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作者:つばめ
泥の世界で
私の中の影が浮かび上がる


美しく
綺麗な事を、正義を求めながら
底なし沼に足を取られ泥にまみれたら
私の影が浮かび上がったのです



それはまるで太陽の光に照らされた
自分自身の影のように
私はその影を恐れ、憎み、恨んだ


何故、私には影があるのだ
苦しめば苦しむほど、生きようとすればするほど
影が浮かび上がるのだ


怒りの中で必死でこらえ自分を憐れみ泣いた


いつになったらこのやましい影が消えるのか
いつになったら真の光に溶け込む事が出来るのか


成長するに連れ
一つ、二つ、三つと浮かび上がる
別の魂と触れ合うたびに
自分の思い通りにゆかぬたびに
影が見なさいと言うように浮かび上がる


何故だ、何故なのだ、また泣いた……


そして……沢山転び、多くの擦り傷が出来た
ふと考えた
ふと思った
そして自分の影を見つめる事にした


私の頭上に黒い雨雲が発生し光を遮っていた
雨雲の発生地は全て私の黒い想念だった
そして気がついた
全てが自分自身にあったのだと
そして今度は反省の涙が溢れ出した
そして自分の未熟な幼さを痛感した


頭上の黒い雨雲が少しづつ、少しづつ消えてゆく
傲慢な心が薄れるたびに消えてゆく
今度は感謝の心が芽生えはじめ涙を流していた


どしゃ降りの雨が止み
うっすらと七色の虹が出ていた


私はまだ旅の生徒です
私にはまだまだ多くの勉強があります
命の明かりが消えるまでどれだけ学べるでしょうか


自分の影を見て、そして微笑みます
真の光に溶け込むまで、学び続けます
自分のたけは小さいけれど
自分に出来る事を行動へと変えてゆきます


頭上に雨雲が少しづ消え雲の谷間から光が見えます
そして振り返ると、影が減り、薄くなっていました
──感謝いたします


清々しい朝の中で今日も一日が始まります
私は人生の生徒
精一杯学ばせて頂きます──




















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