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設定資料集八



                          第一部設定資料
人物編
アクバル=アッディーン
 オムダーマン軍の若き軍人。黒い髪と瞳を持つ凛々しい顔立ちの青年。幼年学校卒業から軍に入りそこで頭角を現わしていく。後にサハラ、そしてアラブ人の歴史において最大の英雄の一人となる。

ムスタファ=アジュラーン
 オムダーマン軍の将官。オムダーマンの宿将の一人。白い髪と口髭を持っている。バランスのとれた優秀な軍人。また人望も篤い。

イマーム=ガルシャースプ
 アッディーンの副官。長身に茶色がかった髪と茶色の瞳を持つ美青年。安定感のある常識派。アッディーンの幕僚の首座として一同をまとめている。士官学校卒業。

ルクマーン=ハイデラバート
 オムダーマン技術大将。彼の技術長官就任によりオムダーマンの軍事技術は飛躍的に上昇した。

フランソワ=ド=ラフネール
 欧州総統。フランス出身。弁護士出身の革新政党からの政治家。何処か宗教家を思わせる外見の持ち主。政治家として事務処理能力に定評がある。ただし独創性には乏しい。

八条義統
 連合初代国防長官。日本出身。純粋なアジア系の顔立ちの美男子。スラリとした長身の持ち主でもある。名門の出身であり軍人から日本の政界において活躍し若くして国防相となっていた。だが中央政府に招かれそこで初代長官に就任する。戦略と財政、政治的配慮と気配りに長けた政治家。ただし女性関係には疎い。歴史学を学んでいた。

ラゴス=キロモト
 連合大統領。下士官候補生から軍に入り政治家、そして連合中央政府大統領にまでなった人物。豪放磊落であり懐の大きい人物として知られている。筋骨隆々の黒人の巨人であり歳よりも若く見える。連合軍を設立し、八条を招いた張本人である。妻とは死に別れ家族は姉からもらった義理の娘だけである。

伊藤佐知子
 日本首相。学者出身の政治家。小柄で黒く長い髪を持つ美人。学者出身ながら優れた実務処理能力と判断力を持っており連合内では『女狐』とさえ言われている。八条の師にあたり弟子を育てることを得意としている。政治家としてはかなり強かだが人間としては温和であり潔癖な人物である。

ソホラープ=ムラーフ
 アリー艦長。黒く濃い髪と頬髯を持っている。武骨な武人。

イマーム=ハルドゥーン
 ミドハド連合主席。六十過ぎの白髪の老人。老獪な政治家で権謀術数を得意とする。しかし軍人出身ではないので軍事には疎い。

スールフ
 ミドハド連合の提督の一人。

ヴォルフガング=フォン=モンサルヴァート
 ドイツの貴族の家の嫡男。金髪に青い湖の様な目、ギリシア彫刻の様に整った顔立ちの持ち主。エウロパ軍の若き名将。戦略家というよりは戦術家であり正面からの戦いを好む傾向にある。自らを軍人であり騎士であると考えるタイプの人物である。性格はプライドが高く高潔。よい意味で貴族主義者である。

マールボロ
 イギリス出身。エウロパ軍元帥。禿げ上がり、皺の多い顔立ちの人物。温和調整型の軍人である。軍人としての能力はどちらかというと軍政家のそれである。

ラフディ=アッチャラーン
 タイ人。連合中央政府首相。実務派の政治家。痩せた小柄な人物。性格は温厚であるが時として峻厳な手段を用いることも厭わない。

マガバーン=クリシュナータ
 マウリア国家主席。経営者から政治家になった壮年の男。浅黒い肌に彫の深い顔の持ち主。政治家としてはかなりしたたかであり自国の位置を認識したうえで動いている。

ヘンリー=マックリーフ
 アメリカ合衆国大統領。金髪碧眼の黒人。弁護士出身であり革新政党から政治家となり副大統領を経て大統領となった。その顔と身体つきから容易に察することのできる行動型の政治家である。

李金雲
 中国大統領。白い髪にやや広い額、そして四角い顔をしている。学者出身であるが現実主義者として知られている。性格は親分肌で人望が篤い。

キリト=マウイ
 ニュージーランド出身の連合中央議会議員。ベンチャー企業の経営者であった。ポリネシア系の血が入った白人である。夫はニュージーランド議会議員。保守派の指導者の一人。

ランティール=モハマド
 マレーシア出身。連合中央議会改革派の中心人物の一人。少し黒い肌のアジア系の人物。強硬な意見を得意とするがその実はかなり柔軟でもあり連合きっての寝業師とも呼ばれている。

