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この前書きを書いている時が本編書くときよりも悩んでしまうKaryuです。

アヤノ「ネタないんだねー」

そうなんだよ! しかも世界史の補習をなめてました、すみません!!

アヤノ「半年も怠けるからこんなことになるんだよ」

うぅ……だって、だって半年分の歴史を14日間で全部叩き込むのって地獄だよ……泣

アヤノ「自業自得だね」

あ、それと最近アヤノは四字熟語にはまってますw 皆さんが好きな四字熟語があったらアヤノに教えてやってください。

「言語道断ー」

ちなみにはまっているだけなので、意味を理解した上で使っているかどうかは定かではないです。

「獅子奮迅〜」

では、リュウ編をどうぞ!

DATE:7月4日(土)
side21: リュウ まさかの……
ギンガ団アジト内 地下?:

 シオンに協力し、ギンガ団壊滅の手伝いをしているリュウとアヤノは無事に彼等のアジトへと潜入、アグノム達の救出の為進行していた。

 だが、

「二度とそんな口きかせないようにしてあげるわ」
「やってみやがれ、おばさん」

 挑戦的な苦笑を浮かべながら、マーズはブニャットを出す。対するリュウは不敵な挑発するような笑みでニドリーノへと視線を飛ばす。

 リュウ達は目的地へと向かっていたが、行動を見透かされていたのか待ち伏せられていた。マーズを率いての総勢30人程の下っ端団員のお出迎えだった。

 けれどもそんな戦力に慄きもせずに、リュウはマーズと一騎打ち……アヤノは30人の下っ端を相手することとなった。

「アヤノ、そっちは任せるぞ!」
「オッケー!」

 それでは、ここからはリュウ対マーズをお届けいたします。あらよいしょっと。














リュウ対マーズ:

『年増のポケモンは……きっとニャースのデブ版みてぇな感じだよな? ってことはノーマルタイプか? なら……』

 リュウは瞬時に対策を練り上げ、ブニャットからトレーナーへと視線を戻す。

「手持ちのポケモンはトレーナーに似るって言うけどよ、まさしくその通りだな」

 先ずは挑発……これはいつもの手口である。この言葉に対する反応によって、戦況の運び具合が多いに左右される。

 こいつは、のってくる。そう思い込んでいたリュウだが、さすがはギンガ団の幹部というのであろうか? マーズはリュウの言葉に答えるように薄ら笑いを浮かべる。

「ええ、そうね。私のブニャットは私に似て、とっても悪戯好きなのよ」

 マーズとブニャットの眼光がきらりと光るような気がして、リュウはニドリーノと共に後方へとバックステップする。

「ちっ!」
「ニドっ!?」

 リュウ達がいた空間を一閃された鋭爪が裂く。そう、マーズのブニャットが一瞬でニドリーノとの間合いを詰めたのだ。

「ブニャット、【切り裂く】!」

 外したと言えど、ブニャットはこちら側へと迫っている……マーズの指示を受けたブニャットは反対の方の腕を振り上げるようにして、ニドリーノの体を床から狙いあげる。

「ニドリーノ、【二度蹴り】!」

 状況を甘くみていたリュウだが、すぐに立て直しニドリーノへと的確な命令を返す。

 床から掬い上げるように迫るブニャットの爪を身を反転させることにより避けたニドリーノは、後方の右足でブニャットのミスった腕を蹴り退けながら、もう片方の左足でブニャットの腹部へと蹴りをお見舞いする。

「ニャっ!」

 鍛え上げられた脚力から生み出される威力は凄まじく、ブニャットは抵抗する術無く、トレーナーの元へと転がされていく。

 そう、見えた……。

「ニドリーノ、【守る】!」

 咄嗟のリュウの指示に、ニドリーノは即座に対応して衝撃を防ぐ。

「あら、眼はいいのね、坊や」

 マーズの余裕こいた声がリュウの耳へと届けられる。見れば、転がっていたブニャットは霧散し、傍には攻撃をふさがれつつも主人の傍へと後退したブニャットの姿がある。

「ああ、口も達者だぜ? ばあさん?」

 ぴくっ、と肩を跳ねるマーズを見るリュウだが内心は穏やかではない。

『こいつ、デブのくせに……』

 そう、先ほどの蹴りが成功していた思ったがニドリーノの表情から悟るに手応えが無かったように見えた。いや、実際にそうだった。マーズのブニャットは【切り裂く】を繰り出すと共に【影分身】でリュウとニドリーノを錯覚させ、密かに【騙まし討ち】の時を狙っていたのだ。

