七鍵『悪徳貴族』登場人物一覧†第二部
登場人物一覧†第二部
小鳥遊 蔵人
/本エピソード『悪徳貴族』の主人公。
高校一年の演劇部所属で、皮肉屋かつ自虐的な性格だが、異世界での数多くの経験を得て若干改善された。
ファヴニルという悪を知り、領民たちの嘆きを聞き、胸中で小さく燃える正義の心が導くままに抗いの道を選ぶ。
魔法を使えるようになったものの、白兵戦はいまいち。また、服のセンスもダメダメ。
ファヴニル
/とても可愛らしい容姿の少年。
極めて子供じみた悪意の塊で、蔵人からは『悪魔』呼ばわりされる。
変化、堕落の魔法に長じ、一軍すら容易く葬る凶悪な邪竜。
ニーダル・ゲレーゲンハイトとの戦いで負傷し、療養中。
テロリスト集団「赤い導家士」を破ったクロードを、将来の宿敵として認める。
クローディアス・レーベンヒェルム
/マラヤディヴァ国辺境伯。控え目に言って無能な悪徳領主だが、古代魔法の知識だけは本物だった模様。
ファヴニルによって殺害され、影武者として蔵人が見出される。
彼の残した異世界召喚術式は、レーベンヒェルム領に良くも悪くも影を残す。
レア
/家事全般から経理事務、魔道機械の整備まであらゆる仕事をこなす万能メイド。
鋳造魔術という独自の魔法を使って、仲間たちを武装面で支援する。
ファヴニルによって歪められた停滞を壊し、未来を創ろうとするクロードに希望を見出す。
ソフィ
/古い地元宗教の巫女の末裔で、今は執事見習い。
異世界からやってきたササクラという男に師事し、薙刀や護身術を学ぶ。
わかりづらいクロードの優しさと真摯さに惹かれ、魔法や魔術儀式の手ほどきをする。
アリス
/黄金色の毛並みをもつ、猫にも狸にも似た愛らしい獣だが、戦闘時には漆黒の巨大な虎に変化する。
異世界の知的種族で、元は人類に敵対していたが、クロードと殴り合いの末に友人となる。
一緒に馬鹿をやったり、甘えたりするが、肝心のクロードは彼女が雌だと気づいていない。
セイ
/群雄割拠の戦争が続く、日本に少しだけ似た異世界の姫君。
敗戦の責を負い、自害したところを七鍵世界に召喚、クロードたちに救われた。
姫将軍と讃えられ、期待と重圧の中で過ごしたため、心を許せる友達がいなかった。
クロードと友誼を結び、年下の男子をからかう楽しさに目覚め、第二の生を満喫中。
エリック
/新生レーベンヒェルム領の領警察特別警備隊隊長。クロードとは良い喧嘩友達。
ブリギッタ・カーン
/新生レーベンヒェルム領の外交折衝担当官。エリックと交際中。
アンセル・リードホルム
/新生レーベンヒェルム領の出納長。経理総務企画営業庶務諸々担当という厳しい立場。行方不明の兄について心を痛めている。
ヨアヒム
/新生レーベンヒェルム領の領軍参謀長。縁の下の力持ち。
ニーダル・ゲレーゲンハイト
/西部連邦人民共和国の冒険者で、クロードの先輩、演劇部長こと高城悠生。
呪詛レーヴァティンと契約し、過去の記憶を失っている。
イスカ・ライプニッツ・ゲレーゲンハイト
/ニーダルの娘で、アリスの親友。
ボー
/御者
イヌヴェ&サムエル&キジー
/オーニータウンの守備隊員
ダヴィッド・リードホルム
/テロリスト団体”赤い導家士”の幹部。アンセルの兄。
ロジオン・ドロフェーエフ
/テロリスト団体”赤い導家士”の用心棒。
異世界(平行世界)からの来訪者でめっぽう腕が立つ。
レベッカ・エングホルム
/十賢家のひとつ、エングホルム家の令嬢。
ソフィ、アンセル、ダヴィッドの幼馴染。
ドクター・ビースト
/異世界人のテロリスト。
マッドサイエンティストにして兵器開発者。
ゴルト・トイフェル
/オーニータウン代官の血縁者。
3番目
/西部連邦人民共和国の特務部隊隊員。
イスカの姉貴分を自称するガンスリンガー。
【スペシャルサンクス!】
お友達の作者様が、各々の作品で七鍵世界を舞台に、素敵なコラボエピソードを書いてくださいました。心から御礼申し上げます。
ランディ
/鹿鳴館様作『異世界に巻き添え召喚されました』の主人公。クロードに心休まる時間をくれた。彼との出会いによって、醤油と味噌が作れるようになった。
リオン
/よっちゃん様作『転生サーガ~異世界勇者録~』の主人公。ディタール王国の国王。彼との出会いによって、クロードは統率者としての気概を学んだ。
≪マラヤディヴァ国簡易地図≫