもウケないわよ」
「はは…(⌒-⌒;」
「ところであんたも今の会社、随分長いみたいだけど、出世はしないの?」
「一応、今は課長です。部長補佐もやらさせていただいてます」
「へー( ̄。 ̄*)それは意外ね」
「僕、プライベートは最低ですげど、仕事はできるんです」
「自分で言わないの!(^_^;)」
「はい…では失礼します。おやすみなさい」

 アタシ、森田が帰ったあと考えちゃった。
 これで良かったのかな?是枝さんのこと教えなくても良かったんだよね?
 だってもうゆりかは結婚してしまったんだもの。
 アタシの推測でどうのこうのできないもの。
 それに…
 それに、例えこの結婚が是枝さんの計算だったとしても、ゆりかを愛するゆえにしたことなら、ゆりかは彼にしっかり守られるわ。幸せな家庭も築けるじゃない?
 
 以上、アタシの今日の結論。みんなはどう思う?

 じゃあ今日のブログはこれまでね!
 トマトカクテルぬるくなっちゃったから、味が半減しちゃったわ; ̄_ ̄)
 (* ̄▽ ̄*)ノ”じゃあね〜♪
                 (続く)







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