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エイプリルフールは脱獄日和

作者:黒椋鳥
 素敵な朝の始まり方とは。そう聞かれたら、どんなものを想像するだろうか。
 僕ならば、目覚まし時計という無粋な存在の介入なく、朝の日差しに誘われて自然に目を覚ますこと。と、答える。
 寝不足にも寝過ぎにもならない適度な塩梅の覚醒は、それだけで身体を爽やかにするものだ。
 加えてその日が仕事や学校などではなく、完全な休日だったならば。きっと心は穏やかになるに違いない。
 更に。そんな心も身体も満たされる瞬間を一人で迎えなかったとしたら。起き抜け一番に見るのが、腕の中で可愛い寝息を立てている恋人の姿だったならば。それはまさに、最高に幸福な朝とは言えないだろうか。
 何を隠そう、今の僕がそうだった。
 大学生ゆえにまだアルバイトを除いた労働には従事しておらず。本日は休日。故にスマホのアラームは完全に沈黙中。そこに自然な寝起きが加わり、隣には大学に入ってから出来た恋人がいる。
 つまるところ、僕にとっての素敵な朝が始まっていた。
 カーテンの隙間から射す陽光が、僕の腕を枕にして眠るお姫様を照らしている。ウェーブのかかった亜麻色の髪が、それを反射して淡く輝いていた。クォーター故の日本人離れした白い肌も手伝って、まるでお人形さんのよう。我が恋人ながら本当に美人さんである。
 無意識に手が伸びて、柔らかな髪を指で優しく弄んでいると、静かに彼女も目を覚ました。とろんとした寝惚け眼に僕の顔が映り、何度かの瞬きの後彼女の笑顔が花開く。そのまま僕らは殆ど同時におはようと、挨拶(キス)を交わして。
「大っ嫌いよ」
「…………奇遇だね。僕もだ」
 それは何の変哲もない、一日の初めに起きた。
 一瞬思考が凍りついたのは否定しない。だが、思うところがあり、原因だとか察するものが頭に浮かんだので、僕は敢えて彼女が立つ戦場(リング)に飛び込んだ。……認めるならば、ちょっと意地になっていたのかもしれない。彼女は綺麗で可愛いし、愛している。けど、僕にだって譲れないものがあったのだ。
「最悪な朝だ。キスなんかしなきゃよかった」
「そうね最低よ。顔も見たくないわ」
 ともかく。甲高く響くゴングの音が脳内ですると共に、僕らの戦いは始まった。
 何て事はない。
 これは……痴話喧嘩だ。

