今日の愚痴
バイト先でのお客の子供に「おじちゃん」と呼ばれた
俺はまだ18だよゴルァァ!!(怒)
第2話
「てめぇコンのガキゃぁ!!せっかくの上玉が逃げちまったじゃねえか!!」
「どう責任とってくれんのか教えてくれねぇかよオイ!?」
「うるさい!! 僕はお前達が嫌がって連れて行かれようとしている女の人を助けただけだ!! 罵声を浴びられる覚えはない!!」
「……どうしたもんかね(汗)」
只今、栗色の髪をした子供が俺の後に隠れるようにおり、前には現代で言うチンピラという奴らがいるというサンドイッチ状態です。
なぜこうなったのか、それは少し前に遡る……
〜回想〜
「ホドへ行ってみないかい?」
突如として父はホド旅行を持ちかけてきた。
なんでも、綺麗で素晴らしい場所だから一度見た方が得だということらしい。
その提案には俺も賛成した。
なぜなら……
ND2002
栄光を掴む者、自らの生まれた島を滅ぼす。
名をホドと称す。
この後、季節が一巡りするまでキムラスカとマルクトの間に戦乱が続くであろう。
今はもうND2000だ。
バチカルの首都キムラスカでは【ルーク】が生まれる年となった。
俺も15となり、世間では独り立ちしても可笑しくない年齢だ。
……余談だが、この世界の一年はなんと地球の二倍の月日をかけてなる物と知り驚いた。
だとすると、俺の感覚で言えば10歳で成人になっていたことになっている。
しかし、精神年齢を今で変換すれば60歳の爺寸前であると考え直して凹みました。orz
だが摩訶不思議なことに体はちゃんと15歳にふさわしく成長している。
……話がそれたが、まぁ来ちゃったわけよホド島に。
そこで俺はある調査を行う為にホドに建てられてる図書館に赴く事を目的とした。
【栄光を掴む者】
その意味を冠する名を持つ者を探すために……
この世界の言語にはかつて古代イスパニア語と言う物が存在していたらしい。
【ルーク】(聖なる焔の光)もそこから取られて名づけられたそうだ。
フェレス島にも古代イスパニア語に関しての書物はあるが、全貌までを記すような物までは無かった。
だから、ホド島へいくメリットはそこが一番大きい訳だ。
そうして、家族旅行で来たここは本当に素晴らしい土地だと感動に浸った事があった。
白を基本とした建物の街並みは地球では世界文化遺産に入れても文句なしとも言える美しさだろう。
そうして、食事をしたり買い物をしたりと家族で楽しんだ後俺は両親に頼んで一人で図書館に行きたいと頼んだ。
今回の旅行は宿を取るから指定された時間帯までに戻る事を前提にすることにして許可を取る事ができた。
だが、ちょっと問題が起きた……
迷いましたよ、えぇ、思いっきり……
ちくしょう、こんな事になるんだったら地図買っときゃよかったな。
とにかく悩んでいる暇はない。虱潰しにしてでも探すしか……
「どどどどいてくださ〜〜い!!!」
ん?こんな時に誰だいった―――
ドムッ!!!
「ぐぶぉぁふぁあ!!!」
「へぶっ!!!」
それは唐突な事であった。
いきなり目の前の街角から子供が飛び出して来たのだ。
身長さの違いにより、その子供の頭が俺の腹に見事にクリーンヒットしてくれました。
「かはっ!! おま、いきなりなにする……!!」
「逃げんじゃねえぞこの糞ガキゃあ!!」
……どうやら解決は一筋縄とはいかないようだ。
〜Side:???〜
≪騎士とは護る事に本質がある≫
それが父上の口癖だった。
だから、目の前にいる男達がしていた行動には僕は我慢できなかったんだ。
今は修行中とはいえ、これでもアルバート流剣術を習ってる身として男達から女の人を逃がさせる事くらいはできたけど……
今度は逆に僕が標的とされてしまった。
大多数を相手をするには僕には力不足だった。
だから、その場で逃げ出す事に決めたんだけど、運悪く人にぶつかってしまい、結局再び男達に囲まれてしまった。
「あの〜……なにがなんだかよくわからないのですが、この子がなにかしたんですか?」
「ん?そういやお前誰だ?」
「なぜかこういう事に巻き込まれた一般人と言わせてもらいます」
「なんじゃそりゃ? まぁいい、兄ちゃん……そいつを渡してくんねえかな?」
「そうだな、キッツ―いお灸をすえてやらねえと俺達も気が済まんのよ」
「なんなら兄ちゃんも一緒にやるか、ゲヘヘヘ?」
怖い、今ここで連れてかれたら無傷じゃすまない。
そう悟ってしまった。
だから、今僕は必至に問いかけるように隠れるようにしている背中のこの人の服を引っ張っていた。
うぅ、こんなんじゃあ父上のような騎士になるなんて……
僕はこれ以上無く情けなかっただろう。
結局自分の力量を見極める事もせずに無謀な事をしでかした報復に怯えてるしかなかった。
きっと、この人は余計な事に巻き込まれたくないから僕を……
「何バカなこと言ってんだオッサン? さっきから話聞いてりゃ実質あんた等が悪いに決まってんだろ馬鹿かテメェら!?」
えっ……?
「なっ、て、てめぇ!!」
「鏡でももう一度観とけこの≪ピ―――≫が!てめぇらみてえなイケメンならぬ逝け面が女なんざ捕まえるなんて10年早いんだよこの≪バキュウン≫の≪イヨォォ!!≫が!!あれか?それで捕まえれなかったから次はショタに走るの?変態なの?馬鹿なの?死ぬの?わかったらその≪イエェァアア!!≫をとっとと治めて家で慰めてろや!?」
……なかなかすごい人だ(汗)
どうすればそういう風に言葉を出せるんだろう。
「な、ななぁ!!」
「我慢ならねぇ!! こいつら一緒に袋叩きにしてやる!!」
「上等だコラァ〜!!!」
まずい!!このままじゃ!!
そうして男達はこの人に掴みかかろうと勢いよく手を服に伸ばしてきた。
このままだとこの人は!!
「そこの君、しゃがんでな?」
「えっ!?」
いきなりそう言われたけどその通りにすることにした。
その瞬間……
グォン!!!
人が宙に舞っていた。
いきなりの現象に僕は目を疑った。
自分よりも身長の高い相手をこの人はなんの苦もなくそんな神技をやってのけたのだ。
すごい―――
ひょっとしたらこの人なら―――
〜Side:ハイル〜
「ふぅ、前世で合気道と柔術まがいの武術習ってたりしてよかったな本当に」
俺は実は前世では守備にたけた護身術を習っていた事がある。
基本を覚えてからは医大時代での後輩に接骨医院に勤めてた奴がいてそいつから関節のつぎの仕方を一時教わり、自己流の柔術を創り上げてた。
殴り合いとか蹴り合いは苦手な俺にはまさにピッタリな武術だといえるだろう。
フェレス島でいた時ではノワール達含め、島の子供達相手で実験……ゴホンゴホン!……試合をしてこの体で合わせれる技を磨きあげた。
ただ、これらは相手が攻撃に回ってこない限り使える事が出来ないが、まぁ、この男達は今頭に血が上ってる最中だしこの世界には格闘技はあるが合気道のような武術は無いそうなので仕組みを知られる心配もない。
まさにうってつけの実戦訓練だ。
では、かかってくるがいいさ!!
やっと第二話です。
感想をくれた読者の方々ありがとうございます!
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