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200文字小説

行くから【200文字】

作者: 淡夏

プルル…


ガチャ


「もしもし?」


『もしもし、俺』


「おお!どうしたこんな昼間に?」


『それがさ、さっき寝てたら怖い夢みちゃってさw』


「……」


『海で溺れる夢なんだけどリアルで超怖かったw』


「…助かったのか?」


『え?』


「夢で助かったのか?」


『途中で起きたからわかんねw』


「…そうか」


『それでさ、今からお前の家行っていいか?なんか怖くてさww』


「…いいけど…今お前…」




「…海、行ってるんだよな?」





『…すぐ行くから』

この時季は雪山での事故に気を付けましょう…。

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