1942年6月、日米の攻防戦が逆転する戦い――ミッドウェー海戦が起きた。日本海軍はほぼ全力を挙げて敵地に切り込んだが、待ち伏せしていた敵機動部隊に先手を打たれ、機動部隊は4隻の空母のうち3隻が被弾して戦闘不能。残った空母『飛龍』は孤軍奮闘の末、敵空母一隻に致命傷を与えて沈没した。作戦は中止され、撤退する日本海軍だが、『飛龍』が命を懸けて致命傷を与えた空母はどうしても撃沈させたかった。その為に潜水艦『伊-一六八』に敵空母撃沈命令が下った。今ここに、ミッドウェー海戦を完敗から惨敗に変えた一隻の潜水艦の死闘が始まった。
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N1150D
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12724文字(約26分)
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通常小説[短編作品]
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戦記
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艦魂 潜水艦伊-168 空母ヨークタウン ミッドウェー海戦 潜水艦
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一九四二年六月五日、日本海軍の誇る精鋭空母部隊――南雲機動部隊はミッドウェー諸島沖にその強大な戦力を展開させていた。五〇隻近い艦艇を率いている南雲機動部隊は旗艦『赤城』以下『加賀』『蒼龍』『飛龍』の四空母は布陣を終えると総攻撃を開始した。後方から迫る三〇〇隻を超える主力部隊以下他数個艦隊が |