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狂人詩集
作:まったりorz



「星の見えない夜」


雨が降る

冷たい雨が

この街に


私の肌に
雨が降る。


空には星は見えなくて、
祈る手、空を切り。



「永訣の日」



君がいなくなった日

僕は、雨の中、
誰かと手を繋いでた。

君と永遠に離れる事はないと

勝手に過信して。


「ミミズ日和」


カッター。

右足の上。

太股のなだらかな白い丘の上、

ミミズが五匹這っている

なんだかどうでもいいカンジ

皮膚の上。

ただちょっとだけ後悔
きっとそれだけなんだ。

「矜恃」

嘆いてはいけません。
振り返ってはいけません。

笑われてはいけません。

相談してはいけません。

信じてはいけません。

求めてはいけません。



それらはあなたを救いはしないでしょう。

それらはあなたを必ず裏切るでしょう。







「朽ち果てるもの」


ないものねだり。

手に入ってしまえば飽きてしまうことを知った僕たちは、


ずーっとないものねだりをするんだよ

傷付けて傷付いて
手に入れてしまったガラクタたち。

手に入らないものばかり憧れて、
それでも手をのばし続けるんだ。

となりに君は居るのにね。



「さようなら。」


ばいばい。

手を振って、

別れたプラットフォームには、

もう人はいなくて、

吐く息は、白い。


線路の先、
君は居るの?

繋がっているなら、
少し嬉しいね。

明日の朝まで、
電車は来ないけど。















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