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第二百五十四話 ピラミッドの四姉妹その四
「四人でそのピラミッドに行こうかって言ってたんだけれど」
「四人でなのね」
「そう、私達四人でね」 
 それで行こうという話になっているというのだ。
「どう?ピラミッドね」
「どっちのピラミッドなの?」
 メグは缶のビールを飲みながらジョーに問うた。
「エジプトの?アステカの?」
「両方どうかしら」
 ベスが言って来た。ベスは今は柿の種を食べている。
「どっちのピラミッドもね。四人で行かない?」
「悪くないわね」
 すぐにこう答えるメグだった。
「長い間行ってなかったし」
「そう。それじゃあね」
「後はエイミーね」
 ジョーとベスは姉の言葉を受けてそれぞれ言った。
「あの娘がよしって言えばね」
「四人全員揃うわね」
「そうね。どうせ行くのならね」
 どうするべきか。メグは話した。
「四人じゃないとね」
「そうそう、私達四人姉妹だったし」
「いつも一緒だったから」
 四人姉妹の絆はかなり強い。だからこその今の言葉だった。
「じゃあ。ピラミッドね」
「楽しく行きましょう」
「エイミーが帰るのを待って」
 どうするか。今は三人で話していく。
「それで聞けばいいわね」
「それで話を決めてね」
「じゃあ今は」
 今現在はどうするかという話にもなった。
 メグはだ。飲みながら二人の妹に提案した。
「飲まない?」
「引き続きよね」
「そうしてなのね」
「そう、こうしてね」
 メグはまたジョーとベスに話した。
「それでエイミーを待ちましょう」
「じゃあ。ビールどんどん出しましょう」
 ジョーは早速上機嫌で缶ビールを出して来た。その黒ビールのだ。
「それとおつまみは」
「私はソーセージがあるから」
「私は柿の種ね」
 メグとベスはもうそれぞれのつまみで満足していた。
「それでジョーはチーズね」
「それでいいのね」
「チーズはたっぷりあるし」 
 見れば乾燥チーズだ。それが結構あった。
 それをかじりながらだ。ジョーはパソコンの前から二人に話した。
「私もこれでね」
「満足なのね」
「ジョーお姉ちゃんも」
「そう。けれど三人なのはちょっとね」
 それについてはというのだ。
「やっぱり。飲むのも四人じゃないとね」
 それはだというのだ。
「物足りなくない?」
「確かにね。それはね」
「その通りね」
 二人もその言葉に頷く。それでだった。
 三人で飲みながらだ。その中でまた話すメグだった。
「エイミーの分のビールあるわよね」
「あるわよ」
 ジョーがすぐに姉に答えた。
「もう幾らでもあるから」
「そんなにあるの」
「そう、だから私達にしても幾ら飲んでも大丈夫だから」
 実際にまた一本開けるジョーだった。勿論開けた傍から飲む。
「おつまみもあるしね」
「じゃあ安心して飲んでいいのね」
「そうそう。安心していいから」
 ジョーがこう言うとだった。ベスもだ。
 また一本開けてだ。それで飲んで話すのだった。
「黒ビールっていいわね」
「そう思うでしょ」
「ええ、この味がいいのよ」
 にこにことして次姉に話す。
「コクがあってね」
「そうよね。普通のビールとは違ってね」
 尚連合では黄色のビールの他にも黒ビールもあればだ。赤や青も緑もある。ビールを造る麦の種類によってだ。それぞれの色になるのだ。
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