 ※

 いつまでもベッドに寝転がっているのもどうかと思ったので、僕らは床に散らばったパジャマや彼女のネグリジェ。お互いの下着を拾い集め、そのままお風呂に直行した。
 寝汗とかを流すための朝のシャワーがひたすらに心地よい。程よく身体を濡らし温めて、思わず小さなため息をついていると、彼女の手が僕を引っ張り、お風呂用の椅子へと誘った。さっさと身体を清めてリビングに戻ろう。そんな所だろうか。
 あれよという間に僕の頭がわしゃわしゃと洗われて、そのまま選手交替。今度は僕が彼女の頭をシャンプーする。端から見たら洗いっこしているカップルだが、その実ここまで会話は一切なし。まるで冷戦だ。そんな事を思った。
 だが、それはある意味で的を射てた。何故ならば、この時の僕らは二人とも〝武器〟をかき集めていたのだから。
 それ即ち……言葉の刃を。斬り合いは唐突に始まった。
「痒いとこはあるかい?」
「あるわ。貴方下手っぴだもの。髪洗うのも、セックスも」
「そりゃあ、君に魅力がないのが悪い。昨晩だって僕は仕方なくお相手したんだよ」
「あら、貴方も魅力皆無よ? それに私だって乗り気じゃなかったし。全部気持ち悪くて、ただの地獄だったわ」
「……君、無反応だったもんね。声もさ、色気が無さすぎる」
「貴方は悪くないの。……でも、そういう貴方も結構余裕があったわよね?」
「相手が君じゃなかったら、余裕もなかったろうさ」
「あらま。相性が悪すぎるのも……ああ、困らないわね」
「一回で済んだからね」
 酷い会話もあったものである。
 泡だらけの彼女の髪にシャワーを当てれば、シャンプーの香りに混ざって彼女自身の蜂蜜みたいな香りがした。
 完全に流しきり、そのままフェイスタオルを頭に巻いてやる。次にボディーソープを手に取って、優しくマッサージをするように丁寧に馴染ませていけば、彼女は少しだけ身震いし。それっきり何も言わなくなった。
 これ幸いにと、僕は手を滑らせる。首から肩。背中から抱きすくめるように前へ。密着したまま骨や筋をなぞれば、彼女の身体は押し殺したかのような短い声と一緒に、分かりやすく跳ね上がった。
「……どうかした?」
「……別に。私も、やってあげる」
 そう言うが早いか、彼女の手がまるで蛇のように僕の身体に絡み付く。指の一本一本は毒牙となり、僕を甘く痺れさせた。いつしか僕はまた椅子に座らされ、彼女がその上に跨がるように座っている。どちらも泡まみれなせいで、もどかしいくらいに肌が滑り、くすぐったかった。
 熱を帯びた吐息が顔にあたる中。キスできそうなくらい顔を近づけたまま、僕と彼女は謀らずも同時に嘲笑を浮かべた。
「手つきが……思ったよりいやらしくないわ」
「君に火を点けたくないからね」
「点くわけないじゃない。お風呂よここ」
「そういう君は……淡白だ」
「情熱的なのは、趣味じゃないの。氷みたいに冷たいのがいいわ」
「ここお風呂だよ。君が溶けちゃわないか心配だ」
 そろそろ折れたら?
 折れるのはそっちよ。
 言葉にしていないのに、そんな会話が交わされた。多分気のせいだ。そう思うことにする。
 少し熱い。僕も彼女も。これならばシャワーのお湯でも充分に頭は冷えるかも。そう確信し、無理矢理手を伸ばし、ノズルを此方へ向ける。
「ひゃん!」と、可愛い悲鳴がエコーしたことに気をよくしていたら、わりと本気で腕をつねられた。そんな攻防を経て放たれた水流が僕らの泡を押し流し、摩擦が戻った肌と肌が吸い付き合う。
 程よい重みと、暴力的な柔らかさ。
 離れたくない。
 そう思いかけて僕は頭を振り。その傍で彼女は何処かよろめきながらも僕から距離を取った。
「……朝御飯、どうしましょうか?」
「う~ん。君の料理不味いからなぁ。あ、今日は僕が作ろうか?」
「あら、新手の嫌がらせかしら? 私の胃と食材が痛んじゃうわ貴方、料理も下手っぴじゃない」
 調子を戻すように〝武器〟を振るいつつ、ノロノロと立ち上がりお風呂から脱衣所へ。バスタオルを二枚引っ張りだし、一枚は僕が被り、もう一枚で彼女にまとわりついた水気を丁寧に拭っていく。
 その最中、僕と彼女の視線が再び交差した。上気した肌が水を弾き。玉を幾つも作っている。濡れた髪が張りつき、潤んだ瞳が僕を覗き込む。
 女神もかくやな完璧すぎるプロポーションを僅かに隠すのは、僕が今被せたタオルだけ。これを剥ぎ取れば、当たり前ながら裸の彼女がそこにいるのだ。
 途端、さっきのお風呂場での余韻が舞い戻る。そこに昨夜交わした熱が途端に身体の内から沸き上がり、僕は慌て目頭を抑え、鎌首をもたげかけた感情を胸の奥に押し込んだ。
「……なぁに? どうしたの?」
「……なんでもないよ」
 何ともわざとらしく彼女が問う。さっきの仕返しのつもりなのかもしれない。主導権が入れ替わりまくるお陰で、気が抜けなくて困る。そこが楽しくもあるのだけれど。
「……ごはん。私が作るね。愛情込めないで」
「……ああ、ちっとも楽しみにしないどく」
 ただ言えることは、間違いなく二人とものぼせていたのは確かだった。

