ほとんどがバトルとなっています今話……バトルを書くのが苦手な俺なので、まあレン編で言えばいつになく同じ長さとなっております。
ホウオウやルギアの大きさを見てみても、実際はそれほどまでに巨大ではないんですよね。そこがちょっとおかしなところだって感じてます。
サキ「というよりも、何を勝手に一人でトークをしているのですか?」
ソラ「そうですよ、最近一人語りが多すぎです」
別にそこまで言わなくても・・・。
サキ「それにしても、投票の方はどうなっているのですか?」
順調ですよ
ソラ「本当に?」
いや、嘘つく理由とかないから……。
サキ「そうですか、それでは読者の皆様、どうぞこのサキに一票をお願いします」
ソラ「ぼ、僕もできれば、ほしいなーなんて……」
サキ「ソラ……」
ソラ「どうぞ、僕の票もサキへとまわしてください!」
尻にしかれてるなー・・・汗
それではレンの熱いバトルをご堪能ください!
DATE:6月22日2009年(月)
side16: レン 対決 ホウオウ! そして唸るハンマー
シロガネ山岳地帯:
カントーとジョウトの中間に位置するシロガネ山は、シロガネ山岳地帯と呼ばれる一帯の一番高い山なのであるが、その山岳地帯は先刻説明したジョウト樹海に囲まれている。
そんなシロガネ山岳地帯の山の一つで、エンテイ、スイクン、エンテイの三匹が歩を止める。
三匹は虚ろな目で空を見上げ、レンもつられて見上げる。
「ホウオウさんのお出ましだぜ」
上空から漏れる七色の光……神々しさをいかんなく誇張するホウオウは、神秘な大翼を豪快に羽ばたかせる。
『世界を蝕む闇……』
ホウオウの言葉にレンは苦笑する。
「それが俺の通り名ってことか。いいぜ、イケてるな」
『お似合いだね♪』
ミュウの声のトーンは通常に戻ってはいるが、喋る言葉一つ一つにいちいち棘がある。
『我の守護獣を捕らえれるとはな……しかし、返してもらうぞ。彼奴らには我の守護よりも、このジョウトを守る役を担っているのだから』
ホウオウの語りは、それそのものが精神ダメージを与えるが如く、レンの脳に響いてくる。
「安心しろよ、ホウオウ。俺に捕まれば、そんな心配しなくても良くなるぜ?」
不敵な笑みで、神と崇められし不死鳥を見上げるレン。
『愚かだな、闇よ』
眉をしかめ、ホウオウは嘆息する。
「ああ、お前もな」
『くだらいよ♪』
そう言いつつ、レンはエンテイ達をボールへと戻す。こいつらでは戦力にはならない……むしろ足手まといになるだけだからんだ。
「そうだな。先手必勝! 【電光石火】!」
レンは素早い動きで地面を駆け、飛び上がる。
ホウオウとの距離はざっと20メートル上空。しかし、今のレンにとっては不可能な距離ではない。
「うおおおおおおお!」
レンがハンマー(ミュウ)を振りかぶり、ホウオウの胴体を狙う。
『くだらんのは、どちらだ……?』
ホウオウは更なる飛翔で、レンから距離を取る。
「逃げられないぞ、ホウオウ! 【波動弾】!」
レンは片手で【波動弾】を生み出し、自分の背後でエネルギーを解放……爆発を生み出す。
『なに!?』
爆風の相乗効果でレンはホウオウとの距離を一気に詰める。
「俺達を甘く見るなよ」
底から掬い上げるようなハンマーの振り……それはホウオウの胴部を突き上げる一打となった。
『くっ!』
表情は読めないが、言葉でわかる。
「さすがのホウオウもこれはきついみたいだぜ?」
『そりゃ、ミュウだからね♪』
「……っ」
ミュウの愚痴の真意を受け止めながらも、レンは更なる猛攻を加えていく。
『【聖なる炎】』
しかしホウオウもただ攻撃を喰らうだけではない、猛烈な業火がホウオウを纏い、レンを待ち構える。
空気中の水分までもが蒸発する音と、熱による空間の歪みが容赦なき地獄のシールドを張る。
「へっ、ならこっちもだ、【聖なる炎】!!」
ホウオウ専用の技である、【聖なる炎】……それをレンまでもが駆使し、対抗する。
『なにっ!?』
レンはそんなホウオウの態度に呆れながらも、ハンマーを握る柄に力を込めていく。
「驚いてばっかだな……俺が誰だかなめるなよ?」
『ミュウのこともね♪』
灼熱の炎には灼熱の炎……。単純ではあるが、それゆえに相手の裏を取れる。
「くたばってもらうぜ、命を導く不死鳥」
『ここで終わるつもりなどない、【ゴッドバード】』
