挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

ブックマークする場合はログインしてください。

真っ白の星

作者:ボロズ
金星、火星の間にある星がありました。

その星はすごく昔、緑と青、そして白や黒、茶色などが調和していたきれいな星だったと言います。その星はどうしてこのような色になってしまったのでしょうか。


その星は時代によって色を変える、不思議な星だったそうです。
ただ、今ほどではありませんが、大部分が白い時代もあったそうなのです。

その時代もやがて終わり、緑が徐々に増え、青もまた増えていきました。

それと同時に茶色もまた増えていきます。

そのころ、白は南のほうに移っていきました。

ただ、緑・茶色が増えた時期から少しずつですが、赤が増えていきます。

それがどういったものかは今となってはよく分かっていません。

その時期から星は少し変わっていきました。

太陽が照らしていなくては星が輝くこと、また色を出すのはその星にとっては不可能でした。

しかし、太陽が照らしていない時でさえ黒の部分が少なくなり、輝いている部分があったのです。

その原因もまた、分かっていません。

ただ、その星はその時期に段々と薄い膜に覆われていくことになりました。

それは輝いているところが多くなったときに、より分厚くなっていきました。

その膜の正体もいまだにわかりません。

ところが、その星は膜が分厚くなってきたことにより、様子が変わっていったそうです。

その膜がその星を覆ってしまった頃、白い部分はほとんどなくなっていました。

同時に青の部分が大きくなり、緑の部分もまた少し増えていました。しかし、茶色の部分はかなり少なくなってしまいました。

やがて、白はなくなってしまいました。

その頃には茶色の部分は少しばかり増えたそうです。

妙なことに白がなくなったと同じ時期に、緑に変化が現れました。

異常なほど、緑が増えていくのです。

緑は次々と青や茶色を(むしば)んでいきました。

はじめは星を覆っていた分厚い膜も徐々に減少していきました。

その膜は緑が増すにつれて、ますます減少していきました。やがて、茶色はなくなり青は多少、残っているぐらいでした。

その頃になると膜はなくなってしまいました。

しかし、その膜がなくなると同時になくなっていたはずの白が急速に増えていきました。

それの原因もよく分かっていません。

白が増えていくにつれて、緑も急速に少なくなっていきました。

それにつれて、黒の時にあった輝きも徐々に減少していきました。

やがて、その星は真っ白になりました。

そこには茶色や青、また黒や輝きも全くありません。

真っ白な星。

今までずっとその星を見てきましたが、その星が美しいというべきなのか、もしくは荘厳とも言うべきなのか、

僕には判断ができません。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