 そこからはまぁ酷いものである。
 皮肉の応酬の果てに、「これは嫌がらせよ」と、彼女が僕の口元に食べ物を延べてくる朝食から始まり。
 膝枕をしてもらっておきながら、僕はやれ寝心地悪い。硬いとダメ出ししつつも、結局しばらくはそのままでのんびりし。気がつけば耳掃除(日頃思っていることらしい罵倒つき)までされていた。
 僕の日課になっている軽い筋トレが、色々あった反動でハードなものになり始めれば、彼女は「……私、適度についてるよりは、完全なマッチョが好きなの。私のことは放っておいて続けて」と言いつつ、動く僕をくすぐって妨害する始末。
 口からは心にもない言葉が。だが、行動やボディタッチにだけ本心を潜めた攻防戦……もとい意地の張り合いは、そんなこんなで結局。正午にさしかかろうとしていた。
 ……大体の事情を察した方は、何てバカな奴等だと笑って欲しい。
 ともかく現状のお陰で外にも行けず、気がつけば一日の半分が終わりかけている現在。僕らは大分疲弊した状態でテレビを見ながら寄り添うようにソファーに座っていた。
「いつもありがと。って言うと思った? 貴方に感謝なんかしてないわ」
「僕だってそうさ。君には言いたい恨み言がまだまだいっぱいあるんだ」
「あら、例えば?」
「そうだねぇ……大っ嫌いだよ。君といると楽しくない」
「……そりゃあそうよ。私、貴方に興味ないもの」
「あは、そりゃ嬉しいや」
「……しぶといわね」
「そっちこそ……いや、僕は君が何を言ってるか分からない」
 最後だけ本音が漏れかけて、僕らはすぐに取り繕う。もはや刃は折れ、鞘で殴り合いをしている気分だった。
 身体が焼けるように熱い。だが、心はもっと重症だ。引き裂かれるようで、潤いもする相反したこの感覚はまるで絶叫アトラクションだった。それを感じているのは彼女もだろうけど。
 どうしてこうなった? それを考えた時、僕らだからか。という結論があっさりと出てきた。
 今更のカミングアウトだが、僕らの付き合いはそれなりに長い。ただしそれは恋人としてではない。正式にお付き合いしてから、実はまだ四ヶ月。ただその前。友達以上恋人未満の時期が、ちょっと長すぎた。
 その期間一年半以上。下手すればほぼ二年に到達せんばかりだったのである。
 だからだろう。互いの考えが把握し合いやすいが故に……今回の色々な意味での悲劇が起こった。
「……夕方は、何処にも行きたくないわ」
「いいね。じゃあ引きこもるとしよう」
 テーブルの上に置いていたタブレットに手を伸ばす。
 今の時期なら、お花見か。あるいは普通の買い物か……。そう微妙に疲れがあった脳を働かせていると、不意に部屋の中に、軽快な洋楽が二曲流れ始める。
 僕と彼女それぞれのお気に入りの曲。アラームにも設定しているそれが、鳴ったという事は……。
 今は正午。つまり……〝エイプリルフール〟の終わりを意味していた。
 普段は無粋な目覚まし時計がわりのツールに、今の僕らは多分、純粋に感謝したと思う。だがそれも一瞬で。
 気がつけば、僕らはどちらからともなく乱暴に引き寄せ合い、もつれるようにソファーに倒れ込んでいた。
 痛いくらいの締め付けるような抱擁も今は感情を昂らせるただのスパイスにしかならず。
 そこから暫くの間、部屋には激しくも濃厚なフレンチキスの音だけが響き続けていた。
「……蕩けちゃいそう」
「氷みたいに冷たいのがいいのに?」
「意地悪言わないで。そりゃあ最初に初めたのは私だったけど」
「まぁ、それを言ったら乗った僕も僕な訳で」
 結果、どちらも引くに引けなくなって今に至る。まさか正午まで〝お互いが嘘をつき続ける〟事になるなんて、欠片も想像がつかなかった。ただ、途中からお互いに楽しんでいたり、さりげなく利用していたのは否定できない。
 お陰で普段は恥ずかしくて言えないことも、あっさりと言えていた事も事実だからだ。
 彼女の唇が今度は僕の耳元に寄せられて、軽く甘噛みされる。そのまま冷たく濡れた舌が伸びてきて、僕が狂う場所を探り当てるように激しくねぶり始めた。脳が直接シェイクされているような、あるいは感覚の一つが彼女に支配されているような気分になる。
 もう思考なんて投げ捨てたくなるような衝動に一瞬捕らわれるが、そこで丁度視界に彼女の可愛らしい耳が入ってきて。僕は執拗な攻撃から何とか逃れて、お返しとばかりに同じ事をしてあげた。
「やっ……! ちょっ、もぅ……負けずっ、嫌いなの?」
「君が言うなと、言いたいな」
「お互い様で……はうっ! て、を……打ちましょ……っ」
 彼女の口からくぐもった甘ったるい声が漏れる度に、身体にゾクリとした旋律が走る。声が……色っぽ過ぎるのだ。そう思っていたら、今度は耳に息を吹き掛けられ、僕は思わず「わひゃ!?」なんて変な声をあげてしまう。
「あは、ビックリした?」
「こ……のっ!」
 負けじと逆襲に転じたら、またこちらが攻められて。代わり番こに音と鼓動で犯し合っているうちに「ああ、これもうあかんやつだ」と、僕の唯一残った冷静な部分がとうとう匙を投げた。
 どれくらい時が経っただろうか。湿ってふやけた耳に互いの息遣いしか届かなくなった頃。僕らはようやく一時休戦した。
「情熱的すぎない?」
「貴方が悪いのよ。手つきとか全部いやらしいわ」
「君が魅力的過ぎるせいだ」
「あら……それは」
 困ったわ。
 腕の中の彼女が蠱惑的に笑う。
 どうするの? どうしたいの?
 そんな思惑が無言のまま飛びかった。先に口を開いたのは彼女の方だった。
「嘘ついていい日とはいえ、嘘であることには変わりないのよね」
「まぁ、そうだね。今更だけど午前中のは……」
「わかってるから、何も言わない。……私も、だからね?」
「知ってる。酷い嘘つきだったよ僕らは」
「ええ。本当ね。ところで……」
 はぷりと、吸血鬼のように今度は僕の首筋に吸い付きながら、彼女は囁いた。
「嘘つきは……泥棒の始まりらしいわよ」
 鎖骨にも軽いキスが落としながら、彼女は謎かけじみたことを言い出した。そこにある意図は……。
「始まり……ねぇ。既に嘘をつく前から前科者が僕の目の前にはいるんですが?」
「あら、そうなの? おかしいわね。記憶にないわ。本当は貴方がやったんじゃないの? きっとそうよ」
「いやいや。被害者は僕だから。……有名な怪盗曰く、優れた芸術家と泥棒はよく似ているらしい。どちらも人の心を盗む術を知っているからね」
 僕の言葉に、彼女はちょっとだけ驚いた顔をして、すぐに照れたように身をよじった。
「私は、もう貴方に捕まってるの?」
「そのつもりだね。僕が作った檻の中。罪状は僕を夢中にした罪さ」
「あら素敵。でも残念ね。貴方も実は檻の中よ? だってその理屈で私が前科者なら、貴方も同じでなきゃおかしいわ」
 ……そうきたか。僕がひきつった笑いを浮かべていると、彼女は楽しげに僕の頬へ手を添えて、顔を近づけてくる。止めてくれと思う。甘い香りと散々焦らし合ったのもあり、理性が簡単に飛びそうなのだ。
「檻に入れたと思ったら一緒に檻に入ってたと? 因みに僕の罪状は?」
「当然、私の心を盗んだばかりか、メロメロにした罪。おめでとう、晴れて貴方も泥棒さんよ。だから……」
 会話に逃げるのは許さない。そう言わんばかりに、彼女は火照った身体を更に密着させてくる。燃えるようなキスを再び交わしながら、少しだけ急かすように、彼女は僕の手を掴んだ。