ヴォルフガング=クライスト
 モンサルヴァート指揮下の提督の一人。蜂蜜色の髪に青灰色の目を持っている。機動戦を得意としている。

ルチアーノ=ステファーノ
 モンサルヴァート指揮下の提督の一人。黒い髪と瞳のやや小柄な人物。その身体に似合わず勇敢でありエウロパ軍では勇将として知られている。

プラシド=ベルガンサ
 モンサルヴァートの後方参謀。赤い髪に蒼い瞳の美男子。補給の運営及び管理に秀でている。

メフメト=ラシーク 
 アッディーンの艦隊の主席参謀。

スライマン=アタチュルク
 アッディーン配下の提督。濃い顎鬚を生やした筋骨隆々の大男。歴戦の武人。

ハルーン=ムーア
 アッディーン配下の提督。痩せた顔付きの男。切れ者。

ユースフ=コリームア
 アッディーン配下の提督。やや小柄で筋肉質の男。用兵が速い。

バイバルス=ニアメ
 アッディーン配下の提督。整った口髭の美男子。若き名将。

フラーク=アガヌ
 元ミドハド軍。後にアッディーン配下となる。砂色の髪に鳶色の瞳。退却戦、防御戦が上手い。

シンダント
 アッディーン配下の作戦参謀。鋭利な顔立ちの男。セリム=ハルヴィシーとは士官学校において同期であった。

シャルジャー
 アッディーン配下の情報参謀。痩せて学者の様な風貌をしている。

バヤズィト
 アッディーン配下の後方参謀。少し太めの大男。

メフメット=マナーマ
 オムダーマン軍の司令官の一人。参謀畑出身であり後に参謀総長となる。髪が薄い。

地理・国家編
オムダーマン共和国
 アッディーンの所属するサハラの国家。西方において第三勢力であったがアッディーンの活躍によりサハラにおいて強大な勢力を誇る国家へと成長していく。
 大統領を国家元首とする共和制であるが軍の力は強い。徴兵制が敷かれているが実質的には選抜徴兵制である。
 サハラにおいては中級の国家であったが幾多の戦いを経て強大な国家へとなっていく。

サラーフ王国
 サハラ西方において最大勢力を誇る。勢力こそ大きいがマスメディアが歪な程力を持っておりその害悪に悩まされている。その為マスコミが後押しする無能で下劣な人物が権力を握っていたりする。
 勢力こそ大きいがそうした問題を抱える国家である。

カッサラ星系
 サハラ西方の要地の一つ。ここを巡っての争いでアッディーンが勇名を馳せた。後にオムダーマン軍の重要な軍事拠点となる。土地も豊かでありかねてより各国の争奪地となっていた。また交易の中心地でもある。

ミドハド連合
 サハラ西方の国家の一つ。第二勢力であり戦争よりも謀略や外交を好む傾向にある。カッサラを巡ってオムダーマンと激しい戦いを演じる。

ニーベルング要塞群
 エウロパが連合との境、ブラウベルグ回廊の出入り口に築いた要塞群。惑星ニーベルングを要塞化し、その周囲に十六の軍事用人工衛星を置いたもの。

ブラウベルグ回廊
 連合とエウロパの境となっている長大な回廊。エウロパの者達はここを越えて移住した。広く長大であるが連合とエウロパを繋ぐ道はここしかない。十個艦隊が並んで通れる程の広さである。だがその周りは様々な障害がありとても通ることができない。ワープも危険なのでできない程である。

ガンタース要塞群
 エウロパとの境にあるブラウベルグ回廊の出入り口に連合が築いた要塞群。ガンタース星系の十五の惑星全てを軍事要塞化したもの。恐るべき防衛力を持っている。また軍事基地としても隔絶したものである。

シンガポール
 地球の一都市。かってここで太平洋諸国とEUの条約が結ばれた。今はここに大統領府や国防省が置かれている。連合中央政府の首都地球のさらに心臓部である。

サハラ北方
 エウロパの侵略により設けられた総督府とそれに対抗する多くの小国からなる。だがサハラ諸国はエウロパの国力と巧みな謀略により劣勢を強いられている。

アガデス連邦
 サハラ北方の国家の一つ。共和制であり大統領と首相の争いに付け込まれる形でエウロパの侵略を招き滅亡する。その国民は放逐され難民となった。

ブラフマー星系
 マウリアの首都。マウリアの心臓部である。その名はヒンズー神話の創造神からとられている。

ヴィシュヌ星系
 マウリアの星系の一つ。マウリアの人口密集地帯の一つで最大の人口を誇る。クリシュナータの出身地でもある。

カジュール公国
 サハラ西方の国家の一つ。西方においては最も小さな国でありミドハドの属国の様な立場にある。アッディーンの軍の急襲により滅ぼされる。

サダム星系
 カジュール領の一つ。サダム要塞が置かれ堅固な宙形となっている。

リクード要塞
 カジュールの首都の手前にある。長大な壁を持っている。

ビクスラ星系
 ミドハドの星系の一つ。ミドハドにおいては交通上の要地の一つでありここでオムダーマン軍との戦いが行われた。結果はアッディーンの活躍によりオムダーマンの勝利であった。

サルチェス星系 
 ミドハド領。ここにおいてアッディーン率いるオムダーマン軍とミドハド軍の交戦があった。かなり大規模な後方基地も置かれている。

ケルマーン星系
 ミドハド領の星系の一つ。ここにおいてもアッディーン率いるオムダーマン軍とミドハド軍の戦闘があった。アッディーンはここを通過しビクスラに向かった。

イェニチェリ
 オムダーマン軍の艦載機。

バンプール星系
 ミドハド領。そのすぐ後ろにミドハドの首都ジャーハバードがある。ミドハドの最終防衛ラインとなっている。ミドハド軍はここにおいてもオムダーマン軍に敗戦してしまいその滅亡を確実なものとした。

ジャーハバード星系
 ミドハド連合の首都。

ブーシル星系 
 サラーフとの境にあるミドハド連合の星系。ハルドゥーンがここに逃れ再起を期す。


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