挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
吸血記録 作者:Haizi
8/18

第八幕 大ゲーム

第八幕 大ゲーム

「痛っ…」
 剛は自分の部屋で目を覚ました。
「あれ?」
 窓の横にあるテレビ、つながれたコードの先、つながれたゲーム機。
 あやふやな意識の中で、剛はふと思い出した。
「そうだ…ゲーム。俺は『世界で一つしかないゲーム』をやってたんだ」
 剛は歩き回って腕を組み、首を傾げた。はっきりしすぎている吸血鬼に殺された自分の記憶に、ふとテレビ画面を見ると、ちょうど人が公園で一人殺された場面だった。
「どういうことだ?」
 剛はただ唖然と立ち尽くしていたが、大きく息を吸い、落ち着こうとした。
「ん?俺、生きてんじゃん」
 不思議な事ばかりの中で、剛はますますわけがわからなくなってしまった。

――え?君もわからないって?
 じゃぁ、とりあえず今までの事を整理してみよう。

 剛がある日、世界で一つしかないゲームを買ってきたのが本当の始まり。
 そのゲームは、四人いないとできないゲームで、剛と砂亜羅、それに飛鳥と敦史が集まった。そしたら、このゲームの中に入って行ってしまったわけ。
 つまりは、剛は向こう側では死んだ人間、こっちではゲームオーバーなわけ。
 だから、後の続きは黙って見てろっていうことなのだ。
「――砂亜羅…」
 おっと、続きが始まった。それでは……――。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