~贈りモノ~
掲載詩一覧↓
◇サンタなこころ
◆雪粒
◇ノクターン
以上3編から成る詩集です。
この作品は、風海南都さまが主催されている
『ギフト企画』参加作品です。
ギフト,クリスマス
などで検索すると、ほか参加者の方々のすばらしい作品も読めますよ
(*^_^*)
でわ、お楽しみ下さい
m(_ _)m
◇サンタなこころ◇
あのね
キミはね
ぼくのこと
この世にいないと
おもってるでしょ?
でもね
ぼくはね
いつだって
キミのこころの中にいるんだ……
おしえてあげよう!
キミが
ぼくと
出会えるときを――
たとえば
だれかにプレゼント
あげるときの
あのキモチ
だれかの“えがお”を望んでる
あいの色した
そのこころ……
たとえば
だれかにプレゼント
もらったときの
あのキモチ
こころのすずが
はずんでる
あいの色した
そのこころ……
それはまぎれもなく
ぼくと
キミが出会えているということ――
ほら、みて!
赤いぼうしに
しろい長ひげ
空とぶトナカイが
いなくても……
だれかひとりの
だれかひとりへの
ぽかぽかとした
“こころ”があれば……
―そこに生まれるモノは―
大きなふくろに
プレゼント
たくさん詰めては
いなくても
“こころ”という名の
ふくろの中
たったひとつの贈り物と
ふかぁい想いを詰めこめば
――たしかに生まれる――
“愛”という名の
サンタなこころ
*雪粒*
ゆらゆら
ゆらゆら……
ふわふわ
ふわふわ……
あぁ、空を舞う雪よ。
儚く美しきその花びら
それは
まるで夢のよう……
いつかは大地に
溶けゆくと知り
それでも未だ
止まぬ輪舞
ひとひらの煌めき
「この手に入れ」
と望んでも
流るる欲望の熱に
すぐに
呑まれては消ゆる……
ひらひら
ひらひら……
ぽろぽろ
ぽろぽろ……
雲の切れ間より
零れてふりゆく
その花びら
それは
まるで幻のよう……
瞬く季節の
刹那に開いて
永久に清閑に
心に芽吹く
なぜなのだろう?
脆弱に朽ちるものなのに……
これほど清廉に
瞳に交響し
ここにいる
『ジブン』が
浅ましく
やるせなく……
頬に一筋――
孤独な虚空が
木霊しては
ゆっくりと……
心の穴へ共鳴す
僕らはいつの日か
露のように
枯れる運命なのに……
それでも
『強く信じろ』と?
空を埋める
雪のように?
“白”を見上げ
悲痛の渦が
黒くせめぐ……
「何ノ為ニ生キレバ良イ?
何ヲ信ジテ生キレバ良イ?」
……返ってくるのは
耳を裂くような
静寂の波
風にたなびく
雪の花びら
それが、全てを物語る……
僕に向かって、こう語る……
「いつの日か
大地に伏し
眠る運命だから……
今 自
を 分
強 の
く 為
生 に
き 生
て き
ゆ て
け ゆ
け」
空から漏れ出づる
光が雪粒を
優しく 眩しく
その手に抱き
麗しく きららかな
珠玉を授けた――。
○ノクターン○
あまたの星が
徊う月夜
荘厳なる空の下
少女は謳う……
静かな声で――
「貴方が流した
紅い温もり……
それには一体
何の意味が
あったというのか?
星と違わぬ数の
“時”が奪われ
それに連なる人々が
“光”を失った……
それには一体
何の意味が
あったというのか?」
肌を刺す空気を
体に纏い
少女は謳う……
謳い続ける――
「紅に滴る雨粒と
憎悪に零れる悲しみを
人は再び
連鎖させようと
言うのだろうか?
星と違わぬ数の
“今”がもがれ
それに連なる人々の
“心”を刳った……
それを再び
繰り返そうと
言うのだろうか?」
朧気な月が
虚無を見つめて
寂漠の調べに
絡み合う……
「“正義”の名を借りた
過ちに
光を覆われた季節を
繰り返してしまっては
炎の煉獄の中
熄滅した魂の
その意味は
一体何だと言うのだろうか?」
時が泳ぐ
久遠の闇夜
果てない空に
夜想曲の波紋は
伝い続ける……
「愛しき者との約束を
永久に果たせぬ悲しみを
愛しき者と明日を
共に喜べぬ虚しさを
繰り返す理由など……
繰り返す意味など……
どこにあると言うのだろう――」
あまたの星が
瞬く月夜
荘厳なる空の下
少女は謳う……
明日に向かって――
……いかがでしたか?
クリスマスから派生した3つのテーマ...
『愛』
『生』
『平和』
これらを自分なりに詩にしました
もし、あなたの心に
ほんの少しでも、
色を伴った“記憶”として
この詩たちが刻まれたとしたら
それは、この上ない幸せです
(*^_^*)
P.S.
今回、このような企画に参加させて頂けて
感謝!
目を通して下さったあなたに感謝!
明日がくる事に感謝!(えっ?)
hiroでした
m(_ _)m
あおそら↑hiroが運営するサイト。
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