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母親の実家は異世界でした!! 作者:歩夢りんご

第01章 突然の急展開

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第9話 幕間

間の時間を縫って投稿です
「ニュースをお伝えします。

昨日午後4時ごろ、市内の高校で銃が発砲される事件がありました。一人の少女が胸を撃たれて重傷だということです。現場に松本アナウンサーがいます。松本さん?」


「はい、こちら発砲事件のあった高校の校門前です。現在校内は封鎖されており、立ち入ることはできない状況です。
昨日の午後4時ごろ、ここの高校とは別の高校に通う被害者の少女が、一人で(・・・)ここを訪れています。撃ったのはこの高校の男子生徒だということで、警察は銃の入手経路と動機について詳しく調べることにしています。
被害者の少女について、話を聞くことができました。」


「とっても可愛い子で、人気のある誠実な子でした。何でこんな事件に遭うことになってしまったのか、分かりません…」


「他に、少年の周りには多くの同級生が軽い怪我をしていたということで、少女と少年の間に何があったのか、警視庁は事件の関連を調べています」


「松本さん、ありがとうございました。また、少女のいる病院の前に宮原アナウンサーがいます。宮原さん?」


「はい、こちらは市内の病院前です。ここに被害者の少女が入院しているということです。どうやら一晩たって容態は安定しているということで、警察は少女の完全な回復を待って話を聞くことにしています。昨夜は、何か警備員の方々が慌てていましたが、原因を聞くことはできていません。以上、病院前から中継でお伝えしました」



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



何なんだろう、この感覚。
私はテレビを消してベッドに再度身を倒して考える。何か大切なものを忘れてしまっているような気がしてならないのだ。

昨日、私はあの西高に行った。でも、何をするか分からない人たちがいるということは私も分かっているはずなのだ。普通なら一人で行くはずがない。
一応、人から見てかわいい部類に入る容姿をしていることは、あれだけ毎日のように告白されれば分かるものだ。というか、あの頻度だったらされて断る私の方がしんどいよ…。
でもそれなら、何故一人で行ったのか?と考えると、頭の中に靄がかかったようになってそこから先を考えることができないんですよ。

特に、昨夜は昔富士山の麓で起こったみたいな幽体離脱現象が起こった記憶がある。
撃たれた瞬間は気を失ったみたいだけど、ふと気がついたら病院のなかをぷかぷか浮かんでいた。

もはや幽霊だわー。

それより、そこでも何かあった気が…。ここまで釈然としないこの気分は何なのかなあ。

そもそも、私は昨日だいぶ危ない状態だったらしい。朝起きたら看護師さんがびっくりしてお医者さん呼びに行ったし。朝から軽く診察されて、健康そのものだったらしくお医者さんが首を傾げてた。
そんな朝のことを思い返しながらぼんやりと外を見ていたら、病室のノックの音が聞こえた。


「ども〜…って、おや?もう起きて大丈夫なのか!良かったな姫!」


うん、うるさい人がきたよ。


「ありがとう国守くん、でもここは病院だからもうちょっと静かにしてよね」

「すまん…」

「あと姫もやめて欲しいなー」

「それはいやだな」


嫌なのか。私としても不本意なあだ名なんだけど。


「あだ名?いや、敬称だろ!」

「あ、口に出てた?」

「ああ。それより、何か元気そうだな。もっと怪我ひどいのかと思って心配したんだぞ?我らが東高の最高のヒロインだからな、西高の奴らに渡すもんか!」


あ、そう。
まあ、国守くんはいつも通りみたいだ。やっぱり事故の後によく起こるっていう記憶の混濁かなぁ?


「まあ、けが人にはやっぱり梨だと思って持ってきた。また食ってくれ」

「そういうときって林檎じゃない?ベッドの横で剥いてくれるみたいな」

「いやー、俺は梨派だな。ここの棚にでも置いておくぞー…うん?」


窓際の机に置こうとして国守くんが何かに気づく。


「どうしたの?」

「姫宛のメモだな。寝てるときに見舞い客が居たんじゃないか?クソ、先を越されたか」

「ありがとう、見せてくれる?」

「ほい。さて、俺部活あるし帰るわ。またあいつにも知らせてやれよ?」

「あいつ?」

「あいつは…あいつって誰だっけ?」

「私に言われても…」

「…まあいいや、じゃなっ!」

誰のことかな?と思い聞き返すと、国守くんも分からないらしい。



何だろう、この感覚。



()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……
3/4 タイトル変更

現在、こちらの作品を連載中です。

妹の代わりに俺は魔王になった。


http://ncode.syosetu.com/n4562cu/


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