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第1章 悪魔の襲来 第五話 作戦会議
数日前
未だに続く帝国の脅威、そして、今回の攻防戦の被害について会議が召集された。
報告をまとめると

主力部隊を除けば、先の城門の奪還作戦でほぼ壊滅
城門が壊れ、首都の防衛機構は停止している
先の戦いで、善戦した二名は未だに回復しきっていない
第二次進行作戦を帝国が行うため軍を再編している

この四点だった。

そして、最も重要なのは、帝国の進めている進行作戦に対抗する力がない事だ。そのため、文官だけでなく、武官まで降伏すべきだと言い始めた。
「お父様、発言をよろしいでしょうか。」
リアナは、立ち上がって言った。
「許可する。何か考えがあるのか?」
国王の問いに答える。


「ヴァルシアと同盟を結びます!」

一瞬静まった会場がざわざわする。「無理だ、不可能だ。」といった声が聞こえた。
たが、リアナは、黙々と話し続ける。
「先の戦いの魔槍ロメリアは、彼らにも脅威に見えた筈です。なら、協力してもらえるかも知れません。」

「それに、レイシェンは、ヴァルシアの…」

その言葉に動揺が走る。確かに、彼女の魔力値は、高い。魔法を使う素質があった。

誰かが言った。
「ですが、なら彼女を誘拐していたことにされませんか?脅して同盟を結ぶための道具にしようとしたとか……」
一気に同盟案は否定派が多数に成った。
「では、降伏するんですか!あなたたちは、先の戦いで死んでいった者達の闘いを冒涜するのですか!やってみなければ分かりません。ですが、現状でこの国が生き残る方法が他にありますか!」
リアナの訴えにターナーが言った。
「どれだけの時間が必要だ。」
それに対し、リアナは、

「3日と答えた。」



「おちおち眠ってられないな!」

扉が開き、ロイドとローウェルが入って来た、
ロイドの言葉にローウェルは、付け足す。
「やってみなければ、わからない。あのロメリアを打ち破る事ができたのは、諦めなかったからだ!なら、やって見る価値はあるはずです!」
たが、国王は聞いた。
「なら、遠征部隊は、どうする。間に合うまで、食い止めねばなるまい。」
ロイドが言った。
「俺がやる。一対一で、決闘形式にすればいい。それならいける。」
フレイアが、ロイドを止める。
「あなたは、まだ傷が癒てないんじゃ…危険です!」
それに対し、ロイドが言った。
「傷ならもう治った。それに、策ならある。」
ローウェルがある紙を取り出し説明を始めた。
「これは、決闘している間、軍を足止めする術式です。解除条件は、発動側の決闘を申し込んだ人間が倒れるまでです。」
フレイアは、言った。
「なら、危険じゃないですか!他にも何か……」
レイシェンが、入って来た。
「ないと思いますよ。これがこの国が生き残る最善の策です。」
そこにいたのは、いつもの少女のレイシェンでは無く、一人のエルフとしてのレイシェンだった。
国王は尋ねた。
「レイシェン、ヴァルシアは、同盟を結ぶと考えるか?」
レイシェンは、少し考えて言った。
「可能性は、あります。私も全力を尽くすつもりです。」
国王は、その言葉を信じる事にした。
「では、ヴァルシアと同盟を結ぶために、リアナ、レイシェンは、ヴァルシアへ、ロイド、ローウェルは、帝国の足止めをせよ!」
国王が会議を終了させようとした。
そこで、ロイドは言った。
「ちょっと待ってくれ!ローウェルは、リアナの護衛だろ!必要ない。それに、レイシェンの護衛に黒と白をつける許可をくれ!」
それに、国王は聞き返した。
「一人で大丈夫なのか?」
ロイドは、言った。
「一人で大丈夫なのかだ!違うだろ、ここで、あんたらの軍の中核を潰してどうなる!なら、一人で十分だ。その代わり、剣を数本用意してもらう。どれだけ打ち合うかわから無い。だからな!」
ロイドの言葉を聞き、ローウェルは、掴みかかり言った。
「貴様、死ぬつもりか!」
ロイドは、言い返す。
「死ぬつもりだと!笑わせるな!戦場では、否応なく人は死ぬ。ただそれだけだ!だが、死んでやるつもりは毛頭ない。」
そう告げると、王の間を後にした。


王は、ローウェルに言った。
「ローウェル、お前には、リアナの護衛を命ずる。そして、黒と白、二人には、レイシェンの護衛を命ずる。以上だ!」
これにて、会議が終了した。
第二章第一話書き終わりました。
なんか、主人公ロリコン化してないか不安です
感想を下さい
では、また!
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