博士の誕生日
俺は高校生探偵の工藤新一。
幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びにいった俺は黒ずくめの………ここらへんはいいか!
俺は苦労の末に黒ずくめの組織のボスを捕まえる事ができたんだ!
そして、薬の解毒剤ができて俺と灰原は元の姿に戻る事ができたんだ。
歩美や元太もわかってくれた。いまでも、あいつらとはなかよくやってんだぜ!
おっちゃんや英理おばさんも俺と蘭の付き合いを認めてくれたし、俺、今、幸せだぜ!!
それなのに、博士、またヘンテコな発明品作りやがって……。
また、俺が俺でなくなっちまったんだ……。
今日は日曜日。
蘭とおっちゃんと英理おばさんと元太と歩美と光彦と服部と和葉ちゃんと園子と大人数で博士と志保(灰原の大人の名前)のいる家に行く事になったんだ。
今日は博士の誕生日だからな、きっと喜ぶぞ!
『ねぇ、新一はなにかプレゼント用意したの?』
『そんなもんねぇよ!』
『えぇ〜。なんで!?』
『博士には笑顔一つ見せとけば大丈夫だって!』
新一は笑顔で蘭に言った。
『そんなんずるいわ!あたしら、たこ焼き食べさしたろう思て、わざわざ、たこ焼き焼き機、家から持ってきてんで!!』
『ドアホ!!!その重い荷物!大阪からここまで運んだんはだれやねん!!!』
平次は怒って和葉に怒鳴った。
『すまん平次。堪忍してや。』
『私達は博士にお礼の手紙を書いたの!』
『博士へ、いつも楽しいゲームありがとう。』
『でも、ダジャレクイズはほどほどにしろよ!ってな!』
『(おいおい。博士の十八番をほどほどにしろって。)』
新一は子供達の手紙の内容を聞いてそう思った。
『しっかし!俺はともかく、なんで英理までいるんだ!』
小五郎は不満そうに蘭に言った。
『あら、私が博士に会っちゃいけないの!!?』
『そうよお父さん!大人数で祝ってあげたほうが博士も喜ぶじゃない!』
『う、ま…まぁな…。』
『そうよおじさま!こっちもラブラブなんだから、おじさまとおばさまも手をつないで!』
園子が強引に小五郎と英理の手を繋がせた。
『けっ!』
『ふん!』
『嫌そうだけど、ちゃんと繋いでますね。あの二人!』
光彦が小さな声で蘭に言った。
『えぇ。いい調子だわ!後はお互いの気持ちが解ればいいのにね。』
『そういやぁ。おっちゃん言ってたなぁ!弁護士なんて楽な仕事なんだろうな!って。』
『お母さんもよ。依頼の来ない探偵よりはずっと忙しいわ!だって。』
『でも、俺は蘭の気持ちはわかっているつもりだぜ!』
『新一………。』
いろんな話をしていると博士の家までたどりついたんだ。
『あら、いらっしゃい。』
志保が向かえいれた。
『あいちゃん!久しぶり!』
『久しぶりね!吉田さん!』
志保と歩美が手を繋ぎながら博士のいる部屋まであんないした。
『できた!できたぞ!!』
『今作っている物。私にも教えてくれないの。』
『おぉ。志保君!どうしたんじゃ?』
博士が志保に問いかけた。
『お客さんよ!』
『博士!!!お誕生日、おめでとう!!!』パーン、パーン!!
クラッカーが鳴り響いた!
『みんな、わしの為に?…おぉ、ありがとう!!』
『博士、私達からはこれ!』
歩美が博士に手紙を渡した。
『わたしはこれよ!パパが博士によろしくって!』
園子はドライバーやペンチなどの最高級の工具。
『わたしはこれ!博士、あんまり無理しないでね!』
蘭からは毛布。
『俺はこれだ!』
小五郎からはグレーの手袋が、しかし、
『あら、私も同じ物よ……。』
英理も、同じくグレーの手袋。
『なんで真似すんだよ!』
『真似をしたのはあなたでしょ!』
『いやいや。いいんじゃいいんじゃ!わしは両方もらうよ。二人は仲のいい夫婦じゃ!』
博士の言葉に赤くなる小五郎と英理。
『よっしゃ!ほんなら俺と和葉でごっつ美味いたこ焼き!食わしたるわ!!』
二人はキッチンを志保に案内してもらった。
『新一は?』
博士の問いに新一は、
『俺の笑顔!』
ニコ〜!
『……………はい?』
博士の誕生日も終わりが近づいてきた。
『ねぇ、最後にみんなで写真撮りましょうよ!』
園子の案にみんなが賛成した。志保を除いて、
『あたしはパス!』
『よし!ちょっとカメラを持ってくる!』
博士は研究室からカメラ?を持ち出した。
志保が研究室から設計図を見つけた。
『あのカメラ…?まさか!!』
『みんないくぞ〜!』
『博士早く〜!』
歩美の声に急かされる博士。
『10』
『9』
『8』
『7』
『6』
『5』
『4』
『3』
『2』
『1』
『みんな待って!!そのカメラは……!』
パシャ!!
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