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チート、中二がダメな人は、見ないで下さい、
後、感想を頂けたらうれしいです。
第0.5章 嵐の前 第一話 知らない場所
ごそごそ…
「ふぅ、これで終わった!」
少女は、とある場所で少年の看病をしていた。
少年の名は、ロイドと言うらしい。グレイが連れ帰って来た、怪我人だ。一緒にエルフの女性もいたが、少し用で席を外し、私がこうして看病をしている訳だ。
もう、3日眠っている。グレイは、自分に久し振りに傷を負わせた男だ。と、喜んでいたので、本気で打ち所が悪かったんじゃないかと考えてしまう。
「う、う、うーん……」
男の子が目を覚ましそうだ。
私は、彼女を呼びに行った。

ロイドは、目を覚ました。
「知らない部屋だ……」
そう呟くと窓を見た。外は、活気に満ちた街だった。
バン
扉が勢い良く開いた。
「あ、目を覚ましました?」
入って来たのは、 目が赤く、肌が陶器のように白い不思議な少女だった。
「…誰ですか?あなたは?」
ロイドは、尋ねる。それを聞いて彼女は言った。
「別に、かしこまらなくていいですよ。レイ、いえ、レイシェンさんから、あなたの事は、聞いてますから、わざわざ自分の事を私と言わなくても、俺でもいいですよ。」
彼女の答えに私は、あることに気付いた。
「あいつは、あいつはどうなった。なんで、俺は生きてる。あの人の剣は!ペンダントは!」
俺は彼女に掴みかかった。しかし、彼女は落ち着いて言った。
「いっぺんにそんなにたくさんの質問には答えられません!それから、何か勘違いしているようですが、貴方達は、奴隷として売られた訳ではありませんよ。」
ロイドは、その事実に驚いた。
「それと、これですね。多分、それで全部ですよ。」
彼女は、預かっていた持ち物をロイドに返した。

少しして、ようやく混乱していた思考が落ち着いた。
それを見計らい、彼女はロイドに自己紹介をした。
「わたしの名前は、フレイヤって言います。見ての通り、目が赤いし、肌が異常に白いし怖いよね……」
その言葉にロイドは、言った。
「別に、怖くはない、寧ろ、綺麗だと思う。」
フレイヤは、泣き出した。嬉しかったのだ。初めて家族以外の近い年の人に自分が受け入れられたことが…
ロイドは、溜息をつき、しかたないので泣き止むまで胸を貸してやることにした。

少しして、扉からあの男が入って来た。
「すまん、じゃまするつもりはなかった。」
扉を閉め出て行こうとした。
「…って、ちょっと待て!なんか勘違いしてるだろ!」
ロイドの言葉に、グレイが言った。
「若いもんには、いろいろあるだろうが、まさか起きて直ぐ、姫様を口説くとか…」
ロイドは、グレイを睨みながら言った。
「誰が!誰を!いつ口説いた!それに、誰が姫様だ!この子に失礼だろ!それより、何処だよここは!」
グレイは、フレイヤに目を移し、言った。
「伝えておらんのか?」
フレイヤは、顔を真っ赤にしていった。
「は、は、はい。すいません。」
グレイは、ロイドに向き直し説明を始めた。

内容はこうだ。

レイシェンの件で、彼女がまた狙われる前に保護するためにあの場所に行った。
ついでに、カミーラの手紙に書かれていた子供を試したかったから、試した、
しかたないから、レイシェンと一緒に気絶している怪我人のロイドをアーリア王国に運び込んだ事
治療するのに、国籍がいるので、レイシェンと共に勝手に国籍を作った事

この四点だった。

ロイドは、聞き返した。
「レイシェンとって何だ!それに、姫様の説明はどうした!」
グレイではなく、フレイヤが説明してくれた。
「私は一応、王位継承権を持つキャスティス家の次女です。あと、レイシェンが自分の家名を教えていただけませんでしたので、あなたのアルテミナで、二人とも登録しました。」
ロイドは、頭に手を置き言った。
「待て、フレイヤ様が王女なのは、分かった。だが、マズイだろ、書類のほうは、流石に夫婦は!」
フレイヤは、プリプリと怒りながら言った。
「様は要りません。私は、対等に扱って欲しいんです。それから、夫婦では無く、兄妹で登録しました。」
ロイドは、それを聞きフレイヤにいった。
「分かった。以後きょうつける。フレイヤ。それより、あいつはなっとくしたのか?」
今度は、グレイが答えた。
「ああ、喜んでいたぞ!主と家族だと…」
ロイドは、頭に再び手を置きいった。
「状況は分かった。少し休みたいから出ていってもらえるか……」

その言葉にグレイは、素直に従った。しかし、フレイヤは、従わなかった。
「おい、出ていってくれと言ったはずだが……」
ロイドに対しフレイヤは、言った。
「眠るまで一緒にいちゃだめですか?」
その問に対しロイドは、勝手にしろ!と言い眠りについた。

初めての異性の友人の寝顔を見ると、部屋から静かに出て行った。

第一章は、作ったのに、まだまだ入れそうにありません。
多分、2、3話は、0.5章としょうした、アーリアでの話になると思います。
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