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04 神様(自称?)登場
手続きも終え、寮に住まう事になったんだけど。
さすが王立、めちゃくちゃ豪華絢爛な内装な事ですね。まったく。

赤い絨毯にシャンデリア、見るからに高そうな壺や絵や食器類、一人部屋なのに何故か3LDKという部屋造り。
1LDKで一人暮らししてた俺には考えられんな。

「はぁ~ にしても暇だな~ ふつう入学式ってイベントがあると思ったのに……なんでないんだよ!」

不満だ。
不満でストレスが溜まって老けそうだ。

なんてベッドの上で愚痴愚痴していると、いつのまにか金髪碧眼の美女登場。

「どちらさま?」
「神様ですよ」
「神様? God? カミサマ?」
「そうです、神様でGodのカミサマです」
「天国に住んでるっている?」
「いえ、性格には天界天神町000-00番地に住んでます」
「これはご丁寧にどうも」

と一応頭を下げる。

「いえいえ、どういたしまして」

んで神様?も頭を下げる。
っていうか神様が人間なんぞに頭下げていいのか?

「何かご用でも?」
「そうでしたそうでした、実はですね、お願いがあります」
「お願?」
「はい、お願いです」

満面の笑みで肯定、でも神様のお願ってなんだ。
この笑顔の前じゃ断る事はできそうにないんだけど。

「実はですね。ぶっちゃけこの世界救ってください」
「……えらいぶっちゃけますね」
「えぇ、神様ですから」
「はぁ~ で、具体的には」
「この世界に住んでいる御堕神(元神)を殺してください」
「ちょぉぉおぉぉっと待った! 何それ! 俺に神殺せって!? 大罪だろそれ! 地獄行き決定だろ!」
「いえ、"元"神ですから、ここ重要ですよ? それに私の加護があるから努力すれば勝てますよ。だから一時的に知識と身体能力を上げて騎士学校に入学できるようにしたんですから」

なんて事を平気で言う神(自称)、いやいくら俺でも……

「大丈夫心配しないで、貴方には私の加護があるんです。チートなんです、ハーレムも夢じゃありませんよ」
「何でもお申し付けください神様」
「い、いきなり接し方が変わりましたね」
「何ヲ言ッテイルノカ分カリマセン」
「……貴方に与える加護は、というかぶっちゃけ私の力の一部与えるんで、想像すれば大抵の事は現実に起こります。まぁ最初は下級・中級魔法くらいですが」

何この人、っていうか神様。
それ俺が悪用したら元神殺して俺世界征服しちゃうよ?
もう独裁政治にまっしぐらになっちゃうかもよ?
でもって貴女の座っている席を奪うかもよ?

「それは無理ですね、何せ私の力の一部なんで」
「思考読めるんですか?」
「はい、ちなみに深層意識まで読めます。貴方の恥ずかしい過去も覗けます」
「生意気言ってすいませんでした! どうか許してくださいまし神様~!」

はぁ、と神様は一息ついて。

「まぁいいです。とにかく期待してますよ」
「最後に質問していいですか?」
「えぇ、どうぞ」
「何で自分で元神殺さないんですか?」
「……だって人間にやらせた方が面白いでしょ♪」

神って自分勝手何だね☆

「そうですよ~ 神は自己中心的で超暇なんですよ~」

言いたい事言って消えるなよ!
無責任だろ!
自分でできるなら自分でやれよ!
何が「人間にやらせた方が面白い」だ!
何さまのつもりだよ!

『神さm』

そんくらい「分かってるわ~!!」


こうして神様との漫才?は終わりをつげ、急に眠気に襲われて夢へと落ちて行った俺、頑張れ俺、やればできる子なんだ俺、だからきっと大丈夫!
―予告―
    第5話 初めての魔法授業 (前)

シャール王立騎士学校の授業とは?
そしてこの世界の魔法とはどんな物なのか。


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