「檻が壊れちゃうくらい、激しくして」

 結局、プリズンブレイクを果たしたのは、夕方の日が沈み行く頃になってしまった事を、ここに追記しておく。
 どっちが檻なのかは……考えない方がいい。結局どっちもどっちという結論に至るのだ。

 ※

 素敵な目覚め方とは。そう聞かれたら、どんなものを想像するだろうか。
 私ならば、彼に起こされるか、彼を起こすかの二択と答えるだろう。目を覚ました私にあの優しい笑顔を向けて貰えただけで、どうにかなっちゃいそうな位幸せになるし。逆に私が先に目を覚ました時、普段の数倍は子どもっぽい寝顔を眺めてられるという特権がもれなくついてくる。
 当てられ過ぎだと、笑われるかもしれないけど、これは仕方がない。賭けてもいいが、初犯は絶対向こう。彼が先に私の心を奪ったのだ。その後はもう、アタックの連続だった。
 彼ったら要塞もかくやに鈍感で。だから想いが通じ合った時、私がどんなに喜んだのか、きっと知らないのだ。
「ん……みゅ?」
 猫みたいな声を上げて彼の瞼が開かれる。私はそれをじっくり眺めたまま、優しく彼の額におはようのキスを落とす。
「……大好きよ。愛してるわ」
「奇遇だね。僕もだよ」
 それは何の変哲もない、一日の物語。
 時刻は午後三時を少し過ぎた頃。普通なら午前を無駄にしたとなるかもしれないが、生憎私はそうは思わない。
 泥棒二人が甘くて優しい嘘を駆使して脱獄を果たしたら?
 その後は当然、夕方の逃避行(デート)と相場は決まっているのだ。
宜しければ前半の会話内容を優しくひっくり返して、是非もう一度。
ここへ繋がる物語も、覗いてみませんか?
[渡リ烏のオカルト日誌]

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