「ニドリーノ、俺達は急がねぇといけねぇ……アレ、やるぞ?」

 アレ、と聴いた瞬間のニドリーノは呼応するように獰猛な目付きでブニャットを睨み、

「ニド」

 と単調に答え、リュウは嗤い返す。

「わりぃがよ、ばばぁ。終わりだ」

 更に悪態をつきつつ、見事なまでに口の悪くなったリュウはニドリーノと共にマーズの方へと疾走する。

「ここから先は行かせないわよ? ブニャット、【催眠術】!」

 ブニャットへと一直線に向かっている為、睡眠を促す波長の渦がニドリーノとリュウに直撃するが、彼等は走りを止めずにどんどんと加速していく。

「な、どうして!?」

 そうマーズが零した時、リュウの言葉が迸る電撃と共にマーズとブニャットの聴覚に焼き付けられた。

「わりぃな、カゴの実だ」

 ニドリーノの【十万ボルト】がブニャットとマーズの意識を奪い去り、感電した体は抵抗無く地面へと崩れる。

 リュウは通路の奥へと走りながら、口元を顰める。

「に、にげぇ……」

 それはニドリーノも同感であった。














アヤノ対下っ端:

 マーズという年増なおばさんをリュウに任せ、アヤノは総勢30名ものギンガ団下っ端団員と対峙する。

 数から言えば圧倒的不利。だが、それはなんの障害にもならない。それにこれはポケモンバトルじゃないしね……と、内心で自分を納得させる。

「マーズ様の命によりお前をここから先へと通すわけにはいかない!」
「くたばっちまいな、ガキが!!」
「一人で挑もうってのは良い度胸だな?」

 口々に並べられる悪声……だがアヤノは彼等に微笑み返すのだ、天使の笑顔で。

「どけ」

 あまりの声の冷たさと顔の表情によりギンガ団の下っ端共は一瞬だけ顔を硬くして、怒りに震えるように怒鳴り返しながらポケモン達を取り出す。

 今まで見たことのないようなポケモンから、外見上悪タイプやノーマルタイプとわかるポケモンが出されようとも、アヤノは一歩も引かず、ラッタとピカチュウにささやきかける。

「お願いね?」
「ラっ!」
「ピカっ!」

 黒いニット帽にゴーグルを掛けたアヤノは、出ている髪を後ろに纏めて一括りに結ぶと走り出す。

 ラッタとピカチュウも従順にアヤノと横並びに走りながら、30人の敵陣真っ只中に突入していく。

「強行突破ってか? 幼稚すぎるぜ、ズバット!」
「いけ、ニャルマー!」
「ドガース!」
「アーボック!」
「カポエラー!!」
「コリンク!」
「スカタンク!」

 アヤノ達の前に立ちはだかるは数十のポケモン達。だが、

「ありがと」

 と、そんな彼らの対応に可愛らしく謝意を述べるアヤノ。つまりは、相手がポケモン達を出すのを待っていたというわけだ。

 アヤノの左ではラッタが【気合溜め】を駆使しての【火炎車】、右ではピカチュウが【充電】をしつつの【ボルテッカー】が展開している。

「猛る猪、突き進む……これすなわち、猪突猛進ってね」

 格好良く、吹き飛ばされるポケモン+下っ端共を見下ろしながらアヤノは廊下を一直線に駆ける。

『あ、でもラッタもピカチュウも猪じゃないよね……』

 と、内心そんな余裕を抱きつつもアヤノはリュウと合流するのである。

「どう、リュウ? 終わった?」
「ああ……」

 アヤノはリュウの表情が苦渋を浮かべているのを気にかけるも、リュウは

「カゴの実喰った」
「ああ、なるほど」

 と答え、リュウの左手を右手で掴む。

「なんだよ?」
「え、いいじゃんー」
「いいけどよ、あんまふざけるなよ」
「わかってるって!」

 片手を握りながらも、リュウとアヤノは尋常ではない程のスピードでポケギアから出される地図に従って走る。

 ラッタ、ピカチュウ、それにニドリーノも互いに顔を合わせるのが久しぶりなのか、視線を交わしあいながら会話を楽しんでいるようにも見える。

『ま、緊張感全開ってのもストレス溜まるからな……』

 そう自分に言い聞かせつつ、リュウはアヤノが握ってくる手に少しだけ力を込める。そんなリュウの心情を察したのか、アヤノはただ微笑むだけである。

 そして二人は最奥部に到達する。道中、わざとらしさも感じさせる程に配置されていたギンガ団の下っ端を討伐しつつ、誘われるようにリュウとアヤノを出迎えたのは一つの自動開閉式セキュリティドアであった。

