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『真夏の怪/骨董屋変』
作:三上蓮音



 あらすじ
真夏の或る日、蘇芳はふらりと出掛けた先で骨董店に入る。しかし、欲しい品を探すことは叶わず、見つけたのは店主の死体だった――。口入れ屋「楸」シリーズ、第一作。


 Nコード
N1021B


 文字数(読了時間)
15055文字(約31分)


 種別
通常小説[連載完結済作品(全3部分)]




 ジャンル
その他

 キーワード
現代 怪異 シリーズ 読み切り 口入れ屋 


 出だし150文字
陽炎立つ街は、黄昏に消え行こうとしていた。灼熱に焦がれたアスファルトやビルたちが、籠った熱を放出しようと躍起になっている。しかし、淀んだ空気が覆いとなり、都会の熱は一向に天へと抜けない。まるで花弁の如く幾重にも立ち昇る熱気のベールが、散ることを知らぬ花のように咲き乱れ、街を熱夢に染める




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