ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
感想、評価を下さい!よろしくお願いします!
第2章 魔女の覚醒 第四部 屍拾い 第四話 旅人と談話
焚き火が燃える音がする…
ロイドは目をそっと開いた
うっ、くっ、
まだ、傷が完全に塞がっておらず、動くと痛む
そこへ、一人の女性が駆け寄る
「まだ、動ける訳ありません!休んで下さい!」
ロイドはその勢いに思わず頷く
「わかればいいんです!」
納得し、焚き火の方へ何かを取りに行ったようだ
少しして、黒髪の女性が器を持って来た
「ほら、食べなさい」
黒髪の女性は、器を手渡した
その時見た女性の顔に見覚えがある気がした

ロイドは器の中に入っていたシチューを少しずつ食べはじめた
足の方に目を向けると包帯で治療してあった

シチューを食べ終わると、器を地面に置き、尋ねる
「今,何時ですか?」
駆け寄って来た女性の方が答えた
「多分、四時間は眠ってましたよ…」
ロイドはその言葉に驚くと、立ち上がろうとする
だが、女性に止められる
「まだ、動ける傷じゃあありません!」
ロイドは振り払い言った
「奴を逃がせば手がかりがなくなる!やっと、あの人を殺した連中に辿り着けるかもしれないのに!」
ロイドの言葉に黒髪の女性は、近寄り頬を叩く
「あなた!自分の体の状態分かってるの!」
叩かれたロイドは反論する
「この程度の傷は傷に入らない!別に問題は無い!」
ロイドは先に進もうとする
だが、黒髪の女性は道を譲らない
「あなた、何を追ってるのか分かってるの!あいつらは、あなたの想像以上の暗闇の中の住人よ!」
ロイドはそれを聞き、睨む
「なんでそんな事を知っている!」
黒髪の女性の代わりにもう一人の女性が話し出した
「私を助ける時に、彼らと戦っています!」
ロイドは尋ねた
「なら、あいつらは何であの人を狙った!」
黒髪の女性は、言った
「彼女が闇を知り過ぎたからでしょ…リアナ キャスティスがそうだった様に、計画の邪魔だから排除された。多分、そんな所だと思う」
ロイドは更に尋ねた
「奴らはなんだ!」
黒髪の女性は、遠くを見ながら言った


「王族」


初めて聞く種族だった
黒髪の女性は、自己紹介をする
「レイナでいいわ!そっちが、ミンファよ!」
ミンファが頭を下げる
だから、こちらも頭を下げた
そして、最後にロイドが自己紹介をする
「俺は、ロイド アルテミナだ」
その言葉にレイナが動揺して見えた
そして、王族について、話し始めた

王族は、
特異な力や、血を持っている事
回復が早い事
そして、裏の世界で彼らが動けば国が滅びるとまで恐れられている事を知った

レイナが言い終わると剣を抜いた
「誰かいる!注意を払いなさい!」
レイナの言葉に慎重に辺りを見回す
確かに森の中に何かいる!
ロイドはそう言って、立ち上がろうとするが、立ち上がれない。

森の中の暗闇からかすかに、人の気配を感じた…
誰かが潜んでいる様だった

森の中から響く足音が確実にこちらに近づいて来る様だった


小説家になろう 勝手にランキング


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。