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いや、わしにもわからん
譲れないもの
作:サダコレ


「この世に意味の無い人間なんていないんだよ。」
スーパーの店員がそっと僕に囁いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え?なんですか?」僕が聞き返すと店員は、…
「もし仮にだよ?焼いたはずのお好み焼きが臭かったらどうする?」
「…?え?」
「次のお客様どうぞ〜。」
その場の会話はそれで終了した。
翌日あの店員が気になり、そのスーパーに顔を出すと、
「いらっしゃいませ〜!毎日当店のご利用ありがとうございます、お前みたいなもんが〜」

と言われた。僕は少し嬉しかった。何故なら僕は人に本気で叱られたことがない。両親も僕なんか見て見ぬふりだ。
僕は泣きながら、
「ありがとうございます!僕、なんか頑張れそうな気がします!」
店員は一呼吸を置いて僕に語りかける。
「しね〜〜」
ゾクゾクするじゃないか〜
噛めば噛むほど食べやすい。
ポテチは本当にあったんだ!!父さんは嘘つきなんかじゃなかった!
家に帰り洗濯機をまわす。
「もう冬だな〜。そういえばもうすぐクリスマスじゃん!?」
僕はハゲています。
だが必ずしもそれが裏目にでるとは…。
僕が同窓会にいけない理由があるとすれば、それは僕がマッスル香織のスピードについていけないからかもしれへんのや〜。
堪忍や〜堪忍やで〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
譲れないもの、あなたにはありますか?


ほんまにわからん。わからんのだよ













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