 その扉の前は多少開けた空間で、円を感じさせるような小部屋で天上と床に満遍無く光が行き渡るように白熱灯が多数設置されている。

 睨むようにリュウが扉を見据え、アヤノはリュウの半歩後ろ辺りで立って背後から奇襲されないかを軽快する。ラッタもアヤノ動揺に後方に注意を払い、ピカチュウとニドリーノはリュウと同じ行動をとる。

 静けさが滞ること数秒、待っていましたといわんばかりに扉が開き、中から三人の人間が出てくる。

「よくここまで辿り着いたな……」
「ええ、かわいいのにたいしたものね」

 中央の銀髪の男を挟むように立つ一人の男と女が交互に言葉を発する。

 一人はサターン、ギンガ団幹部四人衆の一人で群青色の逆立った髪を持つ。そしてもう一人はジュピター、同じく四人衆の一員で紫紺色の長髪を持っている。言わずも知れずと、中央の男こそギンガ団ボスであるアカギが悠然と待ち構えている。

「へっ、お前等倒してアグノム達を返してもらうぜ」

 リュウは物怖じせずに前方の三人へと睨みを利かせながら、前足を一歩踏み出すようにして威嚇する。

「ほう、威勢はいいようだな……ユラナスの報告通りだ」
「あのアホ、生存者つくんなって言っておいたのに」
「まあ、いいじゃない。ユラナスはまだ新米なんだから……先輩の私達が手本を見せてあげましょうよ、サターン」
「それもそうだな、ジュピター」

 値踏みするかのように、人を下卑た眼差しで見つめる……その感覚をアヤノは知っていた。だから、

「あんた達なんかに負けるわけないじゃん、だって……許さない!」

 文法的に捉えれば、不可解な言葉の順列……しかし、手を握るリュウには解る…………アヤノがキレていることが。

「お前達みたいなガキがイチャイチャと来て良い場所じゃなかったってことを思い知らせてやるよ」

 サターンが腰からボール二つを取り出して、手の中でカチャカチャと音を鳴らし、対するジュピターも、

「マーズがやられたってことは、お仕置きが必要よね? 死をもって、償いなさい」

 ボールを取り出して、リュウとアヤノを見つめる。

「アヤノ、やるぞ!」
「うん!」

 自らの主人の声に呼応するように、足下の三匹がそれぞれに鳴く。

 緊張の張り詰めた狭き空間、それに割って入るようにして……もう一人の人間が奥の扉より出てくる。

 その人物はギンガ団ボスが頭を垂れて迎えるほどの者であり、当然ジュピターとサターンも脇に逸れて目礼する。

「どうかされましたか、リーダー?」

 アカギが瞑目しながら呼ぶリーダーなる人物は驚愕しているリュウとアヤノを視界に捉え、

「余興を楽しもうかと思ってね。僕の見立てた餌の具合をさ」

 軽快な物言い、それはリュウとアヤノが先ほどまで聞き親しんでいた声そのものであった。

 アヤノはリュウの歯軋りの音が聞こえると共に、穏やかならない心境を抱えていた。そう、なぜならその人物は、

「シオン…………!!」

 国際警察実行班副隊長のシオン、その人物であったからである。
さっきさ、後書きを書いている最中にインターネットが作動停止してさ、びっくらこいた。悲しかった。

アヤノ「唐突だね」

それぐらい、今回のシオンもびっくりしたんじゃないかと。

アヤノ「まったくもって違うような気がするけど?」

気にしない気にしない!

アヤノ「閑話休題」

何?

アヤノ「海に行って泳ぎたい」

……なんともはや、唐突過ぎる二人なのでした。

アヤノ「ちゃんちゃん♪」

次話予告:

堕ちていくセナ……彼女が発した一言が、物語を更に加速させる!

「私は―――」


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