第0.5章 嵐の前 第四話 剣を交えて、
「何処までいくんだ!」
キャミロットに尋ねる。
「もうすぐです。」
そう言うと、ある扉を指し言った。
「あちらになります。どうぞ!」
部屋に入ると、一人の女性がいた。
「初めまして、ファミリア ローウェルです。では、始めましょうか……」
いきなり剣を抜き放ち、斬りかかる。
「うぁあ、あぶねぇだろ!」
すんでのところで躱す。そして、目つきを変えた。
「巫山戯てんのか!」
ロイドの言葉に言い返す。
「いえ、私はあなたを知らないので信用出来ません。なので、どの程度なのか試さして頂きます。」
その言葉にロイドも剣を抜いた。
「覚悟できてんだろうな!」
ローウェルの太刀筋は、読み易かった。
一気に決めるためにロイドは、ローウェルの方へと踏み込む。
「終わりだ!」
だが、ロイドの剣は、ローウェルに届かない
そして、逆に斬られる。
髪が数本空をまった。
罠か!太刀筋でこっちの行動を読むために…
ロイドは、驚いた。しかし、向こうも同様だった。
「あの体勢から回避しますか!反射神経だけは認めましょう。ですが、まだまだです。」
お互い、構え直した。
今度は、ローウェルが仕掛ける。
ロイドは、受けずに足払いをする。
ローウェルは、体勢を崩した。
斬りかかろうとしたが、咄嗟にやめた。
ローウェルは、既に体勢を整えていた。
「部の悪い賭けはしませんか…」
ローウェルはロイドを挑発する。
「お前達みたく、訓練なんかねぇ!実践だけだ!油断すれば死に直結する。だから、そんな無謀な事しねぇよ!あんたみたいな甘ちゃんと一緒にするな!」
ロイドは、挑発し返す。
先に仕掛けたのはローウェルだった。
剣が宙を舞う。
地面に刺さる。
勝ったのはロイドだった。
だが、手には剣は無い。
剣を飛ばされた瞬間に、ロイドはローウェルに踏み込み、臓器に向けて衝撃波を叩き込んだのだった。
「相手を見くびったのはお前の方だったな。」
そして、ローウェルに手を差し伸べる。たが、手を払い自分で立ち上がった。
「おい、手加減したとはいえ、立つか普通!」
ロイドの驚きに対して、見ていたキャミロットが言った。
「ローウェルは、あのサーチェスの弟子なのよ。この程度じゃ倒れないわよ♪」
その言葉に ロイドは、更に驚いた。
「まぁ、いいわ。認めるわ。あなたの事 これから、よろしく」
手をロイドの前に出し言った。
ロイドは、それに答えて握手をした。
これが、ローウェルとロイドの出会いだった。
だが、平穏は突如として崩れる事となる。
だが、その事は誰も気づいていなかった。
今回、短いです。
まあ、これで、王国編の主要人物とは、絡みましたし、第一章へ突入します。
多分、数ヶ月飛ぶ事になります。
暇があればそのああだの話を外伝に書くかもしれません。
できれば、感想下さい、
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