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魔界へGO2
なんだかお姫様みたいな部屋へ連れてこられました…
天蓋つきのベット…
ふかふかのジュータン…
なにやら高そうなカーテン…


「姫様。私はリラと申します。姫様のお世話係に任命されております。ご不自由なことがあれば何でもお申し付けください。」


ウム、ヨキニハカラエ…って!ちがう、ちがう。


「姫ってなに???ここどこ??」


私は誰??何かのプレイですか??
何もかもが疑問でいっぱいなんだけど。


「陛下からは何も?」


とりあえずブンブン首を縦に振って見る。
すこし考えるようなしぐさをしてリラさんが話し出した。


「私が知る限りでお答えします。
 まず、ここはユリウス陛下が居住とされる城です。人間の方はこの世界を魔界と呼び、陛下のことを…そうですね、魔王と呼んでいますね。取り合えず魔物と呼ばれるものの世界で陛下はその頂点に君臨する存在であると言うことです。」


マカイ…マオウ…
頭がクラクラしてきた…
本気にしたらドッキリでした~~とか…ないよね。こんなに大掛かりなセット組めないもん。しかも私に…


「あのう。帰りたいのですが…。」


「えっ??」


「えって。なんで???」


「その、姫様は、陛下のご婚約者でしょう??」

はあ?
ゴコンヤクシャ…
ファイブ トゥナイト くしゃっ…なんちゃって。

「昨日、通りすがりに会っただけです。あのひと。なにか行き違いがあるんじゃないですかね?帰り道って交通手段あるんですか?」

あれあれ、リラさんが固まっちゃった。

「今日は遅いですし、こちらに泊まられては…」

笑顔が引きつってますよ?

「無断外泊なんて!!!良子ちゃんが…母が怒り狂います!!それこそ、あんなことや、そんなことあったのかもって、迷わず交番に失踪届けだして消防団のみなさんと呆れ顔のご近所さんが草の根分け入ってさがしにでてしまいます!!」

ええ、それが過去数回あるのです。マンホールに落ちてたり、狭い壁に挟まったりと…プーさんも真っ青な出来事が!!!

「…。陛下に伺ってきます…。」


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「ユキは帰りたいか…。」

青ざめたリラさんがユリウスをつれてやってきた。

「もちろん。」

「魔界で私の傍に居さえすれば贅沢も長寿も美貌も思い通りだぞ?」

「花は散ってこそ美しいのです!ってか、このままだと誘拐だし!!」


ユリウスは心底不思議そうな顔している。美形の魔王様がナンボのもんじゃい!じゃい!
それに、世の中そんな旨いだけの話もないのだ!!ゆきはおバカじゃありません!!
ゴートゥーホームなのです!!



「どうだ、ユキ。私とゲームをしないか?お前が勝ったら、望みをかなえてやろう。」

…。

「内容によります。自慢じゃないけどくじ引き関係は勝てる気がしません!」

最初から不利なことはしたくないさ。自分でもえらそうに言うことじゃないと思うけど、ババ抜きで勝ったことが無いくらい私はババに好かれる。リラさんの肩が震えているけど気にしないもんね。魔界に住むなんて私の人生設計には組み込まれていないし…


「なに、簡単なことだ。3日間、侍女に混じって人間だとばれなかったら人間界に帰そう。もちろん、魔界に来る前の時間に帰すからお前の家族に何の心配も無い。」


「どうやったら、ばれちゃうんですか?」

ユリウスはその長い指で私の唇を押さえると…

「しゃべらなければいいのだ。」

といった。





その勝負、受けて立つ!!!
















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