更なる炎に包まれていくホウオウにレンは笑みを深める。
「いいぜ、一本勝負受けてやる! ミュウ、やるぞ!」
『む……今回限りだよ』
「ああ! 【ペンタグラム】!!」
猛火に包まれつつも、レンも強烈な暁光を放ち始める。補助系最高峰の技【ペンタグラム】、ミュウの扶助効果によりレンは好きな五つのタイプを攻撃に加えることができる。
「【ビルドアップ】!!」
レンが自分の腕力を底上げする。そして【聖なる炎】による炎タイプ、【ペンタグラム】により加えられた雷タイプ、氷タイプ、水タイプ、岩タイプ、ドラゴンタイプがハンマーを纏う。
ホウオウ相手に炎タイプはダメージを半減させるが、【ペンタグラム】の効果が最大発揮された今では通常の8倍以上の力がレンに加えられている。
全長およそ4メートルのホウオウとレンが衝突する。
力の拮抗……それはレンを驚愕させるが、逆に面白くもさせる。
「こういうのを待ってたぜ!」
『人間で我と互角だというのかっ!?』
ホウオウとレンの激突が生み出す衝撃波が樹海の木々を薙ぎ倒し、地面を抉り、強風を生み出す。放出される熱は、その余波だけで樹海の木々を蒸発させていく。
「でも、忘れるなよ! 俺が一人じゃないってな!! ミュウ!」
『レンくんは人使いが荒いよ! 【ストーンエッジ】♪』
レンの握るハンマーから無数の岩石が飛び出し、ホウオウを奇襲する。
『ぐ、ぐぅぅぅぅぅ!!』
力負けしたホウオウは体勢を立て直す為に、【風起こし】でレンを遠ざける。
「このまま一気に決める! 頼んだぜ、ミュウ!」
地面へと落下していきながらレンは体を横に回転させる。標的を定め、レンは自分の身長程もあるハンマーを遠心力を駆使して投擲する。
風を切りながら、鈍い音を鳴らしてハンマーがホウオウへと近づいていく。
『こんなもの!』
ホウオウが右翼でハンマーを叩き落そうとするが、ハンマーは突如として眩しい光に包まれる。
『まさかっ!?』
レンは地面へと着地しながら笑い声を漏らす。
「ああ、そのまさかさ……。ジ・エンドだ、ホウオウ」
レンが言葉を言い終える前に背後の上空で激しい爆発音が空を震わす。
「さすがに【ペンタグラム】の【大爆発】は効くだろ?」
腰のベルトからアルマイティボールを取り出し、後ろへと放り投げる。
ボールは一直線に空中へと向かい、爆煙に塗れながら落ちて行くホウオウへと当たる。
白と黒の光に封じ込まれたホウオウは、レンの手に落ちた。
レンはボールを回収すると、空を見上げる。
「なにか、忘れてるな……」
一瞬逡巡し、思考を中断……、
「まあ、たいしたことでもないだろ」
と言ったが最後。
『レンくんのO・BA・KA・SA・NN♪♪』
ミュウの可愛さ百倍の声がレンの聴覚に炸裂し、レンは身の危険を感知するが時すでに遅し。
『ミュウの空間でみっちりおしゃべりしようね? 色々と♪』
「ま、待て、ミュウ!」
『だ♪ ま♪ れ♪』
【大爆発】を使ったにもかかわらず、傷一つ付けていないミュウは、レンと自分を囲むようなフィールドを形成する。これは前にレンを特訓する時に使用したのと同じものだが、今回ばかりはその仕様が異なるみたいだ。
ホウオウはレンによって倒された。これにより、神々は闇の強さを真に受け止めなければならなくなる……世界が変革していくのだ。
そして今宵、ある異次元空間では一人の青年の断末魔と、聞くにも耐えなきおぞましい程の嗤い声が永遠と繰り返されていたらしい……。
サキ「捕まってしまいましたね」
ソラ「それはホウオウが? それともレンさんが?」
サキ「両方です」
うーん、まあ次回は君達のお話だね〜。
サキ「そうですね」
ソラ「期待してますから!」
頑張ってみるよ。
サキ「みるよ、とはどういう意味ですか?」
うーん、ストーリーがまだいまいち完成してないから。
ソラ「だ、大丈夫なんですか?」
なんとかなるっしょ!!
サキ・ソラ「「はぁ・・・」」
それと今回、レンの【聖なる炎】は神技さんのところの遊鬼より技マシンを伝授いたしました! ありがとうございます。
次話予告:
カンナギタウンで数日を過ごしたサキとソラは、養父のサトルから任務を授かる。二人で、ある遺跡を調査して欲しいとのこと……その内容とは―――!?
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